大西あつふみ・奈良市議会議員

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2025年版|奈良市議会議員・大西淳文の発言・実績まとめ

奈良市議会議員・大西 淳文(おおにし あつふみ)氏は、奈良市出身で、2025年現在2期目。行財政改革や制度の見直しに一貫して取り組む実務派の議員です。

この人ってどんな議員?何をやってきたの?そんな素朴な疑問に答えるために、大西議員の活動や発言を市民の目線でギュッとよみやすく整理してみました。

選挙での議員選びの参考にもなるよう、できるだけ偏りなく情報をまとめています。

 👦💼 大西淳文 議員プロフィール

東大寺大仏殿

氏名:大西 淳文(おおにし あつふみ)

年齢:63歳(2025年6月時点)

出身:奈良県奈良市(昭和37年6月9日生まれ)

会派:日本維新の会奈良市議団

委員会: 建設企業委員会・行財政改革及び公共施設等検討特別委員会

当選回数:2回(初当選:2017年※55歳)

経歴概要:

奈良市出身。奈良育英高等学校、奈良県立短期大学(現・奈良県立大学)卒業。
奈良市職員として勤務し、児童福祉司などを務める。行政書士としての資格も有し、暮らしに寄り添う立場から地域課題に関わってきた。
2017年に奈良市議会議員に初当選。以降、身を切る改革や生活に根ざした制度改善を訴え、市民目線の政策提言を続けている。2人の子供の父。

注力分野:行財政改革・財政の効率化/防災・インフラ整備/生活支援・市民福祉

主な所属団体:

・日本維新の会 奈良県総支部

※当ブログでは、肖像権・著作権の観点から、議員の顔写真は使用しておりません。議員の詳細なプロフィールや顔写真は、各公式サイトや奈良市議会ホームページのリンクからご確認ください。

🧾 議会での発言・質問内容とスタンス(評価つき要約)

会議での発言をイメージしたマイク

※議事録からの客観的記録に基づき、発言要旨と議員の考え方を整理して紹介します。

🎤 発言回数と傾向(2021〜2025)※個人質問のみ

▶ 発言件数:現任期(2021〜2025年)の市議会の中で本会議・臨時会(238件)委員会(836件)を通じて1074(奈良市会議録検索システムによる集計)。

議長として発言が14件

大西淳文議員は奈良市議会内でも発言数は上位に位置する積極的な議員です。
議会質問では制度の不備や財政運用の効率性に着目し、具体的な改善提案を繰り返しています。
数の多さだけでなく、実務的・建設的な指摘が多く、市政に対するチェック機能を丁寧に果たしている姿勢がうかがえます。

🧾 議会発言より(個人質問の一部抜粋要約と評価)

2024年9月|定例会

① 自治会交付金とガバナンスの透明性

  • 自治会交付金に関する不正・誤申請の防止策として、会員名簿など根拠書類の提出を義務化すべきと提案

  • 一部自治会での集合住宅住民の加入拒否を問題視し、是正を要望。自治会の会則例に「入退会の意思表示が明記されていない」点を改善すべきと指摘

② 高齢者の労働環境と熱中症対策

  • シルバー人材センターの除草作業中の熱中症リスクに対し、休憩ルールや作業中止判断の明文化を求める

③ 鴻ノ池運動公園の防災拠点化について

  • 鴻ノ池運動公園に防災機能(耐震水槽、発電、マンホールトイレなど)の総合整備を提案。防災井戸や既存設備だけでなく、全体計画をもった整備を要望

④ クリーンセンター委員選定の公正性

  • クリーンセンター建設に関連し、「申請人の会」の意見を無視した委員構成を問題視し、是正を求めた。市長が一部個人を拒む姿勢に対し、「申請人の代表として正当」との立場で反論

⑤ ハラスメント調査の実施要望

  • 市長がハラスメントアンケートを実施しない方針に反対し、「調査を通じて改善に活かすべき」と主張

  • 制度の曖昧さや運営の不公平を見逃さず、具体的な改善策を示しながら是正を求める実務志向の姿勢がうかがえます。
  • 行政の透明性と説明責任を重視し、市長や自治会に対しても市民目線で遠慮なく意見をぶつける姿勢が一貫しています。
  • 対立を避けずに公正性や効率性を追求する姿は、“チェック機能”を果たす責任感の強い議員像を感じさせます。

2025年3月|定例会

① 市民規格葬儀制度の導入提案

  • 大阪市や枚方市など他都市の事例を紹介し、安価で安心な葬儀制度(規格葬儀)の奈良市導入を再提案

  • 市はまだ判断中だが、大西議員はすでに業界団体から「協力可能」との感触を得ていると主張。制度導入により、市民の選択肢が広がり、生活支援につながると訴えた

② 首長の多選と市政運営への懸念

  • 奈良市長の4期目(多選)の市政運営が独善的ではないかと問題提起

  • 特に、七条地区へのクリーンセンター誘致の進め方などを例に挙げて、緊張感の欠如を指摘

  • 副市長に対し、「市長に進言・諫言する役割を果たしているか」を問いかけた

③ 財政調整基金の取り崩しとプレミアム商品券発行への批判

  • 商品券発行に市の積立金(財政調整基金)を充てることに疑義を呈し、法令上の適正性を追及
  • 市長が「選挙対策的なバラマキと見られかねない」と懸念を示し、政策の是非を選挙で問うべきだと主張

  • 制度提案型であり、他都市の先行事例や法令をもとにした冷静な論拠構築力がある議員像が見えます。
  • 市政の透明性や公平性を重視し、市民サービスと財政健全性の両立を丁寧に追及する姿勢が一貫しています。
  • 首長への忖度を避け、行政の暴走を防ぐための牽制役としての自覚と責任感がにじむ質問でした。

2024年6月|定例会

1. 基金(市のお金の貯金)の運用について

  • 他都市では基金を「国債などの安全な投資」で運用して利息を得ているが、奈良市ではやっていない。

  • 現在の運用はほぼ「普通・定期預金」で利息が0.03%と極めて低い。「運用益を増やす努力が足りない。職務怠慢では?」と厳しく指摘。

  • 大和郡山市などの具体例を出し、奈良市も債券運用戦略を立てるべきと提言。

2. 少子化対策・結婚支援について

  • 奈良市は20〜45歳女性の数は他市と同等なのに、出生数が圧倒的に少ない。要因は「結婚している女性の割合」が明石市・大津市などより大きく低いこと。

  • 「結婚支援策」が不足しているとし、他市のように積極支援すべきと訴える。「調査研究では遅すぎる、先んじて動くべき」と、迅速な政策対応を求める。

3. 施設包括管理業務の導入について

  • 建物の維持管理業務を一括で外部委託することで「コスト削減・業務効率化」が可能。明石市や大津市の成功事例を示し、奈良市も調査・導入を前向きに検討すべきと提言。

  • 「技術職員不足」などの課題にも対応できる制度だと評価。

4. クリーンセンター(ごみ焼却施設)の候補地選定について

  • 現在の候補地・七条町は「学校や病院から300m以内でダメ」という契約に違反している可能性

  • 「申請人代表に直接確認すべき」「他の場所の可能性も検討すべき」と提案。現状の進め方は「手順を飛ばしていて説明責任が果たせない」と厳しく批判。

  • 現実的な財政運用と効率化を重視する実務派。他市の成功例を積極的に学び、データに基づいた提案が多いです。
  • 形式だけでなく「市民に説明できるか」を大切にする、誠実で責任感のある姿勢がうかがえます。

🧭行動履歴・活動実績(客観的に確認できる動き)

※以下は議員通信・SNS・視察記録・市議会公式サイトなどで確認できる「実際に行ったこと」に基づく内容です。

📝 最近の主な行動(大西議員)一部抜粋 

  • 2023年11月 大安寺で地域自治協議会主催の秋まつりに参加
  • 2023年10月 地域の防災訓練に参加
  • 2023年7月 地元の地蔵盆に参加
  • 2023年7月 日本維新の会の統一行動として、奈良県総支部でも各地区に分かれて活動
  • 自作の市政報告「大西あつふみ議会報告書」をネット上(PDF形式)で定期的に発行配布。議会についてや自身の考え行動を市民にもわかりやすい言葉でまとめてありました。特に「大西チェック」としての議案に対する考察はわかりやすかったです。

📌 選挙時の主張(2021年・選挙公報より)と進捗状況

日本維新の会(公認)
「古い政治を壊す。新しい政治を創る。」

  • 議員定数7人削減、議員報酬2割削減

  • 馴れ合いもたれ合いの談合政治の解消と打破

  • 令和7年度に向けた奈良県下の水道事業統合阻止
     (奈良市民皆様のデメリットとなる事業統合)

  • 下水道使用料金の10%以上の値下げ
     (県流域下水道維持管理費負担金の過払い解消)

  • 負担軽減となる市民葬、規格葬儀の制度導入

  • 18歳まで子ども医療費助成の拡大

➡ 等々を目指して議員活動を全力で取り組みます!!

私たちも応援します!
日本維新の会 代表:松井一郎
副代表:吉村洋文、清水勉、前川清成

🧭 大西議員の理念・信念

  • 「前例踏襲」や「事なかれ主義」の行政を打破し、奈良市に変革をもたらす

  • 身を切る改革(議員定数削減・報酬削減)を断行し、政治家自身が覚悟を示す

  • 削減した財源を、教育無償化など未来への投資に活用すべき

  • 古い政治や既得権益から脱却し、納税者が納得できる政治を実現する

  • 大阪での維新改革を奈良市でも実現し、住みよいまちをつくる

具体的な政策は、上記選挙公報の通りです。

進捗

【行財政改革・財政健全化】議員報酬・定数削減の主張を継続
 → 議員報酬2割削減・定数7人削減を公約として掲げ続け、身を切る改革を訴え

積立基金の利回り改善を実現→ 他都市の事例を引き合いに出し、奈良市の基金運用を「定期預金中心」から「安全な債券等による利率改善」へと促した

奈良県流域下水道維持管理負担金の引き下げを実現→ 長年の指摘により、令和7・8年度に約4億円の市負担軽減

【子育て・教育支援】奨学金返還支援制度の創設に寄与→ 若者定住や少子化対策の一環として、制度創設が実現

18歳までの子ども医療費助成の拡充を訴え続ける→ 継続的に議会で訴え中(制度拡充は市の方針次第)

結婚支援施策の導入→ 出会い支援やマッチングアプリ講習会等の実施へつなげた

【防災・公共整備】防災基本条例の制定に貢献→ 市民の防災意識向上のための条例制定を後押し

マンホールトイレ・防災井戸の整備計画を推進→ 下水道地震対策計画を提案し、令和8年度より整備工事開始予定

鴻ノ池運動公園の防災拠点化を提案→ 耐震水槽や発電設備、トイレ整備を含む総合整備を訴え(2024年9月定例会)

【生活支援・福祉】市民規格葬儀制度の導入を再提案→ 他都市事例や業界団体の協力を根拠に実現を強く要望(2025年3月定例会)

アピアランスケア助成の対象拡大に貢献→ ウィッグ・乳房補正具に加え、眉毛・まつげも助成対象に

市民農園設置を推進→ 指摘により補助制度が整備され、市街地での開設が進む

国保の高額医療費申請手続きの簡素化を実現→ 初回のみ申請で自動償還が可能に

【公共事業・地元業者支援】市内業者の下請選定優先化を実現→ 下請負率の低さを指摘し、非選定時には理由書の提出を制度化

【環境・まちづくり】ポイ捨て防止条例の適用区域を全市域へ拡大→ 繰り返しの議会指摘により、令和5年4月から全市域が禁止区域に

自身の公式HP内で、進捗について明記されていて分かりやすかったです。大西氏の政策方針の一部として、選挙投票時の参考にしてください。

💰 政務活動費(令和5年度)

政務活動費は資料費・印刷費・会議費・交通費などに使用されます。大西淳文議員の政務活動費の詳細は日本維新の会奈良市議団のPDFにて公開中ですのでご確認ください。

📌 市民として読み解くポイント

評価している図

大西議員は、制度の不備や財政の非効率に対して具体的な改善を提案する実務型の議員です。
生活支援や防災など市民の安心に直結する分野にも継続的に取り組んでいます。

強い指摘力が持ち味ですが、発信のわかりやすさや協調性の面では今後の工夫に期待が集まります。

🧾 総合的な評価と考察

大西議員は、行財政改革や制度の見直しに一貫して取り組む実務派の議員です。
特に、基金の運用改善や下水道負担金の引き下げ、防災インフラの整備促進など、財政の効率化と生活現場に根ざした提案を粘り強く行ってきた姿勢は高く評価されます。

発言数も非常に多く、内容も制度運営や条例整備に踏み込んだ具体性のあるものが多く、市政のチェック機能をしっかりと果たしている印象があります。

一方で、やや指摘型・追及型に寄る傾向もあり、協調的な提案型アプローチとのバランスをどうとるかは今後の課題といえるでしょう。

また、情報発信については公式サイトが定期的に更新されている点は好印象ですが、構造や視認性に改善の余地があり、市民にとって少々見づらいのがもったいないところです。

SNS(X)は2024年まで活発に更新されていたものの、2025年に入ってからはほぼ止まっており、オンラインでの継続的な発信力強化が期待されます。

※本評価は2025年6月時点の議会発言、公開プロフィール、地域活動実績に基づいた中立的な要約とそれに基づく一市民目線での評価と考察です。

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