小学生の必需品・鉛筆削り。最近では少し高価な電動式のものが入学祝いの贈り物としても人気です。しかし、我が家では悩んだ末に手動式の鉛筆削りを購入しました。
電動式鉛筆削りのデメリットや手動式鉛筆削りのメリット、そしておすすめの高評価・手動鉛筆削りを4つご紹介するので、鉛筆削り難民の方は是非参考にどうぞ!
子供の鉛筆削りは手動?電動?
我が家には今年小学校に入学した、6歳の子供がいます。入学準備の際に電動か手動か悩み、結局購入せずにチャレンジでもらった手持ちの小さな手動鉛筆削りを継続使用してみることにしました。
いざ入学してみると、思ったよりも鉛筆を削る機会が多く手持ちの鉛筆を突っ込んで回すタイプの鉛筆削りでは削るのが追い付かずイライラ…。
特に新しい鉛筆を削るときは本当に時間がかかり、子供は嫌がって自分で削らなくなってしまいました。(汗)
これはまずいと思い、再び新しい鉛筆削り探しの旅に出た私。まず手動にするか、電動にするかで悩みましたが、レビューをくまなく見ていると、電動は早く削れて便利ですが、やはり
- 壊れやすい
- 値段が高い
- 充電や電池交換が面倒
- コンセント式の物は持ち運びが不便
- 鉛筆以外のものをつっこんで自動で動いたときが怖い
- 削り具合を調整にしにくい
といった声が目立ち気になりました。
電動でも安いものなら2000円台ぐらいからありましたが、人気の国内メーカーのものだとやはり3000円以上するのが当たり前。
鉛筆削りはある意味消耗品とも言われますが、大枚はたいて購入してたった数年で壊れてしまうのは悲しいですよね。
鉛筆以外のものを突っ込んで自動で作動してしまうと故障の原因になりますし、万が一赤ちゃんや幼児が小さな指を突っ込んで作動してしまったら…と思うとぞっとします。
色々調べていると
手持ちの小さな手動鉛筆削りはしんどいけれど、電動で削るほどたくさん削るか?
という素朴な疑問もわいてきました。
私は子供のころ、ハンドルを回すタイプのスタンダードな鉛筆削りを使用していましたが、大きくて邪魔だなと思う以外は特に不満もなく削っていた覚えがあります。
子供には使いやすい最新のものを買ってあげたい!
という思いから電動鉛筆削りを視野に入れていましたが、
- 壊れにくい
- 価格が安い
- 電源不要で楽&エコ
- 削り具合を調整しやすい
という手動鉛筆削りって、実はすごい良い品物なのではないかと気づき、ハッと目が覚めました。
ということで、我が家は手動鉛筆削りを購入することに決めました。
ネットで買えるおすすめの手動鉛筆削り4選!
手動鉛筆削りにすることは決まりましたが、何を選ぶべきか…。とりあえずアマゾンで国内メーカーが販売している星4つ以上ついた高評価の商品を数点リストアップしてみました。
おすすめその①無印良品の手動式鉛筆削り 大
無印良品の手動式鉛筆削り 大は、昔から販売されている、無印良品でのベストセラー商品。機能はシンプルで、鉛筆を削るのみ!昔ながらの手動式鉛筆削りです。
なんと1000円ポッキリ(2024年7月現在)で非常にお財布に優しいです。オールホワイトであらゆるインテリアに馴染みやすく、視覚ノイズの少ないシンプル設計が魅力。
特に子供が使うものはにぎやかな色合いのものが多く、インテリアを邪魔しがちですがこの鉛筆削りはさすが無印良品といった感じで、部屋に馴染むデザインは秀逸です。
リビング学習でリビングに鉛筆削りが置きっぱなしになっていてもイライラしないかもしれません。(笑)とりあえず使いやすい手動鉛筆削りが欲しいと思ったら、これを選べば間違いないでしょう。
おすすめその②ソニックのリビガク・トッピン
画期的なリビング学習グッズを取り扱うソニック。そんなソニックの手動式鉛筆削り、トッピンはスリムな見た目が素敵です。スリムなので、置き場が狭い場合には重宝するでしょう。
手動式鉛筆削りは鉛筆を横向きで差して使うのが普通ですが、こちらは少し仕様が違っていて、鉛筆を上に、縦向きに突っ込んでハンドルを回し削ります。
あまり力を入れなくても削れるので、小さなお子さんが使う場合にもおすすめ。さらにダストケースロック機能がついているので、鉛筆削りをひっくり返して床がカスまみれに…という悲惨な事故を防げます。これは便利です!
おすすめその③横トナのdeli(デリ)手動鉛筆削り
deliの手動鉛筆削りはスピーカーのようなおしゃれで高級感漂うデザイン。グレー・ホワイト・ブラック・ブルー・グリーンの5色展開で、部屋の雰囲気に一番馴染む色を選ぶことができます。
ブラウンもありました!お値段は2000円弱と他の手動鉛筆削りに比べると少し割高ですが、その分多機能。
ギアを回すことで芯の太さを5段階調整できるという機能付きです。色鉛筆と普通の鉛筆などで削り具合を変えたいときに便利ですね。また折れ芯排出機能もあり、折れた場合は自動で排出してくれます。
クリップではさみ鉛筆を固定しバネの力で鉛筆を送り込む従来のタイプとは違い、鉛筆を穴に突っ込んでハンドルを回すだけのシンプル構造も魅力的!
良くも悪くも本体が軽いので、削る際は本体をガッチリ固定しながらハンドルを回す必要があるという点だけご注意を。価格とデザイン、機能性のバランスがとれたおすすめ品です。
おすすすめその④カール事務器のエンゼル5
最後にご紹介するのはカール事務器の鉛筆削りエンゼル5。我が家が実際に購入したのは、こちらの商品になります。
くすみカラーのボディとステンレスを組み合わせた無骨なデザインがたまりません。色はくすみ系のクリーム・ピンク・ライトブルー・ライトグリーンの5色です。
先述したdeliの手動鉛筆削りとは違い、クリップではさみ鉛筆を固定する昔ながらのタイプ。
6歳の息子は鉛筆を突っ込むだけのタイプよりもつまみを使うこのタイプが、メカニカルな感じで気に入ったようです。(めんどくさがるかと思ったので、意外でした)
値段は今回ご紹介した中で一番高いですが、国産(メイドインジャパン)で非常に人気の高い商品。フリマサイトで中古品も探してみましたが、ほとんど売り切れでした。
人気の理由は丈夫さと切れ味の良さのようです。製造元のカール事務器は、その名の通り事務用品を取り扱う会社。
業務用として耐えられるだけの頑丈さを持ち合わせているのは、このカール事務器の鉛筆削りだけでしょう。
鉛筆削りは軽量化やコストダウンのために、プラスチックを多く用いた商品がほとんどです。
経験がある方も多いかと思いますが、プラスチックは経年劣化により割れたりヒビが入ったりすることがあり、耐久性は低め。
しかしこちらの商品はダストボックス以外とハンドルの持ち手と付け根の固定具など一部を除きほとんどが金属製で、頑丈。
しかも安定感抜群です。本体を抑え込む力が不要なので、力をあまり入れなくても削りやすいのです。
両手をしっかり添えなくてもぐらつかずハンドルを回せるので、本体に重みはありますが軽量のものよりも小さな子供が回しやすいのではないでしょうか。
特殊鋼で造られた日本製の刃は非常に切れ味抜群で、軽い力でシャープな弓なりの形状に削れます。
ハンドルがとても軽くスイスイ回るのに、あっという間に削れてびっくり!削り終わるとハンドルが軽くなるので、削り過ぎる心配もありません。
ちなみに同じエンゼル5のシリーズで、deliと同じような芯の太さを調整できる上位互換シリーズもあります。(こちらは2段階)
これくらいかな?というところでストップすれば芯の太さは調整できるので、価格差を考慮したら個人的には調整できないタイプでいいかなと感じました。
カール事務器のエンゼルシリーズは、シンプルな構造ながらもハンドルの形状や素材選びなど細かいところに配慮がなされていて、使いやすさが段違い。
deliの鉛筆削りはダストボックスが不透明で、中にどれだけカスがたまっているのか分かりにくいですが、カール事務器のものはダストボックスが半透明なので量が見やすいです。
一点不満を言うとすれば、ダストボックスにはロック機能がないので、カスがいっぱいのときに倒したり落としたりすると中身が出てしまうという点でしょう。
実際に使ってみて、その点以外は大満足しています。切れ味が良く、壊れにくい。初期投資費用が他と比べて少し高くても、壊れにくく長く使えるのであれば買って後悔はないでしょう。
長年使ったら塗装が剥げるでしょうが、それもアンティークっぽくて良いなぁと逆に楽しみです。
まとめ
手動式の鉛筆削りは電動式のものと比べて比較的安価ですが、丈夫で壊れにくいです。さらに電気を使わないので環境にも優しく省エネです。
今回は小学生が使うのにぴったりな手動式の鉛筆削りを4点ご紹介しました。どれもアマゾンで星4つ以上の高評価商品です。
安いだけの海外メーカー品はたくさんありますが、どうせなら安心の国内メーカー品を選んでみてはいかがでしょうか。