奈良市議会議員、鍵田美智子

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2025年版|奈良市議会議員・鍵田美智子の発言・実績まとめ

奈良市議会議員・鍵田 美智子(かぎた みちこ)氏は、2025年現在3期目。市民目線の現場主義で地道に行動する議員です。

この人ってどんな議員?何をやってきたの?そんな素朴な疑問に答えるために、鍵田議員の活動や発言を市民の目線でギュッとよみやすく整理してみました。

選挙での議員選びの参考にもなるよう、できるだけ偏りなく情報をまとめています。

 👩💼 鍵田美智子 議員プロフィール

奈良きたまちの街並み

氏名:鍵田 美智子(かぎた みちこ)

年齢:65歳(2025年6月時点)

出身:不明※現在は奈良市在住(昭和35年1月1日生まれ)

会派:新世の会

委員会: 観光文教委員会

当選回数:3回(初当選:2013年※53歳)

経歴概要:

近畿大学附属高校を卒業後、大阪デザイナー学院(服飾科)、国際エステテック INFAスクールで専門知識を習得。
民間では三幸㈱企画課で商品企画に携わり、榎本会計事務所・阪奈スポーツクラブ・西奈良中央病院訪問介護課など多業種で現場経験を積む。
その後ROUND KEY㈱ 代表取締役として起業し、福祉や地域活性の事業を手がける。
2013年奈良市議会議員に初当選。以降3期連続当選し、行財政改革や地域主導型まちづくりを推進。

政治一家に嫁ぎ(義父:元衆議院議員・鍵田忠三郎/夫:元奈良市長・鍵田忠兵衛)、夫亡き後政界入りしたが、家名の権威に頼らず“市民目線”の現場主義を貫く。ホームヘルパー2級資格も持ち、福祉現場の声を政策に反映している。

注力分野:福祉・終活支援/教育・地域整備/環境・循環型社会

主な所属団体:

  • ROUND KEY株式会社 代表取締役

※当ブログでは、肖像権・著作権の観点から、議員の顔写真は使用しておりません。議員の詳細なプロフィールや顔写真は、各公式サイトや奈良市議会ホームページのリンクからご確認ください。

🧾 議会での発言・質問内容とスタンス(評価つき要約)

会議での発言をイメージしたマイク

※議事録からの客観的記録に基づき、発言要旨と議員の考え方を整理して紹介します。

🎤 発言回数と傾向(2021〜2025)※個人質問のみ

▶ 発言件数:現任期(2021〜2025年)の市議会の中で本会議・臨時会(194件)委員会(532件)を通じて726(奈良市会議録検索システムによる集計)。

議長として発言が223件質問件数は多く、各定例会では必ず発言しており、活発な議員であるといえます。

鍵田議員は議会において、福祉を核に「暮らしの足元から社会全体まで」をつなぐ視点を持ち、生活現場から派生する課題を一貫性を持って多角的に取り上げています。

🧾 議会発言より(個人質問の一部抜粋要約と評価)

2025年3月|定例会

単身世帯の孤立・終活支援・死後対応に関する総合的提案

  • 奈良市で一人暮らしの高齢者や身寄りのない人が増えており、死後の対応(葬祭・埋葬)が行政に委ねられるケースも年々増加している。

  • 行政は「見守り」「終活支援」「死後事務」に包括的に対応できる体制を早急に整えるべきと提案。

  • 医療現場での本人の意思確認や尊厳ある医療判断の支援体制についても、市の役割が求められている。

  • 永代供養や霊園整備の推進を評価しつつ、今後さらに「市民が最期まで安心できる支援制度」の整備を強く要望した。

  • 鍵田議員は、「誰もが孤立せず最期まで安心して生きられる社会」を目指す視点から、市の終活支援や見守り体制の整備を強く訴えています。福祉を重視している様子がうかがえます。
  • 数字の背後にある“人の命と尊厳”に真摯に向き合う姿勢が際立っており、制度や現場の実情に即した具体的な提案力と、感情面への共感力を併せ持つ人物といえます。
  • 行政の責任を問いつつも、職員や現場への感謝を忘れないバランス感覚も評価できる点。

2024年12月|定例会

  • 佐保小と鼓阪小の統合による新校舎建設について、なぜ今さら再議論になっているのかと疑問を呈し、これまでの地域と議会の努力を尊重すべきと主張。

  • 地域の声の反映と対話の重視を訴え、一部の意見を全体の声と誤解することで学校や教員、生徒に悪影響が出ていると懸念。

  • 古い校舎の老朽化を踏まえ、現代の教育にふさわしい新しい施設づくりの必要性を強調。

  • 旧鼓阪幼稚園の跡地活用については、民間活用だけでなく、地域活動の拠点としての役割を期待し、市の説明責任と対応力を問う。

  • 少子高齢化が進む地域において、住民が不安を感じず、将来に希望を持てるまちづくりを進めるべきと提言。

  • 鍵田議員は、地域の声と教育現場の尊重を第一に考える「現場重視型」議員。学校統合を単なる施設の問題とせず、そこに関わる「人」や「地域の未来」に重点を置く姿勢が目立ちます。
  • 対立や混乱を避けるために丁寧な対話を求め、行政と市民の橋渡し役を果たそうとしています。将来に向けた前向きなビジョンを描く力がある議員と言えます。

202年9月|定例会

  • ごみ処理の課題: プラスチックごみの多くは費用がかかる割に有効活用されておらず、焼却灰の処理にも年間5億円以上かかっている。ごみ焼却施設はエネルギー施設としても再設計が必要。

  • 再エネと資源活用: 市長のバイオガス化視察を踏まえ、奈良市でも生ごみや草木を活かす取組を本格化させるべきと提案。

  • 体制強化: 環境政策課の人員ではゼロカーボンの推進が困難。横断的な体制(総合政策・財政を含む部署)を新たに作るべきと主張。

  • 林業政策: 森林環境税を活用し、木造公共施設や木質化などを通じてCO₂削減に取り組むべき。

  • 農業政策: 有機農業やスマート農業を支援し、学校給食で有機野菜を使うなど、子どもの健康と地元農業を守る政策を要望。

  • 鳥獣対策: 奈良のシカの特殊事情を踏まえつつ、被害防止と命の活用(ジビエ化)を両立する循環型の取り組みを提言。

  • 組織改革の提言: 林業・農業を観光経済部が所管する現状に限界を感じ、脱炭素社会の実現に向けた体制見直しを求めた。

  • 鍵田議員は、環境・資源・農林業を「循環」の視点で一体化して考える戦略的思考の持ち主。現場の制約や限界を理解しつつ、組織改革や横断的連携を重視する実行志向が強いです。
  • 市民目線での分かりやすい施策提案(例:給食への有機野菜導入)も特徴で、「やるべきことを後回しにしない政治」を訴える姿勢が印象的。
  • 持続可能な未来を見据え、細部に目を配りながら市政を前に進めようとするタイプの議員です。

🧭行動履歴・活動実績(客観的に確認できる動き)

※以下は議員通信・SNS・視察記録・市議会公式サイトなどで確認できる「実際に行ったこと」に基づく内容です。

📝 最近の主な行動(鍵田議員)一部抜粋 

  • 2025年4月 登下校見守り作業・佐保川清掃作業
  • 2024年3月 奈良の鹿保護管理計画検討委員会を傍聴
  • 2023年11月 オーストラリアのキャンベラまで観光文教委員長として仲川市長に同行する形で、出張
  • ティックトックで定期的に奈良市の取り組みを現地に赴き紹介
  • 定期的に駅前などで街頭演説を行う
  • 自作の市政報告「かぎた美智子」をネット上(PDF形式)で年2回程度、定期的に発行配布。議会についてや自身の考え行動を市民にもわかりやすい言葉でまとめてありました。

📌 選挙時の主張(2021年・選挙公報より)と進捗状況

「市民目線」いつも、いつまでも

地域が主役の市政へ

将来のまちづくりへ市が地域をサポートする体制を構築。

コロナ対策の強化

全世代へのワクチンの早期接種、有事の際の備蓄強化、市内経済対策最優先。

市北部の未来デザイン

ドリームランド・奈良監獄跡地の利活用を進め、鴻ノ池運動公園と面的な活性化。
また市内で最も歴史のある鼓阪小学校の講堂の文化的価値を発信し、地域の宝を守り抜く。

ムダやムリの排除

財政健全化に向けて行政・財政運営に対して厳しい監視。
身の丈に合った市政運営。

地域循環型の経済へ

アフターコロナの新しい時代に合った地域循環型経済へ。

🧭 鍵田議員の理念・信念

理念信念・具体的な政策は上記の選挙公報の通りですが、信念については公式サイトのあいさつ文から追加で読み取れたので追記します。

  • 社会の変化を冷静に見つめ現実を直視
     → 孤独死や単身世帯の増加といった統計データに基づいて、社会の構造的な変化を的確に捉えています。

  • 変化を前提とした柔軟な対応をする
     → コンビニ食品や流通の変化を具体的に例示し、時代の流れに応じた施策や市政のあり方を模索している姿勢が見えます。

  • 市政の痛みにも真摯に向き合う覚悟
     → 学校の統廃合のような“避けがたいが痛みを伴う”政策課題に対しても、「精神的に厳しい」と述べながら、逃げずに向き合う姿勢を強調しています。

  • 未来志向と希望の共有
     →「未来に希望が持てる計画にしたい」と述べており、批判や現状分析にとどまらず、前向きな解決志向を大切にしていることがうかがえます。

「社会の変化を直視しつつも、市民にとって希望が持てる現実的な未来設計を目指す」という、地に足のついた理性的かつ温かな信念が感じられます。

進捗

  • 奈良市北部の歩道整備や鴻ノ池エリア再生(旧監獄ホテル・公園連携)は着実に進行中で、
    一方、ドリームランド跡地活用や鼓阪小の文化資産化は議論段階にとどまっています。
    コロナ・財政の側面では施策が継続されており、「地域が主役」を意識した支援体制へ向かう路線は全体として進展が見られます。

鍵田氏の政策方針の一部として、選挙投票時の参考にしてください。

💰 政務活動費(令和5年度)

政務活動費は資料費・印刷費・会議費・交通費などに使用されます。鍵田美智子議員の政務活動費の詳細は新世の会のPDFにて公開中ですのでご確認ください。

📌 市民として読み解くポイント

評価している図

鍵田議員は、現場に根ざした市民目線の政策を丁寧に積み重ねる実務派
終活支援や教育、環境など幅広いテーマに取り組みながら、「声なき声」に寄り添う姿勢が一貫しています。
目立たずとも“支える政治”を実践する、市民の安心を静かに形にする存在といえるでしょう。

🧾 総合的な評価と考察

鍵田美智子議員は、福祉や終活支援といった繊細で現実的な課題に地道に取り組む、実務派の市議です。
名門政治家家系に嫁ぎながらもそのことに胡坐をかかず、個人として“声なき声”に寄り添い続ける姿勢は、市民の共感と信頼を集めています。

議会では派手な主張は少ないものの、着実な提言と実現力を持ち、地域整備や公共福祉の推進に貢献してきました。ただし鍵田議員は「福祉の人」ではなく、「生活を起点にまちを考える人」。
全体像を見ていないのではなく、「市民の実感を通して、構造にアプローチしている」タイプの政治家です。
政党に属さず、あくまで市民目線で動く中立性も大きな強みです。

一方で、HPはやや閲覧性に欠け、発信媒体がFacebook中心で若年層に届きにくい側面があります。
最近はTikTokでの発信も始めたものの、X(旧Twitter)やInstagramには未対応。広報戦略の強化に期待です。
都市全体の構想力よりも生活密着型の政策に重きを置くスタイルですが、それが“足元から支える政治”として機能しています。
総じて、静かに信頼を積み上げる“地域の代弁者”として、奈良市政における重要な存在と言えるでしょう。

※本評価は2025年6月時点の議会発言、公開プロフィール、地域活動実績に基づいた中立的な要約とそれに基づく一市民目線での評価と考察です。

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