佐野かずのり奈良市議会議員

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2025年版|奈良市議会議員・佐野和則の発言・実績まとめ

奈良市議会議員・佐野 和則(さの かずのり)氏は、奈良市出身で、2021年に初当選した議員です。地域産業に根ざした民間企業での長年の経験を活かし議員活動を行っています。

この人ってどんな議員?何をやってきたの?そんな素朴な疑問に答えるために、佐野議員の活動や発言を市民の目線でギュッとよみやすく整理してみました。

選挙での議員選びの参考にもなるよう、できるだけ偏りなく情報をまとめています。

 👦💼 佐野和則 議員プロフィール

稲作

氏名:佐野 和則(さの かずのり)

年齢:57歳(2025年6月時点)

出身:奈良県奈良市南紀町(昭和43年生まれ)

会派:日本維新の会奈良市議団

委員会: 市民環境委員会・議会運営委員会・行財政改革及び公共施設等検討特別委員会

当選回数:1回(初当選:2021年※53歳)

経歴概要:

奈良市南紀寺町に生まれ育ち、飛鳥幼稚園、飛鳥小学校、春日中学校、高円高等学校を経て、帝塚山大学を卒業。卒業後はコロネット株式会社に入社し、営業・企画生産部門で30年間勤務。2021年に同社を退社。

地域産業に根ざした民間企業での長年の経験を活かし、同年7月、奈良市議会議員選挙に初立候補、初当選。市政に「民間の視点」と「生活者目線」を持ち込み、市民の声をもとにした改革や発信に力を注ぐ。

奈良市の魅力を県外や世界に発信しつつ、すべての世代が住みよく感じられる街づくりを目指している。

注力分野:地域インフラ整備/教育・子育て支援/地域密着のまちづくり

主な所属団体:

・日本維新の会 奈良県総支部

※当ブログでは、肖像権・著作権の観点から、議員の顔写真は使用しておりません。議員の詳細なプロフィールや顔写真は、各公式サイトや奈良市議会ホームページのリンクからご確認ください。

🧾 議会での発言・質問内容とスタンス(評価つき要約)

会議での発言をイメージしたマイク

※議事録からの客観的記録に基づき、発言要旨と議員の考え方を整理して紹介します。

🎤 発言回数と傾向(2021〜2025)※個人質問のみ

▶ 発言件数:現任期(2021〜2025年)の市議会の中で本会議・臨時会(156件)委員会(582件)を通じて738(奈良市会議録検索システムによる集計)。

議長として発言が10件

佐野議員の発言数は、市議会内でも高水準の発言量にあたります。
教育・福祉・農業・環境など生活に直結するテーマを定期的に取り上げる、実務重視の提言型議員といえるでしょう。
形式的な質疑にとどまらず、他市事例や数値根拠をもとに制度改善を具体的に促す姿勢が際立っている。

🧾 議会発言より(個人質問の一部抜粋要約と評価)

2025年3月|定例会

① 教育長の姿勢について

  • 教育と財政、どちらを優先するのかを教育長に質問。

  • 子どもの教育を最優先するという答弁に対し、本当にその姿勢が行動に表れているのか疑問を呈した。

② 給食・学校統合・公民館など教育現場の問題への対応

  • 給食のカロリー不足や学校再編、公民館廃止など、市民の声が十分に反映されていないと指摘。
  • 子どもや地域に不信感を与えていることに対して教育長の責任を問う。

③ 市長部局との関係

  • 教育委員会が市長側の方針に従うだけになっていないか懸念を表明。協議や説明責任を教育長が果たすべきと主張。

④ 学校と地域のトラブルへの対応

  • 通学路の苦情対応などで、教育委員会が責任を校長に押し付けている構図を問題視。教育委員会が主体的に住民と向き合うべきと提案。

⑤ 校長の責任の重さと支援体制

  • 校長に過度な責任が集中している現状を改善すべきと訴えた。教育委員会は「支援」だけでなく「責任」を共有すべきと要望。

⑥ 学校運営協議会・地域教育協議会の役割

  • 地域との連携強化の仕組みとしての運用状況や補助金の使途を確認。現場の声が政策に届くような制度運営を求めた。

⑦ 子どもたちの声を直接聞く仕組みの提案

  • 子ども未来部のように、教育委員会でも子どもの声(夢・希望・意見)を拾う仕組みが必要と提案。アンケート調査などを通じて、信頼される教育行政を目指すべきと要望。

  • 佐野議員は「子ども第一」の視点を貫き、教育現場や地域の声を重視する姿勢を持っています。
    責任の所在を曖昧にせず、教育委員会に市民への説明責任や現場支援の強化を求める実直なタイプ。
  • 地域と行政の橋渡し役として、現場の不安や疑問に真摯に耳を傾け、制度の改善に取り組もうとしています。行政の都合よりも、子どもや市民の安心・納得を優先する姿勢が強く感じられる人物。

2024年9月|定例会

① 米の価値と重要性について

  • 米は私たちの主食で、保存が効き、値段も安く、生活に欠かせない食べ物。

  • 減反政策(米の作りすぎ防止)などの歴史的な背景にもふれつつ、今は生産者が自由に作付けを決められる時代になっている。

② 奈良市の農業と転作の現状について

  • 奈良市では、水田でどんな作物(米以外)を作っているか、今の状況を質問。

③ 米不足とその背景

  • 2024年夏、全国的にお米が品薄に。原因は物価・燃料・肥料の高騰や異常気象など。この機会に、米のありがたさや安全な米作りの支援が必要だと提言。

④ 学校給食での地産地消について

  • 奈良市産の農作物がどれくらい給食に使われているかを質問。給食で使うお米は、奈良県の「学校給食会」から安く仕入れていることを紹介。

⑤ 今後の給食費への影響と市の考え

  • 米や野菜の価格がこれから上がる見込み。給食費にも影響する可能性がある。

  • 奈良市として、給食費を安く保ちつつ、質の高い食材を確保する方法を考えるべきと提案。

⑥ 奈良市独自の流通システムの提案

  • 今後、奈良市が「独自の食材仕入れルート(流通経路)」を作れば、安く安定した食材の確保が可能になると提案。

  • 大阪・泉大津市の先進事例を紹介し、奈良市でも「奈良市モデル」として新しい仕組み作りをすべきと強く訴えた。

  • 佐野議員は「食の安全」「地元の農業支援」「子どもたちの未来」を重視し、身近な食の問題を政策として深く考えている実務派の議員です。
  • 現状を丁寧に分析したうえで、全国の成功例を参考にしながら、奈良市の独自改革を提案する提言型の姿勢が特徴。
  • 「安くて安全な給食」を守り、将来のための仕組みづくりを市に求める、現場と生活に根ざした発想を持つ人物です。

2024年6月|定例会

【①:おひとりさま問題(孤独死・終活)】

  • 65歳以上の一人暮らし高齢者の孤独死が全国で増加している。奈良市でも一人暮らし世帯が年々増加し、市全体の約4割が単身世帯

  • 孤独死の正確な人数把握はされていないが、推計では年間約200人孤独死による空き家放置や財産管理の問題が社会課題になっている。

  • 「死後事務」や「空き家管理」の負担を減らす仕組みが必要。

  • 奈良市は「わたしの未来ノート(エンディングノート)」を配っているが、終活支援のさらなる拡充を提案。他市のように、死後事務委託や任意後見などの制度周知、相談窓口の設置を要望。


【②:奈良の鹿による被害と対策】

  • 鹿による農業被害対策として、防除柵の設置補助制度がある。鹿の行動範囲が市街地に広がり、フンや植栽被害、ヤマビル被害など生活への影響が出ている。

  • 市街地住民の被害に対しては、実態調査も補助制度も行われていない。農業被害だけでなく、市民生活への影響も調査すべきと要望。

  • 鹿保護の在り方について、野生化した鹿は天然記念物としての扱いを再検討すべきという意見を示した。

  • 佐野議員は、現実に困っている市民の立場に立ち、制度の見直しや支援の充実を具体的に提案する実務派
  • 高齢化や鹿との共生など、地域ならではの課題に対して、柔軟かつ現場視点での政策提言を行っています。
  • 「支え合える社会」「安心して暮らせる地域」の実現を目指し、行政の対応の限界と地域の役割をバランスよく捉える姿勢が特徴です。

🧭行動履歴・活動実績(客観的に確認できる動き)

※以下は議員通信・SNS・視察記録・市議会公式サイトなどで確認できる「実際に行ったこと」に基づく内容です。

📝 最近の主な行動(佐野議員)一部抜粋 

  • 2025年5月 近鉄奈良駅で朝のあいさつ運動/新斎苑住民訴訟の裁判判決を傍聴
  • 2025年5月 消防出所式に参加/地元のとんど焼きに参加/維新の会メンバーで新大宮駅にて広報活動
  • 2025年4月 佐保台ふれあいフェスタに参加/奈良町にぎわいの家開館10周年セレモニーに出席
  • 2025年2月 京終駅で開催された京終こども祭に参加
  • 月1ぐらいの頻度で「奈良のいいとこキレイにしよう!クリーンアップ大作戦!!」という清掃活動を定期的に後援会の佐野かずのりと奈良のいいとこみつける会と行う
  • 自作の市政報告「議会活動レポート」をネット上で定期的に発行配布。議会での議案などについて客観的視線で書かれていました。

📌 選挙時の主張(2021年・選挙公報より)と進捗状況

私は、「奈良市」をもっと強くする。

身を切る改革、実行中。
維新はやる。次の時代を創る。

  • 保育所・保育料の無償化

  • 福祉環境の改革

  • 身を切る改革

  • 農業政策の改革

  • 観光県「なら」の魅力発信

  • 古い政治を壊す

【日本維新の会 公認候補】

「佐野かずのり」を
応援しています!!
松井一郎(日本維新の会 代表)
吉村洋文(日本維新の会 副代表)
馬場伸幸(日本維新の会 幹事長)

🧭 佐野議員の理念・信念

  • 馴れ合い政治を打破し、「奈良市」を再生させる

  • 財源を生み出し、最も必要なところへ再配分すべき

  • 議員・首長自らが「身を切る改革」で覚悟を示す

  • 政治家はまず行動で信頼を示すべき

  • 奈良の魅力を再発見し、内外に発信することで地域を強くする

具体的な政策は、下記の通りです。

子育て・福祉関連

  • 保育所・保育料の無償化(経済的負担軽減/少子化対策)

  • 老人・児童福祉施設の環境整備

  • 福祉従事者の賃金引き上げ・待遇改善

議会・行政改革

  • 議員定数と議員報酬の削減

農業振興

  • 奈良産農作物(イチゴ・大和野菜等)のブランド化と海外販路開拓

  • 学校給食での地産地消推進、自給率向上

観光・文化振興

  • 奈良市の「いいところ」を見つけて国内外に発信

  • 食文化・伝統工芸品などのブランド化

  • 古都ならの文化・伝統を世界に発信

進捗

  • 保育所・保育料の無償化
     → 議会内で直接的な無償化提言の発言は未確認だが、学校給食費や食材コストに関する提言を通じて、家計負担軽減に関心あり。

  • 老人・児童福祉施設の環境整備/福祉従事者の待遇改善
     → 2024年以降、「おひとりさま問題」や高齢者の孤独死、終活支援をテーマに議会質問。高齢単身世帯への支援体制や空き家問題にも踏み込むなど、制度改善に向けた現実的な提言を実施。

  • ブランド化と海外販路開拓/地産地消・自給率向上
     → 2024年・2025年にかけて、学校給食における奈良産米・野菜の活用や仕入れ体制の強化を議会で提案
     → 独自流通経路の構築や「奈良市モデル」の構想など、実務的な仕組み改革を提案するなど高い貢献度。

  • 奈良市の魅力発信/食文化・伝統のブランド化
     → 定期的な地域イベント(佐保台フェスタ・京終こども祭など)や清掃・PR活動に参加し、「奈良のいいとこ」発信を継続。
     → 駅頭広報やSNSでの活動報告、「議会活動レポート」などを通じて、市民と奈良の魅力をつなぐ情報発信型の活動を行っている。

全ての政策の具体的進捗は確認できませんでしたが、佐野氏の政策方針の一部として、選挙投票時の参考にしてください。

💰 政務活動費(令和5年度)

政務活動費は資料費・印刷費・会議費・交通費などに使用されます。佐野和則議員の政務活動費の詳細は日本維新の会奈良市議団のPDFにて公開中ですのでご確認ください。

📌 市民として読み解くポイント

評価している図

佐野議員は、教育・福祉・農業など市民生活に密着した課題に具体的な改善提案を重ねる実務派の議員です。
現場の声を丁寧に拾い上げ、市政の仕組みに落とし込む力がある一方、構造改革など会派方針の実現には今後の動向が注目されます。

🧾 総合的な評価と考察

佐野和則議員は、奈良市議会において一貫して「市民生活の現場」に根ざした実務的な提言を重ねており、教育・福祉・農業・環境といった分野において具体性のある質疑が多く、市政の細部に目を向ける姿勢が特徴的です。

特に、学校給食の地産地消やおひとりさま問題、鹿による生活被害といったテーマでは、現実に困っている市民の声を丁寧に拾い上げ、他自治体の事例も交えながら奈良市に即した改善案を提示するなど、実行力のある姿勢がうかがえます。

一方で、構造改革系の分野では発信や成果がやや見えづらい面もあります。また、提言型ゆえに一部では市執行部への厳しい問いかけが続くこともあり、対話より提案と批判に比重を置いているように見えてしまうこともあります。

総じて、佐野議員は制度の隙間や市民の生活実感に対して敏感で、言葉だけでなく「仕組みとしてどう改善できるか」に焦点を当てる提案型の議員です。

市民目線の提言と現場主義を強みに、今後は政策の制度化・持続可能な仕組みづくりにどう結びつけるかが問われる段階に入っていると言えるでしょう。

※本評価は2025年6月時点の議会発言、公開プロフィール、地域活動実績に基づいた中立的な要約とそれに基づく一市民目線での評価と考察です。

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