奈良市議会議員・松石聖一

当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

Amazonのアソシエイトとして、[奈良の古民家暮らし]は適格販売により収入を得ています。

広告 奈良のこと

2025年版|奈良市議会議員・松石聖一の発言・実績まとめ

奈良市議会議員・松石 聖一(まついし せいいち)氏は、奈良市出身で、約25年にわたり奈良市議会議員をつとめる大ベテラン議員です。

この人ってどんな議員?何をやってきたの?そんな素朴な疑問に答えるために、松石議員の活動や発言を市民の目線でギュッとよみやすく整理してみました。

選挙での議員選びの参考にもなるよう、できるだけ偏りなく情報をまとめています。

 👦💼

松石聖一議員プロフィール

奈良交通バス

氏名:松石 聖一(まついし せいいち)

年齢:75歳(2025年6月時点)

出身:奈良県奈良市柳町(昭和24年生まれ)

会派:無所属

委員会: 建設企業委員会

当選回数:12回(初当選:1979年※30歳)

経歴概要:

奈良市柳町で生まれ育ち、済美小学校、菁々中学校、東大寺学園高校を経て、関西大学工学部電子工学科を卒業。1976年にシャープ関連会社に入社。1979年、奈良市議会議員選挙に初当選して以来、12期連続で市政に携わる。

長年にわたる議会活動では、財政・環境・防災・救急体制整備などの分野に精通。南海トラフ巨大地震や奈良盆地東縁断層帯地震への備えにも注力し、防災士としての資格も活かして活動を続ける。

また、日本ユニセフハムクラブの会員として古切手回収運動に取り組むなど、地域ボランティア活動にも熱心に関わる。第1級アマチュア無線技士の資格を持ち、子どもの頃からの趣味である無線を通じた国際交流にも取り組んでいる。

注力分野:防災・救急体制の充実/公共交通・移動の権利の確保/インフラの安全・老朽対策

主な所属団体:

  • 関西大学校友会代議員

  • 奈良県関大倶楽部顧問

  • 元・奈良市監査委員

  • 元・奈良国際文化観光都市建設審議会委員

  • 日本ユニセフハムクラブ会員

※当ブログでは、肖像権・著作権の観点から、議員の顔写真は使用しておりません。議員の詳細なプロフィールや顔写真は、各公式サイトや奈良市議会ホームページのリンクからご確認ください。

🧾 議会での発言・質問内容とスタンス(評価つき要約)

会議での発言をイメージしたマイク

※議事録からの客観的記録に基づき、発言要旨と議員の考え方を整理して紹介します。

🎤 発言回数と傾向(2021〜2025)※個人質問のみ

▶ 発言件数:現任期(2021〜2025年)の市議会の中で本会議・臨時会(54件)委員会(501件)を通じて555(奈良市会議録検索システムによる集計)。

議長として発言が251件

松石議員は、ほぼ毎定例会で質疑を行うなど議会への積極参加の姿勢が見えます。
特に市民生活に密着したテーマを粘り強く取り上げ、現場主義の姿勢が一貫しています。防災や公共交通など実務的な課題に焦点を当て、改善提案を丁寧に積み重ねている印象です。

🧾 議会発言より(個人質問の一部抜粋要約と評価)

2025年3月|定例会

物価高騰と補助金について

  • ガソリンなどの物価が上がって市民生活が苦しいことを強調

  • 燃料高騰対策の補助金(約3,000万円)を削った理由を市長に問う

  • 国からの交付金なのに、なぜ市税でなくても削ったのか疑問視

  • バスやタクシーの燃料費支援がなくなると、赤字路線が廃止される可能性を懸念

  • 高齢化社会において、バスがないと生活の足を失う人が増えると指摘

  • 女性や高齢のタクシー運転手が増えており、夜にタクシーがつかまりにくくなっている現状も問題視

  • 国からの交付金が使われず返上されるのではないかと懸念

  • 防災対策(トイレトレーラーなど)も削除された点に疑問を呈し、「ゼロよりましな代案があったはず」と提言

  • 市民生活の実情を無視した削減案に反対姿勢を明言

  • 市民の暮らしの現場感覚に寄り添い、公共交通や防災を重視する現実派の議員であることがうかがえます。国の交付金を活かしきれない行政判断に厳しく疑問を投げかけています。
  • 高齢化や地域交通の課題に深い危機感を持ち、将来を見据えた提案を行いました。
  • 削減一辺倒ではなく、「何もしないより代案を」の姿勢で市政に臨む実直な姿勢が見て取れます。

2024年12月|定例会

草刈り中の事故・安全対策について

  • 奈良市立京西中学校で、草刈り中に飛び石が約10メートル離れた車に当たり、リアガラスが割れる事故が発生

  • 過去にも奈良市内の学校で同様の飛び石事故が何度も起きており、松石議員は何度も問題提起してきた

  • 草刈りの作業は、安全対策(つい立てフェンス)や時間・人員配置の工夫がされていれば防げた可能性が高い

  • 事故を「物損」として片付けるのではなく、人に当たったら命に関わる重大事故になりかねないと強調

  • 今後は「複数人での作業」「休校日への作業日変更」「業者委託」など抜本的な安全対策を求めた

  • 市長に対して「三度目の正直では済まない。次こそ重大事故になりかねない」と強く訴えた

  • 現場で何度も起きている事故を見逃さず、継続して問題提起する粘り強い姿勢が際立ちます。市民、とりわけ子どもたちの命を守るため、安全対策の実効性を重視しています。
  • 事故が起きてからでは遅いという視点で、「予防」と「仕組み改善」を訴えています。
  • 設備や道具よりも「人の判断と行動」に重きを置いた、責任感ある現場主義の議員といえるでしょう。

2024年6月|定例会

  • 【公共交通】バス路線廃止や高齢化に対応するため、「奈良市公共交通条例」の制定を進めるよう市長に確認

  • 【未利用地活用】奈良町周辺の市有地を売却または公園などに活用すべきと提案(特に公園が少ない済美校区を重視)

  • 【子どもセンターのアクセス】車でしか行けない現状を問題視し、誰でも行けるようにシャトルバス導入を要望

  • 【帯状疱疹ワクチン】市民の需要が高いため、予算切れにならないよう対応を要請。次年度以降の補助率見直しも提案

  • 【道路の安全対策】平板ブロック舗装の段差や、交差点の雑草による死角の危険性を指摘。歩行者に優しい整備を求めた

  • 【HPVワクチン(男性向け)】天理市の先行事例を紹介し、奈良市でも研究・検討を促した

  • 松石議員は市民の目線で日常の困りごとに丁寧に耳を傾け、現場に即した提案を続けています。高齢者や子どもなど移動が難しい人への配慮を重視し、「誰でも行ける仕組み」を求めています。
  • 限られた市の資源をどう活かすか、無駄にしないように提案する姿勢が一貫しています。安心して暮らせるまちづくりのために、やさしさと実行力のある議員です。

🧭行動履歴・活動実績(客観的に確認できる動き)

※以下は議員通信・SNS・視察記録・市議会公式サイトなどで確認できる「実際に行ったこと」に基づく内容です。

📝 最近の主な行動(佐野議員)一部抜粋 

  • 公式ページ以外に情報発信元が確認できず、具体的な行動履歴は確認できませんでした。
  • 自作の市政報告「市政報告」をネット上で定期的に年1回程度発行配布。市政の動きや取り組みを写真付きで分かりやすく紹介していました。

📌 選挙時の主張(2021年・選挙公報より)と進捗状況

安心して暮らせる街づくり

こだわり続けてきた活動のテーマです

▽救急医療体制の充実を。

▽南海トラフ地震・盆地東縁断層地震に備え、えん下・交通対策を。

▽本条例制定で奈良市交通基本条例の整備を。

▽学校校舎の整備を。

▽財政再建ばかりでなく、新エネルギー導入を。

▽公立施設周辺のバリアフリー化・安全対策の強化を。

市民の見える議員を目指して。

常に現場主義にこだわります。
聞いた市民の声を議会に届けます。
引き続き議会改革に取り組みます。

●奈良らしい景観観光を守る、町並み整備を。
●関西大学工学部卒業
●東大寺学園卒 同窓会推薦
●自治の原点・夜桜議会の実現を目指して市民協働。

無所属 松石聖一
―「一人ひとりの声」を市政に!

🧭松石議員の理念・信念

  • 馴れ合い政治を打破し、「奈良市」を再生させる

  • 財源を生み出し、最も必要なところへ再配分すべき

  • 議員・首長自らが「身を切る改革」で覚悟を示す

  • 政治家はまず行動で信頼を示すべき

  • 奈良の魅力を再発見し、内外に発信することで地域を強くする

具体的な政策は、下記の通りです。

  • 女性救急隊員・救命士を増やし、そのための施設も整備

  • ドクターカーの24時間運行を実現

  • 小中学校で自然エネルギー井戸水を活用し、子どもに環境の大切さを伝える

  • 議会の監視機能を強化し、税金の無駄遣いをなくす

  • 税の不納欠損(※本来回収すべき税金をあきらめる処理)を安易に認めず、公平な負担を求める

  • 奈良の歴史的な景観や自然(青垣の山並み)を守る

  • 古くなった公共施設を長寿命化・改修し、水道も安全な直圧方式へ

  • 各家庭に防災無線受信機を配備し、避難所や誘導の体制も整備

  • 食料・水など**災害時の備え(防災・減災体制)**を強化

  • 道路の傷みや穴の一斉点検を実施し、歩道のバリアフリー化を推進

  • 平和憲法を守り、子どもたちに平和の心を育むまちづくり

  • 公共交通を市民の「移動する権利」として明確に位置づけ、政策を推進

進捗

一定の進展が見られる政策

  • 公共交通政策の推進
     →「奈良市公共交通条例」の制定を市長が約束。関連質問を継続して行い、条例化へ向けた働きかけを実施中。
  • 防災・減災対策の強化
     → 災害備品(例:トイレトレーラー等)や補助金削減には強く反対し、防災士として具体策を提示。市民保護の観点から繰り返し提言。
  • 学校のインフラ改善(直圧給水など)
     → 水道の直圧化や施設老朽化への対応を議会でたびたび訴え、改善の必要性を継続して指摘。
  • 道路のバリアフリー・安全対策
     → 段差・劣化舗装による事故リスクを指摘し、アスファルト舗装などの改善を提案。市も一部対応開始。

課題が残る・実現途上の政策

  • 女性救急隊員やドクターカーの体制整備
     → 議会では救急体制の充実に言及しているが、ドクターカーの24時間運行などの制度実現には至っていない。

  • 未利用地の活用と公園整備(済美校区など)
     → 市有地売却や公園整備について市長と議論。一部土地がオークション出品されているが、公園整備の具体化はこれから。

  • 税金の透明性・無駄遣いの是正
     → 不納欠損や財政再建について問題提起しているが、制度改革としての大きな変化は見られない。

  • 環境教育(自然エネルギー・緑化)
     → 具体的な導入事例や進捗の議論は今のところ議会発言からは確認されていない。

全ての政策の具体的進捗は確認できませんでしたが、松石氏の政策方針の一部として、選挙投票時の参考にしてください。

💰 政務活動費(令和5年度)

政務活動費は資料費・印刷費・会議費・交通費などに使用されます。松石聖一議員の政務活動費の詳細は奈良市議会HPのPDFにて公開中ですのでご確認ください。

📌市民として読み解くポイント

評価している図

松石議員は、防災や公共交通、インフラ整備など、市民の暮らしに直結する課題に粘り強く取り組む実務派のベテラン議員です。
情報発信は控えめですが、現場主義に基づいた提案力と安定感には定評があります。
派手さよりも「地道に市政を動かす力」を重視する市民にとって信頼できる存在です。

🧾 総合的な評価と考察

松石議員は、防災・救急体制や公共交通の整備、インフラの老朽化対策といった、市民の暮らしに密着した分野を一貫して取り上げ、現場の課題に即した具体的な提言を丁寧に積み重ねています。

発言内容からは、無所属にふさわしく特定の政治的立場に偏らず、市民の安全や生活実感を軸に据えた「実務派」の姿勢がうかがえます。

市長に対しては、時に厳しい物言いも見られますが、いずれも政策の妥当性や市民への影響に対する懸念に基づいており、議会における正当な是正機能としてまっとうな姿勢と評価できます。

一方で、情報発信面ではやや弱く、現在は公式サイト以外の更新がなく、SNSや動画といった手段での広報は停滞しています。この点では、現代的な市民との接点づくりには課題が残るといえるでしょう。

それでも、予算や施策の細部に目を向け、地道に改善を求め続ける姿勢は、派手さよりも実直な「仕事ぶり」を重視する市民にとって信頼のおける存在です。

※本評価は2025年6月時点の議会発言、公開プロフィール、地域活動実績に基づいた中立的な要約とそれに基づく一市民目線での評価と考察です。

にほんブログ村・ランキング参加中!

PVアクセスランキング にほんブログ村

-奈良のこと
-, , , , , , ,