ダイソーの観葉植物売り場でよく見かける、竹のようにスタイリッシュな姿が目を引くバンブーシリーズ。
ミリオンバンブーとキングバンブーを良く見ますが、実はこの2種類は同じ植物というウワサを耳にしました。
ダイソーで販売されているバンブーの種類と合わせて、ミリオンバンブーとキングバンブーの違いを調べてみたのでお伝えします。
ダイソーで販売されている観葉植物バンブーシリーズ。種類は?
お手頃価格で色々な観葉植物がゲットできる100均のダイソー。
我が家はほぼ毎週末ダイソーへ植物パトロールへ出かけていますが(笑)、近所のダイソーで今までに見かけた観葉植物バンブーシリーズは以下の3種類です。
- ミリオンバンブー(110円・330円)
- キングバンブー(110円・330円)
- バンブーストレート&スパイラルアソート(110円)
110円商品は短い竹が1~2本程度、330円商品は少し長めで4~5本寄せ植えされています。
ちなみにそのうち我が家が購入して育てているのは110円の小さなミリオンバンブーと、長いバンブーストレート&スパイラルアソート3本。
見た目的な3種類の違いは(かなり主観的ですがざっくりというと)
ミリオンバンブー=シュッとしていてスリムな竹っぽい印象
キングバンブー=幹が太くドシっとしていて節と節の間隔が狭い、葉っぱが多い印象
バンブーストレート&スパイラルアソート=40センチぐらいと長くて立派な日本の竹っぽい印象
といった感じです。
ミリオンバンブーとキングバンブーの違いとは?
ダイソーのミリオンバンブーが気に入った私。
いつかはキングバンブーも欲しいなぁと思い、ネットで育て方を調べていると「ミリオンバンブーとキングバンブーは同じ植物です」という驚きの情報をチラホラ見かけました。
名前が違うのに同じ植物ってどういうこと?!売り場で見た2種類は別物に見えたけど…
と疑問に思いしっかりとリサーチしてみました。結果、やはり
ミリオンバンブーとキングバンブーは同じ植物でした。
正確に言うと、ミリオンバンブーもキングバンブーも同じドラセナ・サンデリアーナという植物。
ミリオンバンブー・キングバンブーの正体
- 学名…ドラセナ・サンデリアーナ(Dracaena sanderiana)
- リュウゼツラン(キジカクシ)科ドラセナ属
- 原産地…西アフリカ(カメルーンなど熱帯地方)
- 常緑低木
ドラセナといえば観葉植物として有名ですが、ドラセナ・サンデリアーナも名前の通りドラセナと同じくキジカクシ科ドラセナ属の植物。
原産地は西アフリカの熱帯地方で、日本に自生しているイネ科の竹とは全くの別物です。
そもそも名前にバンブー=竹とつくので勝手にそのへんでよく見る竹の仲間だと思っていたため、ここにも驚き!
少し考えてみれば分かりますが、日本の竹と同じ種類だったら1日1m伸びることもありますし、とても室内で育てられないですよね。(笑)
ドラセナ・サンデリアーナはドラセナ属らしい細長い葉っぱで、葉には光沢があるのが特徴。ホワイト・ゴールド・ビクトリーなどの園芸品種もあり、観葉植物としても人気があります。
そのドラセナ・サンデリアーナの葉っぱをとって竹のように見せたものが、ミリオンバンブーでありキングバンブーなのだそうです!(節のように見える部分は葉っぱが生えていたところ)
生産者が勝手にミリオンバンブーやキングバンブーと名前を付けただけで、同じ種類の猫にポチやミケと名前をつけるのと同じと例えている方もいらっしゃいました。
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上のインスタ画像は大きくなった100均バンブーだそう!ここまで大きくなるとやはり観葉植物ドラセナ・サンデリアーナと同じ植物なんだと思えますね!
なるほど~と納得はしましたが、でもミリオンバンブーとキングバンブーは売り場で素人目で見た感じでも、明らかに見た目が違う気がします。
わざわざ違う名前で販売するぐらいですし、生産元で何か育て方を特殊に工夫して(品種改良的な?)、それぞれの特徴的な見た目の違いを作り出しているのかもしれませんね。
ダイソーバンブーを育てて開運!
ミリオンバンブーもキングバンブーも丈夫で耐陰性が高く、比較的育てやすい観葉植物です。
共に「開運竹」「ラッキーバンブー」「万年竹」「富貴竹」など運気が上がりそうな別名がたくさん。
さらに花言葉は「開運」「幸運」「長寿」。縁起が良いですね!風水でも金運を呼び込む観葉植物といわれており、よどんだ空気を浄化するはたらきもあるそうです。
上にまっすぐ伸び葉っぱも上向きに生える陽の気を持つ植物なので、特にトイレや玄関、仕事部屋など静かで暗い場所に置くと良い運気上昇効果が得られます。
育て方は一般的な観葉植物と同じで、基本は直射日光を避けてレースカーテン越しの光があたる屋内で育て、土が乾いてからたっぷり水をあげればOK。
ただ熱帯地方原産だけあって低温には弱く5度を下回ると寒さに耐えられず枯れてしまうことがあるので、冬場は暖かい部屋に移動するなどの工夫をしましょう。
土栽培はもちろん、水栽培(水差しで育てる)、水耕栽培(ハイドロカルチャー)などでも育てやすい植物なので、
室内で土を使いたくない、でも植物を育てたい!
という方にもおすすめ。
特にダイソーで売っている長い方のバンブーストレート&スパイラルアソートは水差しに差しておいておくだけでもアクセントになり存在感があっておしゃれなので、インテリアにも◎ですよ!
お伝えした通り同じ植物であるミリオンバンブーとキングバンブー。もちろん育て方も同じなので、是非好みの方を購入して育ててみてください。
購入する場合はシワの入ってるものや黄色くなっているものは弱ってきているので、きれいな緑色で艶のあるバンブーを選んでくださいね。
まとめ
ダイソーをはじめ100均でよく販売されているミリオンバンブーとキングバンブー。その2つは実はどちらも同じドラセナ・サンデリアーナという観葉植物でした。
バンブーとつくのに、竹ではないというのも驚き…。調べてよかったと思った新発見で一つ賢くなりました。(笑)
同じ植物でも見た目はぱっと見で違いが分かるぐらい違うので、両方とも購入して見比べながら育ててみたいですね。