在宅ワークでの座りっぱなしによる健康被害がささやかれている昨今。デスクワークを主としている私も例外ではなく足腰にガタが出始めており、ついにスタンディングデスクの購入を決意!
部屋の隅に置いて必要なときにだけキャスターを転がし出して使えるコンパクトサイズの昇降式スタンディングデスクを探したので、情報をシェアします!
昇降式スタンディングデスク・キャスター付きが欲しい!
在宅ワークや、学生や主婦も日常的に行うデスクワーク。座りっぱなしになって肩腰が痛くなったり足が弱くなったりするのが嫌ですし、不健康ですよね。
ライフワークの一つとしてこのブログを書いている私ももちろん、同じ悩みを抱えています。特に冬は寒さもあり外出が億劫になり運動不足が深刻に…。すると途端に体調が悪くなります。
そんな悩みを解消するためにも、半年以上前からスタンディングデスクが欲しいと思い探し続けて色々リサーチしていました。
スタンディングデスクは多種多様。色々ありますが、私が求めているのは
8畳リビング部屋の隅に置いて、必要なときだけ出してきてパソコンやちょっとした書き物をするときに使用できるもの。(ずっと立ちっぱなしは疲れるので、立ったり座ったりしたい)
同じようなものを求めている方には参考になるかもしれないので、是非読み進めてください。まずは消去法でスタンディングデスクの条件を絞りました。
- 電動は重いし値段も高い、コードが必要なので気軽に移動しにくい→手動式
- 高さが調整できないと立ったり座ったりできないし家族で共有できないので高さ固定式は×→昇降式
- メインテーブルではないので移動してその日の気分で場所を変えて使いたい→キャスター付き
- 余計なアクションなく思い立ったらすぐに使いたい→折り畳み式でなくても、ワンタッチ昇降
- 使わないときは部屋の隅に目立たないように置きたいので省スペースなサイズ→天板サイズはW70センチ以下
- 子供やペットがいるので突起が少なくケガしにくいもの→パーツの出っ張りが少ない極力シンプルなもの
色々書きましたが、まとめると
天板サイズ小さめ(70センチ以下)でキャスター付き昇降式(ワンタッチで昇降できるガス圧式)で極力シンプルなスタンディングデスク
が欲しいということが判明しました。ここまで絞ると種類は迷うほど豊富にはありませんでしたが、最後に厳選して候補に挙がったのは、サンワダイレクトとタンスのゲンの2種類でした。
サンワダイレクトvsタンスのゲン。比較してみた
まずは2つの商品がどんなものなのか、実際の販売画像で確認してみましょう。
サンワダイレクト
販売元のサンワダイレクトはコンピューター関連オフィス用品で有名なサンワサプライの直営店。
- スタンディングデスク ガス圧 昇降式 幅62×奥行43cm 高さ76.5~110.5cm キャスター付き
- カラー展開…ホワイト・ブラウンの2色展開
- 型番…ホワイトが100-ERD007W、ブラウンが100-ERD007M
- 保証…初期不良のみ対応
- 上下昇降幅…約34センチ
- ストッパー付きキャスター付属
アマゾン、楽天市場、ヤフーショッピングの全てで公式店舗の販売があるので、よく利用するショッピングモールで購入すると良いでしょう。
(よくアマゾンタイムセールや楽天スーパーセールの時に安くなっています)
タンスのゲン
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販売元のタンスのゲンは、名前の通りタンスなど家庭用の家具にはじまり今では家具インテリア用品を多く開発・生産販売している会社。
- スタンディングデスク 昇降式 コンパクト 昇降式テーブル 幅70 キャスター付き PCデスク
- カラー展開…ホワイト・ブラウン・ヴィンテージの3色展開
- 画像商品の型番…記載なし
- 保証期間…1年間。
- 上下昇降幅…約39.5センチ
- キャスターとアジャスターの2種類が標準装備
補足すると3色展開ですが、新色のヴィンテージは滅多に在庫がありません。天板には配送時の傷防止のための天板傷保護シートフィルム付きです。安心ですね!
アマゾンではこちらの商品の取り扱いがないことが多いので、楽天市場での購入がおすすめです。
どちらも1本脚、レバーを片手で引くタイプのガス圧無段階昇降式、キャスター付きで脚やレバーの形状などもよく似ていて、値段も1万円前後と同レベル。色展開もほぼ一緒。
どちらの会社もスタンディングデスクに関しては多種多様に販売・実績もあり安心感があります。
どちらを選ぶべきか悩みますよね!
そこで、両者を徹底比較してみました。
徹底比較してみた
共に1本脚・ガス圧式無段階昇降式・キャスター付きという条件は満たしているので、それ以外の部分の商品仕様を表で比較してみます。
サイズ | 天板サイズ | 天板耐荷重 | 重さ | 材質 | |
サンワダイレクト | W620×D430×H765~1105mm | W620×D430×H18mm | 約10kg | 約10.65㎏ | 天板MDF(塩ビシート貼り)フレームスチール、支柱アルミ(エポキシ樹脂粉体塗装) |
タンスのゲン | W700×D480×H750~1140mm(キャスター時) | W700×D480×H20mm | 約30㎏(静止時) | 約17㎏ | 天板合成樹脂化粧繊維板(PVC)脚支柱部分スチール |
見た目はどちらもとてもよく似ていますが、天板の大きさがサンワサプライの方が一回り小さく、その分重さが軽いです。より軽量でコンパクトなものを探している方はサンワサプライ一択でしょう。
逆にタンスのゲンは重たくて少し大きめですが天板耐荷重がサンワサプライの3倍もあります。重たくても頑丈なものが良く、天板を少しでも広く使いたい方はタンスのゲンがおすすめ。
モニターを置いたり重い本などを置いたりする予定の方は、タンスのゲンのスタンディングデスクの方が良いでしょう。
素材に注目してみると、タンスのゲンは支柱がスチール製。磁石がくっつきます。マグネット式のティッシュやごみ箱をつけたりすれば、地味に便利かもしれませんね。
サンワサプライはフレームはスチールとありますが、支柱はアルミなのでくっつきません。
レビューを見ていると、組み立ては共に平均30分ぐらいで完了している様子。そこまで複雑ではないようです。1人でもできますが、2人でやった方が安全に効率よく組み立てできるようです。
参考までに、サンワダイレクトの昇降テーブルの組み立て説明書を下記にアップしておくので購入前にご確認ください。
昇降式スタンディングテーブルキャスター付きのデメリットは?
口コミに見るデメリットはどちらも共通していて、
デメリット
- あげるときは勢いよく上がるけど下げるときは力がいるので難しい
- 1~2年の使用で昇降が壊れてしまった
- 天板がガタガタする
といったものが多かったです。上の2つのデメリットは少数派で大半の方は問題なく使えているようでしたが、どちらも中国製の大量生産品なので、正直商品の当たり外れはあるかと思います…。
天板がガタガタするのは、通常の机と異なり1本脚タイプの分構造上ある程度は仕方ないこと。(あまりにがたつく場合は不良品の場合も)
机を高くして消しゴムをゴシゴシしたりするとそれなりに揺れるようなので、スタンディングの状態で筆記メインで使用する方は特に注意が必要です。筆記メインの方は2本脚や4本脚タイプの方が良いかも。
タンスのゲンの方は1年保証がついているので、気持ち的に安心感はありますね。
昇降式スタンディングテーブルキャスター付きのメリットは?
口コミから見るメリットをまとめると、以下のとおり。
メリット
- 立ったり座ったりして作業できるので便利
- 低くもできるので多用途に使える
レビューされている多くの方がPC作業に使用されていましたが、疲れたときや食事のときなど時々低くして座れるから便利という意見が多かったです。
机にもスタンディングにもなるのがこの商品の売りです。天板は小さめですが、一人暮らしや狭い部屋に置く場合は2通りの使い方ができ家具で部屋を圧迫しないですむのでおすすめ。
身長差のあるパートナーや子供とスタンディングデスクをシェアする際も、ちょうどよい高さにそれぞれ調整できるので便利です。
キャスター付きなので、テレワークでテレビ電話の会議をするときに背景にごちゃつきのない場所に移動できるので便利という書き込みもありました。
さらにこのサイズでキャスター付きの昇降式スタンディングデスクは、最悪スタンディングデスクとして使わなくなったとしてもソファや机、キッチンのサイドテーブルとしても使えます。
さらにいえば高さを一番低くすれば、通常の勉強机としても使用できるので、
デスクワーク用にせっかく買っても結局使わなかったらどうしよう…と心配な方にも、こう用途多様だと安心なのではないでしょうか。(と自分にも言い聞かせています笑)
ちなみにメンタリストのダイゴさんはステッパーを踏みながらスタンディングデスクでPC作業をすることがあるのだそうです。運動不足も解消できて、一石二鳥ですね!
我が家もステッパーがあるので、スタンディングデスクを無事にゲットできたら真似してみたいです。ちなみに口コミにはエアロバイクをしている方もいらっしゃいましたよ。
結局どちらを購入するべき?
ここまで商品仕様について色々と比較してきましたが、結局どっちを購入すべきなのかは、わずかなその人の使い方の差や好みによります。
最後にサンワダイレクトとタンスのゲンはそれぞれどんな人におすすめなのかを簡単にまとめて終わりたいと思います。
サンワダイレクトがおすすめの人
- 購入したら早く使いたい
- できる限りコンパクトサイズのデスクが欲しい
- 本体が軽いものが欲しい
タンスのゲンがおすすめの人
- モニターなど重量のあるものを乗せる可能性がある
- キャスターとアジャスターの付け替えをするかもしれない
- 1年保証が欲しい
在庫があれば基本的に当日出荷~翌営業日出荷のサンワダイレクトですが、予約注文になっていることが多いタンスのゲンは注文してから届くまで2週間程度かかるようです。
そのため、購入したらすぐに使いたい!在宅ワークがすぐにはじまるから待てないという方はサンワダイレクトがおすすめ。
ちなみに我が家は納期がかかっても1年保証がついている方が安心なので、タンスのゲンを注文する予定です。
模様替えが趣味で置き場所をコロコロ変える可能性が高いので、もしスタンディングデスクとして使用しなくなったら本棚やモニター台としても使えるように耐荷重のあるタンスのゲンを選びました。
今回はコンパクトサイズのものを探しましたが、どちらのメーカーも幅90センチのタイプなど大きいものももちろんあります。
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色々なシチュエーションを想像して、ご自身にベストなスタンディングデスクを選んでくださいね。
まとめ
この記事では、部屋の隅に置いておき、必要な時にキャスターをコロコロしてすぐに使えるスタンディングデスクをご紹介しました。
昇降式なので、立っても座っても使えて便利。身長差のあるパートナーと共有する場合でも自分にちょうど良い高さに調整できます。
是非快適で健康的なご自宅でのデスクワーク・在宅ワークのために、スタンディングデスクの導入も検討してみてくださいね。