安物買いの銭失いエピソード

シンプルライフ

私の安物買いの銭失いエピソード3つ。貧乏こそしっかり物を見極めよう

最近失敗したなと思う買い物はありますか?私は3つあります。3つとも安いからという理由で購入したのですが、結局使い勝手が悪く買い替えたり手放したりすることに

買い物上手を気取ったこの安物買いにより、結局4000円以上のお金を失いました。(泣)今回はそんな私の買い物失敗エピソードと反省点・今後どうするかを告白するので、反面教師にしてください。

私が最近「安物買いの銭失い」をした物たち

元々は幼い頃から汚部屋で片付けが苦手でしたが、ここ数年で断捨離を頑張って大分物を減らした30代主婦の私。

2022年はミニマリストの方々の影響を大いに受け、物を減らしに減らし断捨離に半分成功しました。

それ以来買い物は慎重になり、ネットで買うときは即ポチせずにかなり慎重に口コミを調べて購入するように。

それでも最近失敗してしまった買い物が3つあるので、自分への自戒も込めて公開します。

最近失敗した買い物

  • 布団の敷きパッド
  • 100均のマグネットフック
  • セール品のスカート

再びこれらの失敗を繰り返さないように、なぜ買ったのか、何がダメだったのか、今後どうするかを考察してみたので、買い物の仕方にお悩みの方は是非最後まで読んで教訓にしてください。

安物買いの銭失いとは?

そもそも安物買いの銭失いとはどういう意味なのか、まずはgoo辞書で調べてみました。

安価な物を買うと、品質が悪かったり、すぐに買い替えなければならなかったりするので、かえって損になるということ。

なるほど、今回私がした買い物の失敗はまさにその通りでした。身に染みる言葉ですが、このように格言として残っているということは、多くの先人も経験していることのようです。

私がケチって失敗した買い物3つ

それでは、先ほど紹介した私の買い物失敗例3つを詳しく見ていきたいと思います。

在庫処分価格の布団の敷きパッド

毛玉だらけの敷パッド
1回洗濯しただけでこの状態です

実は、昨年度の断捨離で手放した夏用の布団敷パッド。長年使用していて擦り切れてきたのもあり、なくてもいけるだろう!と思い切って秋口に断捨離したのでした。

しかし実際再び暑い夏が到来すると、やはり敷パッドなしでは暑い!しかも布団がへたって薄くなっているので寝心地も最悪です。

そんなわけでやっぱり夏の敷パッドは必要!ということで再度購入することに。(我が家にはやはり必要と分かったので、古いものを断捨離したこと自体は後悔していません)

値段もピンキリでしたが、そこまで品質は変わらないだろうとタカをくくって、たまたま生協の在庫処分で出ていた格安の夏用敷パッドを購入したのでした。

なんとシングル3枚セットで3000円ちょっと!1枚1000円ぐらいだったので、失敗してもまぁいいやぐらいの軽い気持ちで買いました

届いたときは薄さは気になるものの見た目も普通で寝心地も快適だったのですが、問題は1回洗濯した後でした。

毛布コースで洗濯したにも関わらず、毛玉だらけのごわごわに!毛玉を取ろうとすると、表面の布が裂ける始末…。(泣)

100歩譲って毛玉だらけになるのは仕方ないとしても、本当の問題はそのあとでした。中の詰め物(ポリエステル綿)が大量に出てくるのです。

とってもとっても毎日ふわふわ。さすがに健康被害が心配になってきて(吸い込んでいそうで)、結局使用数週間で買い替えを決意。

新しい敷パッド
新しいものは一回選択した後もふわふわ

新しく購入したものは約3000円と前回購入した3枚セットと同じくらいの値段でした。こちらは口コミでも確認済みでしたが、実際1回洗ってみても毛玉は出ず!快適に就寝できるようになりました。

(購入したのは下記リンクのワイドキングサイズ。シングル2枚分並べて寝るのにぴったりサイズのものです)

結局敷パッドの買い替えに6000円強。それなら1枚2000円台で来年も使えるしっかりした敷パッドを最初から購入しておけばよかったなと後悔しました。

100均のマグネットフック(他メーカーそっくりさん)

常々、洗濯機にマグネットで付けられる洗濯用ハンガーラックが欲しいと思っていた私。

100均のダイソーに出かけた際に、欲しかった山崎実業(TOWER)マグネットフックと同じようなものを発見(しかも2個セット)。

100円だし、本当に必要かどうか分からないしまずはコレを買って試してみよう!

と思い立ち購入しました。

見た目は欲しかったタワーのものに劣らずスタイリッシュでしたが、問題は品質でした…。

ハンガーをかけてみた

ハンガーをフックに掛けて洗濯機にくっつけておいて数日、突然ガシャーンという音がして見に行くと、フックが落下

もう1つ冷蔵庫に付けておいたものはエコバッグを数個引っかけていましたが、そちらもズルズルと下がり続けました。(泣)

それもそのはず、この商品は耐荷重が300gしかなかったのです。本家のフックはなんと耐荷重2㎏

それでも軽いハンガーやエコバッグなら掛けられそうですが、マグネット自体が弱いのでちょっとした振動でもずれて落ちてしまいます。

使い勝手も良くないですが、気持ちの上でも元々タワーの商品が欲しかったのを妥協して購入したものなので、心のどこかで「ニセモノを使っている感」があり愛着を持てませんでした

そんなわけで手放したい100円のフックですが、いざ捨てようと思うと申し訳ない気持ちに…。(消耗品ではないですし壊れてもいないので)

捨てるのにもパワーが必要です。そしてそっくりでも、値段の分だけ品質も違います。

最初からタワー製品を買っておけばよかった…

と後悔しました。

来年履こうと思ったセール品のスカート

購入したナロースカート

私はよく下着の買い替えなどのタイミングでユニクロオンラインを利用するのですが、送料を無料にするために「なくても困らないけどちょっと欲しい物」をつい購入するクセがあります。

昨秋のオンラインストア利用時に物色して購入したのが、流行っていたロングスカートであるナロースカート(黒色)。どちらというと夏素材ですが、セールで1000円台になっていてとてもお得でした

別メーカーのロングスカートを過去に断捨離していた私ですが、

シンプルなロングスカートがやっぱり1枚あったら便利だよな~来年の夏場に活躍しそうだし

と思いついで買いしたものでした。

実際届いたものを履いてみると、なんとなく違和感。パーソナルカラー的に黒色が似合わず骨格診断的に素材が似合わないというのもあったのかもしれません。

それでも見慣れてないだけかも!と思い、失敗は認めず来年夏用にと畳んでしまっておきました

そしていざ実際夏になってみると、やはり履かない…。どうしても手が伸びません。試着せずに購入したもので、似合わない(失敗したかも)と1回思ったからというのもあるとは思います。

それ以外の原因を考えてみると、

そもそも元々持っていたロングスカートを断捨離したのは家にいるとき犬の毛や畳のカスがつきやすくイライラいしたからなのに、それを忘れてまた同じような暗色のスカートを買ってしまったから。

そして、今年は今年で履きたいものが違うから。

同じナロースカートでも、今年は今年で微妙にデザインや色が違う今年の流行に合ったものが出ています。やっぱり新しいデザインのものが新鮮に見えるもの…。

手軽なファストファッションこそ流行を大切にして「今」身に付けたいものを購入することが大切だなと実感した失敗例でした。

安物買いの銭失いから学んだこと【反省点】

世の中のすべてのものが「安かろう悪かろう」ではないですし、安くても良いものを作ろうと努力している企業や職人さんがいることは確かです。

それでも今回実際に安い品物を買って失敗して感じたのは「物の値段にはそれなりの理由がある」ということ。つまり高い物には高いなりの理由があるのです。

その理由はブランドだったり使っている原材料の違いだったり縫製の手間の違いだったり生産地の違いだったりと色々だと思いますが、コストと利益と売れ筋価格を計算して妥当なラインで製造販売者は値段決定しているはず

私が購入した敷パッドは在庫処分品とはいえ、不自然に安すぎでした

物の適正価格から大きく外れたものは、何かしらの訳ありということかもしれません。(敷パッドシングルの場合は安くても2000円台が適正価格)

ダイソーのフックでいえばタワーに見た目はそっくりでも、耐荷重が全く違う=マグネット強度が桁違い…というのが安い訳ありでしょう。

私が失敗したユニクロのスカートの場合は他の2つとは少し異なり、流行を追うファストファッションの服なのに「安いから」という理由だけで試着もせずに購入・しかも「買ってすぐに着ないで翌年に持ち越し」したことが失敗の原因です。

一見定番品がありそうな洋服ですが、Tシャツのような定番の型でも時代の流行に合わせ微妙にデザインが毎年変わっています。(アパレルで働いてたこともあるのに、すっかり忘れていました汗)

来年になれば自分の体型もまた変わります。来年の自分のためにとセールで安い物を買っておくのではなく、セールだろうがなかろうが「今」「自分が着たい」と思う服を買うべきだと反省しました。

できれば試着して。特に服や敷パッドなどの直接肌に触れる布物は、実際に自分の目で見て触ってみると失敗がかなり減るように思います。

ネットで買うにしても、近所にある大型ショッピングセンター等で実物が見られるのであれば一回本物を手に取って確かめてみることが大切と痛感しました。(汗)

他にも買い物失敗例が知りたい方は、下記記事もチェックしてみてくださいね。

失敗を通して【今後はどうするか】

最後に、最近の買い物の失敗(安物買いの銭失い)を経験した上で、今後失敗したないために私はどうするのかをまとめて終わります。

今後気を付けること

  • 「似ている安物(模倣品)」ではなく、高くても欲しい物は正規品を買う
  • 流行のある服は今買ってすぐに着るものを買う(安いからと来年用を買わない)
  • ネットで買うにしても、服や寝具など付け心地が重要なものはなるべく実物を見に店舗へ行く
  • 半年以上の長期で毎日使うものは適正価格帯より大幅に安すぎるものは買わない
  • もし失敗した!と思ったらすぐに手放す

食品や洗剤、紙類など「使えばなくなる消耗品」であれば、たとえ安物買いをして失敗したとしても消費すればなくなるので、それほど買うのに慎重になる必要はないかなと個人的には思います。

問題は「安いからという理由で買ったインテリアや実用品」。不良品ではないので、使っても簡単に壊れないし物が自分から消えてなくなることはありませんよね。

捨てるのも環境に悪いことをしている後ろめたい気持ちになりますし、一苦労です。

気に入っていなくても、毎日自分の視界に入ります。その度にプチストレスを感じ続ける必要が…。しまい込んだとしても、そこから物の「使ってよ!」という負のオーラが(汗)。

というわけで、これからは飾って楽しむインテリア用品は妥協して買わずに多少高くても本当に気に入るものを買いますし、

半年以上の長期間使う実用品は、適正価格態以上で家計と折り合いのつく予算内で今後探すようにしていきます。

それでも魔が差して今回のように安いからという理由で買い物をして失敗してしまうこともあるかもしれません。そんなときは、失敗を認めてすぐに断捨離するようにします。

犠牲になった物には申し訳ないですが、その罪悪感が、次の同じ過ちを防ぐための一番の特効薬のはずです。

まとめ

今回は、ここ1年以内で私が失敗した安物買いの銭失いエピソードを3つご紹介しました。安いからという理由の買い物で、結果4000~5000円ぐらいのお金を失ってしまいました。

中には安くても良い品がありますが、それらを見つけるのは至難の業。お金がないからこそ、長く使うものや肌に触れるものは多少値の張るものを購入した方が結局節約にもなるということを学びました。

この失敗経験を無駄にせずに、衝動買いせず、自分にとって値段と品質のバランスの良い品物を選べるように、精進していきます。

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