10年日記比較

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10年日記どれにする?石原・高橋・博文館を比較考察。ズボラが選んだのは

10年間の記録を一目で見返せるのが魅力の10年日記。ハードルが高いように感じますが、1日数行書けば埋まるので日記が苦手な方でも意外と続けやすいです。

書き続けたら自分史や家族の思い出にもなる、読み返すのが楽しいおすすめの日記帳。

ズボラな私でも使い続けられそうな10年日記を3つセレクト&比較考察して実際に使用する日記を決めたので、10年日記選びに迷っている方は是非参考にしてください。

10年日記の選び方

10年日記は10年もの長い年月毎日開く日記帳。耐久性はもちろん、10年間使い続けられる飽きのこない&自分にとって書きやすいサイズやフォーマットを選ぶことが重要です。

選ぶときのチェックポイント

  • 大きさ(置き場所を考慮する)
  • 年号・日付入りかフリーか
  • フォーマット(罫線か方眼か無地か・日記スペースの配置)
  • 日記ページ以外に付録記載ページかあるか
  • デザイン
  • ケースの有無
  • 価格

10年日記は基本的に1ページで10年分が見渡せるような作りになっていますが、最近は各社から様々な10年日記が発売されていてフォーマット・デザインも多種多様

価格も年号日付の有無や表装、紙質、日記ページ以外の記述ページありなしなどで3000円台から10000円近くまで、大きく変わってきます

第一印象で選ぶのも素敵ですが、10年お付き合いするものなので自分が使い続けられそうなものを選びたいですね!

ズボラな私が10年日記選びで重要視するポイント

年号と日付
石原10年日記の年号と日付。

その中でも私が10年日記を選ぶ際に譲れないポイントは、2点。

  • 年号・日付入り
  • ケースなし

以前、育児日記用に年号日付フリーの3年日記を使用していました。

日付なんて日記のついでにちょちょいと書けばいいし、なくていいでしょと思っていたのですが、実際使ってみると、

タッキー

日付を書くのが意外とめんどくさい…。(個人の感想です)

めんどくさいのでまとめて半月分など日付を書くと、途中で日付を抜かしていることも。(泣)

手書きの日付はペンの太さを変えるなどすれば見栄えも良いのでしょうが、日記と同じボールペンで日付も書くので何とも不格好でテンションが下がります

私のようにズボラでめんどくさがりな方は、年号・日付入りの10年日記一択です!

ケース入り書籍
ケース入りの例。(画像は書籍です)

また、10年日記の中には本体がしっかりとした紙ケースに入っているものも多数。

見栄えもよく日記帳の汚れ劣化も防げるのですが、やはりズボラでめんどくさがりやな私はケースに毎日しまうのがめんどくさくなり、

タッキー

出すのが億劫になる→書かなくなる

という流れが目に浮かびます。

ケースを取って使用しても、かわいいケースは捨てられずきっと使い終わるまでの10年間どこかに保管されるはめに。

タッキー

それならはじめからケースなしでも耐えられる日記帳を選ぼう

と思います。

私はいかに手間なく続けられるかを重要視して10年日記を選びましたが、デザインが気に入らないと開く気が失せるという方もいるでしょうし、どこに重きを置くかはその人次第

正直、年号日付入りにこだわらなければ、たくさんの中から気に入った商品を選ぶことができます。年号日付フリーの方がおしゃれなデザインのものが多く価格も安いのが事実。

皆さんも自分の譲れないポイントを探して、しっくりくる10年日記を見つけてくださいね。

私の10年日記候補3つ(年号日付あり&ケースなし)

今回はズボラな私用の10年日記を探すのが目的なので、年号日付あり(2023年1月~2032年12月)&ケースなしの2大条件で探索。

すると条件に合う手帳はとても少なく下記の3種類でした。それぞれの特徴を簡単にご紹介します。

【石原出版社】石原10年日記

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まずは大ロングセラー、石原10年日記。私も昨年まで10年間この日記帳を使っていました。フォーマットも考え抜かれていて、読み返しもしやすいです。

日記ページ下部に「特記事項」というふせんのような欄があり、簡単に書いておけば見返す際にかなり便利なインデックスに。

日々の日記欄は埋めやすいように4行ですが、4行で書ききれなければ補足ページに好きなだけ書くこともできます

日記ページ以外にも年頭抱負、各月予定リスト(10年分)、家族の経歴、贈答品ひかえ、住所録などを書く多くのフォーマットあり

日記ページ(1ページあたり1日×10年、1月始まり)

「自分の整理箱(エンディング・ノート)」

地震にあった時の防災マニュアル、知っておきたい慶祝行事、贈答のマナー、世相や抱負を記す「年頭にあたり」、「各年を顧みて」ページ、10年暦、月間予定表、補足欄、耐久消費財購入一覧表、家族の記録、住所録、園芸12カ月、満年齢表、食品成分表など、しおり2本付き、化粧箱入り。

石原出版社公式ホームページより

さらにペットの記録やエンディングノートのようなページも近年新たに追加されたそう!前回の記事でも書きましたが、私は使いこなせなかった日記帳…。

  • サイズ…19×26×厚さ2.7センチ(B5サイズ)
  • 重さ…1.03キロ
  • カラー展開…ブラウン・ワインレッド
  • 素材…サーモプラスチックオレフィン(薄手の合皮のような手触り)
  • 罫線あり(1日4行)

【高橋書店】10年卓上日誌 No.68

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手帳は高橋」のキャッチフレーズで有名な高橋書店の10年日記。1日3行の日記欄と別に月間予定欄もあり、シンプルで洗練されたデザインながらも使いやすい仕様になっています。

高橋の手帳を毎年使っているという方は、特に使いやすさをより感じられるかもしれません。

カラーは茶色の一色ですが金文字の映える落ち着いた感じフェイクレザーで高級感が。まるで洋書のようでかっこいいです!

本棚に並べておいてもサマになりますね。個人的には見た目は1番好み…。

付録も充実しています。石原10年日記とは違い、別冊が多いのでその分本体がすっきりして良いですね。

本体付録 年齢早見表、常用漢字表、10年間の記録、万年カレンダー

別紙付録 東京、大阪近郊鉄道路線図・地下鉄路線図

別冊付録 テレフォンリスト/非常時への備え/アドレスメモ/方眼メモ/TO DOリスト

高橋書店公式ホームページより
  • サイズ…15.9×21.7×厚さ2.6(A5サイズ)
  • 重さ…660グラム
  • カラー展開…茶色のみ
  • 素材…皮革調(フェイクレザー)
  • 罫線あり(1日3行)

【博文館新社】10年連用ダイアリーNo.143ゴールド(2023年 A5)

年号日付入りの10年日記では珍しくカラー展開が豊富なので、お気に入りの色を選ぶことができます。パステルカラーの表紙もあるので、かわいい感じの日記帳を探している方にはぴったり!

先に紹介した2点と大きく異なるのは、日記ページの日付わり。1ページ(1日分×10年分)は変わらないのですが、前の2つとは違い10個の枠(ブロック)で区切られています

さらにそのブロックの中は罫線なし線があるのが嫌いな方や、イラストを描きたいといった方にはこちらの10年日記がおすすめです。

前の2つとは違って付録や他記載のフォーマットはなく、フリーページがかわりにあります。(詳細は商品ページをご覧ください)

余計なものはいらないから、シンプルに日記だけ書きたい方にぴったりですね。

  • サイズ…15.6×21.8×厚さ2.5(A5サイズ)
  • 重さ…520グラム
  • カラー展開…ゴールド・パールピンク・パールブルー、ボルドー、黒
  • カバー…紙(ハードカバー)
  • 罫線なし(無罫)ブロックタイプ

3つの10年日記を比較考察!メリットデメリット

比較しやすいように、3つの10年日記の特徴を表にまとめました。

石原10年日記高橋10年卓上日誌博文社10年連用ダイアリー
年号日付ありありあり
紙ケースなしなしなし
大きさB5A5A5
重さ1.03キロ660グラム520グラム
税込価格(定価)6578円3300円4290円
カラーブラウン・ワインレッドブラウンゴールド・パールピンク
パールブルー・ボルドー・黒
カバーサーモプラスチックオレフィン皮革調フェイクレザー
日記ページ罫線(1日4行)罫線(1日3行)罫線なし(ブロックタイプ)
他ページ多数多数フリーページ

石原は他に比べて大きくて重い、値段が高いというのがデメリット。そのかわり日記以外にも付録や様々な情報を書き込めるスペースが圧倒的に多いです。

3社のサイズ比較。

高橋、博文社は大きさと重さはほぼ同じ。手帳でもよくあるA5サイズで重さも1キロに満たないので、持ち運びや収納もしやすそうです。

高橋は値段が圧倒的に安いのも、購入のメリット。安いから作りがイマイチということはなく10年耐えられる仕様になっているのは、さすが天下の高橋です!見た目も高級感あり。

この価格で日記以外のページや付録が充実しているのもすごいですね。

博文館はカラー展開が豊富で、好みのものを選べるというのが大きなメリット。フォーマットも他の2つとは違く自由度が高いので、アイデア次第で色々な使い方ができるのも魅力です。

私が選んだ10年日記は?その理由

それぞれ違った魅力があり悩みましたが、3種類の中から私が選んだのはやはり石原10年日記でした。決め手となったのは以下の2点です。

  • インデックスがわりの特記事項欄がある
  • 1冊で色々な情報をひとまとめにできる

私はこれからの10年、

10年日記に書くことは「家族中心」

と決めました。なので、置き場所もリビング。写真アルバムと同じで誰が見ても恥ずかしくない、むしろ楽しい日記にしたいと思っています。

前回の10年は特に何を書くということを決めておらず、自分のことや家族のことや行動記録を適当に書いていて目的意識がなく書く気力(やる気)がなくなってしまいました。

今回は家族の日記なので誰が見ても書いてもいいし、子供の落書きがあってもそれも思い出と思うような日記にしたいです。

インデックス石原10年日記
石原10年日記の特記事項欄。

妻である私主体の「家族日記」を目標にした場合、インデックス(特記事項)があった方がみんな探しやすいですし見やすいです。

前回の10年は使いこなせなかったですが、この特記事項欄が後から見返したときにすごく楽しく興味深く思えたので、唯一この欄がある石原10年日記はやはり外せなかったです。

さらに、私は色々なところに色々な情報を書き散らして、どこに何を書いたか分からなくなるタイプ。自分で必要な情報が見つけられないのに、家族が見つけられるわけがありません…。

もしも私が急死したら、とてつもない迷惑が夫にかかると思います。(汗)

でも石原10年日記にはエンディングノートが付いているので、ここに保険・口座情報や他必要な情報をまとめておけば、とりあえず安心!

家族の経歴やペットの記録もきちんとまとめて書くようにすれば、子供や犬の通院や病歴記録にもなります。

(私はエンディングノートや専用の記録ノートを作っても続かない&ノートをなくすタイプです汗)

愛犬シロとクロ
今は元気ですが、犬の記録も家族で共有したい重要事項。

我が家の犬は11歳と10歳。おそらく次の10年日記中にいなくなってしまうでしょう。

もしものときに慌てないように…情報を全てこの日記にひとまとめにできれば、急なときでも夫に「リビングの10年日記みて!」と言えば対応してもらえます。

私のようなズボラでめんどくさがりな人間こそ、様々な情報がまとめられる、決してなくすことのないオールマイティな1冊を持つことが大切だと最近気づきました。

タッキー

(専用のものは使わなくなる可能性大)

石原10年日記は、これからの10年を支えるそんな心強い1冊にしたいと思います!

まとめ

今回は、私のようなズボラな方にもぴったりな年号日付入り&カバーなしの10年日記3種類をご紹介しました。

我が家は「家族の記録」用として10年日記を使う予定なので、さまざまな情報をひとまとめにできる&特記事項欄(インデックス)で見返しやすい石原10年日記をチョイス。

書き方や使用目的によっても選ぶ日記は変わってくるはずなので、是非見比べて自分にぴったりの10年日記を探して、記録を楽しんでくださいね。

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