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京都鉄道博物館の楽しみ方!6歳子供が喜んだポイント&体験を写真多めで紹介②

京都鉄道博物館は、見てさわって体験する!というのがコンセプトの体験型・最新博物館。鉄道にあまり興味のない子供でも思わずやってみたくなる仕掛けが満載で、老若男女問わず楽しめる施設です。

この記事では前回の記事の続きとして、運転シミュレーターのある本館内とおみやげ売店をご紹介します。

続・京都鉄道博物館の楽しみ方!

古い車両の看板

この記事では、はじめて京都鉄道博物館に行った鉄道好き年長6歳幼児が楽しんでいたポイントを主として体験談を兼ねて写真多めでご紹介しています。

前半ではプロムナード・トワイライトプラザ・屋外施設をご紹介しました。

この記事ではその続きとして、運転シミュレーターをはじめ様々な体験設備をそなえた本館内とミュージアムショップをご紹介します。

本館1階

本館見取り図

本館1階で色々な車両展示を見る

プロムナードを抜け本館1階に入ってすぐ目に入るのは、500系新幹線と昔の特急クハネ581形、クハ489形(雷鳥など)。この3車両前は絶好の写真撮影スポットです。

建物3階部分の外側窓が新幹線のようになっているのも面白い!

スロープをあがり近くまで行ける

中に入ることはできませんが、スロープを登って真横まで行き近くで車内を見ることができます。

3車両の後ろ側には、「ワム3500形」などの貨物列車、さらにディーゼル機関車や電気機関車などもずらり。

貨物列車のワムくんという絵本が大好きな息子はホンモノのワムくんに会えてうれしそうでした。

100系新幹線

でもここで結局我が子の心をつかんだのは、0系新幹線の後継・100系新幹線。入館チケットの写真になっている車両です。

0系よりもライトが細くて、車体がとんがっている!

と大喜びでした。

踏切で非常ボタンを押す

踏切の非常ボタン

花形3両の後ろには、本物そっくりな踏切があり定期的に?カンカンカンと鳴ります。そして踏切横には非常ボタンが本物と同じようにあるのですが、なんとこれが押し放題!

悪いことをしている気分ですが、大人でもとんでもなく楽しく何回も押してしまいました。(笑)

環状線ホームの非常ボタンを押し、車体の扉開閉をする

環状線の扉開閉

踏切の近くにはホームを再現した場所もあり、そこには大阪環状線が停まっていて車内に入ることができます。車内では扉の開閉を手動で車掌さんのように自分ですることができます

開閉する扉にはさまれないように、扉内側にはクリアパネルがついているので安全対策もバッチリ!車掌ごっこが大好きな息子は「よし!」といって何回も開閉して遊んでいました。(笑)

扉下の床がスケルトンになっていて、開閉すると中の機械がどう動くかも見られるようになっています。

ホームの非常ボタン

さらにホームにも踏み切りのところと同じような非常ボタン」が。もちろんこれも押し放題で、楽しませていただきました!

こうやって遊びながらでも場所を覚えておくと、いざホームで非常事態があった際にパッとボタンの存在を思い出して押せそうですね。

車体の下に入り車体を下から見上げる

環状線ホームの両隣にある車両では、車体の下にもぐって車体を下から見上げることができるようになっています。モーターや車輪などを下から見る機会は滅多にないですよね。

落ちてこないかドキドキしながら通過するのを楽しんでいました。どこが何と主要なパーツに案内板がついているので、勉強になります。

線路にある2色信号などを動かす

2色信号

踏切の再現前には、信号についての展示をしてあるスペースがありました。そこでは実際の信号が数種類展示してあり、足元のスイッチを押すと信号が切り替わる仕組みになっています。

デジタル式もアナログ式もあったのですが、息子が心奪われたのはアナログ式の線路にある2色信号

信号に青と赤のクリアパネルがはめ込まれていて、足元のスイッチを踏むと上下に動き後方のライトで色が照らされて青か赤か分かる、という単純なもの。アナログ感が逆に新鮮で楽しいようでした。

運転席に入り運転手気分にひたる・車掌ごっこをする

運転席がたくさんある

本館1階、一番奥の方にあるのは様々な車両の運転席部分の展示。実際に運転席に座って操作のようなことができます。

動く場所・動かない場所があるのですが、それでもなりきり気分で子供たちは楽しんでおり、常に盛況で平日でも順番待ち状態でした。

大和路快速の運転席

この中で息子が特に気に入ったのは、大和路快速の運転席

ブザーを鳴らす子供

ブザーが鳴るようになっていて、運転席横にある反対の窓から「扉がしまりまーす、ご注意ください、シュー」と車掌ごっこをしていました。息子が帰る間際まで粘ったお気に入りの場所。

土日祝日には「おしごと体験」などでこの場所が使われることもあるようですよ。

こだまも運転席に入れる

また、もう少し手前の踏切近くにある特急「こだま」も2階の運転席にのぼることができるのですが、こちらも大人気で行列ができていました。

昭和乃駅に入ってみる

後ほど紹介する本館2階にも昔の駅を再現したコーナーがありますが、1階の100形新幹線横にも「昭和乃駅」という駅舎からホームまで再現したリアルなコーナーがありました。

2階建ての駅舎手前には、昭和の駄菓子屋さんが。中のおもちゃや駄菓子、たばこまでリアルに当時のもののようでした。団体の幼稚園児たちはここでおおはしゃぎしていました。

階段をのぼり駅舎の中に入ると、全て木製でレトロ!昔の映画に出てきそうな感じです。ポスターも当時のままの感じで、本当に映画のセットのよう

壁面には「伝言板」という黒板が。

携帯電話のない昭和の時代にはこの伝言板に「〇〇で待つ。△子より」などみんなメッセージを残し連絡を取り合っていたのだそうです。(係員のおじさまが教えてくれました)

ホームには車両も

さらにホームに行くことができ、ホームには車両も停まっています。こちらも絶好の写真映えスポットでした。

SL車輪と綱引き!引っ張り体験

SL車輪綱引き案内

昭和の駅の裏手にひっそりとある体験コーナーが「SLの車輪と綱引きしてみよう!」。SLのいちばん前についている車輪(780キロ)を引っ張るという体験。

体験時間…開館~11:45・13:00~14:45

SL車輪を引っ張る体験

スタッフのおじさまがいるときでないと動かせないのでできたらラッキーです。息子はちょうど空いているときにいけたので、2回もやらせてもらえました。

780キロも引っ張れた!力持ちでしょ!と興奮しておりました。(笑)

本館2階

巨大ジオラマの走行を見る

ジオラマ運転スケジュール
運転スケジュールは日によって変更の場合あり。公式HPをチェックしてください。

2階には全長約30メートルもある、巨大ジオラマがあります。毎日6回程度、決まった時間に運転があり、実際に模型が走っている様子を見ることができます

運転時間は約15分間。照明が暗くなり録音アナウンスと共に色々な車両が動き出します。

巨大ジオラマ

新幹線各種と近鉄特急しまかぜ、ラピートなど一緒に走ることがない車両が近くを走っているというワンダーランドを見ることができました。

団体で来ていた幼稚園の子供たちも一緒に見ていたのですが、もう大興奮の様子でにぎやかでした。(笑)

ジオラマの運転風景
夜になるとジオラマ運行終了です。

ひな壇になった観覧席に座って観覧できるのですが、子供はガラス前に立ち見もOKだそうです。土日は混み合うかもしれませんが、サクッと見られて満足感もある体験でした。

運転シミュレーター体験(有料)

運転シミュレータの場所

運転シミュレーターはアソビュー!インターネット事前予約(電子チケット購入)が必要。予約開始は利用日前日の20時からです。

料金…1回100円(10分間)・在来線/新幹線のどちらかを購入時に選択

かつてはその場で抽選予約で大混雑だったようですが、最近事前予約制に切り替わったようです。

我が家は当日購入しましたが、特に機械の数が少ない新幹線は人気のようで前日早めでないと予約がとれないということもあるようなのでご注意を。

運転士の制服を身に着け本物の運転士さながらに運転体験ができるので子供も大興奮。本物の運転士さんが訓練で使う運転シミュレーターらしく本格的です。

操作ははじめてだと少し難しそうですが、自動運転も選べるので小さな子供でも大丈夫そう!

運転シミュレーター体験(無料)

無料運転シミュレーター

有料運転シミュレーターの場所のすぐ近くに、無料でできる運転シミュレーターもあります。これはジオラマ内を走る車両(先頭にカメラを搭載)を操作するというもの。

特に新幹線は人気でした

操作方法は有料のものとほとんど変わりません。こちらも自動と手動で選べ、1回2周します。新幹線や在来線など4~5種類ぐらいの車両から好きなものを選んで動かせます。

こちらも人気なので、シミュレーター前には順番待ちの行列が。

ジオラマ下のトンネル
ジオラマの下にあるトンネルをくぐり、中央部へ行けます

ジオラマの中央は空洞になっていて、トンネルを通ってジオラマ中央に行き巨人のようになることも可能です。

自動券売機で切符発券&自動改札機を通る

自動改札機

現代の駅を再現した場所では(再現というか、もはや本物!自動券売機で実際に切符を発券(無料w)、自動改札機に通すという体験ができます!

自動発券機

自動券売機も本物みたいなタッチパネルで、大人と子供を選択することができます。

スケルトンになっている

そして自動改札機は、なんと機械部分がスケルトン!投入した切符がどのように機械の中を通って出てくるかというのを観察することができます。(とはいえ高速なので一瞬ですが)

切符はもらえる

まだ幼稚園児の息子はまだ自分で自分の切符を買うことがないので、大喜びでした。

みどりの窓口にあるタッチパネルの発券機で発券体験

MARS体験

自動改札機の横にはきちんと窓口があり(リアル)、反対側から回り込んで中に入ることができます。中に入ると、窓口部分の下にタッチパネル式の発券機が!

みどりの窓口に並んで切符を購入する際に、駅員さんが発券に使っているあの機械(発券窓口MARS)です。

タッチパネルで発券指示通りにすすむ

機械の液晶部分・左上にはランダムで現れるお客さん

〇〇行きの一番早い時間の券が欲しい。窓側がいいなぁ

などとつぶやいているので、その通りに行き先や時間・席を指定して発券してあげるというもの。発券した切符は最後印刷できて、もらうことができます。(これも無料!!

発券した新幹線切符

さらに楽しいのが、先ほど利用した隣の自動改札機に今発券した券を通してみる、というもの。大きさは同じなので通してみると、本物の自動改札機と同じ警告音が鳴って

この切符は使用できません

と言われます。(笑)入れた切符は普通に出てくるのでご安心を!良く出来ていますよね。

侵入防止をベタベタさわる子供

本物そっくりの現代の駅では、実際の改札ではさわれないところ(改札の侵入防止のやつなど)をベタベタとさわれるのも魅力です。

昔の駅(再現)に入ってみる

昔の駅

そんな現代の駅の隣には、昔の木造の駅が。今とは違って全て手作業で、今はない(機械がやっている)色々な仕事をしていた様子がうかがえます。見比べるのも楽しかったです。

キッズパークにあるプラレールで遊ぶ

キッズパーク
中央新幹線の中に入って遊ぶこともできます

2階のエスカレーター付近は靴を脱いで遊べるキッズパークがあります。ここにはプラレールがたくさん置いてあって好きに組み合わせて遊べるので、多くの子供で常ににぎわっていました

大人数が苦手な我が子はちょっとだけ入ってすぐに出てしまいましたが、隣にいた外国人の子供は楽しすぎてここを離れられず、親に連れていかれそうになって泣いていました。

プラレール好きな子は居座って動かなくなってしまうかもしれないのでご用心を。(笑)

貨物列車のコンテナの中を見る

貨物列車関連の展示

2階奥の方には貨物列車について色々学べるコーナーが。

仕分け体験ゲーム

貨物列車の歴史やアナログ仕分けの行先表示と積み荷札を体験できる場所タッチパネルで積み荷の切り離し行き先指示をするゲームなどがありました。(ゲームは6歳には少し難しかったよう)

コンテナ中身

ここでは普段見慣れた実際の貨物コンテナの中にはどうやって荷物が入っているのか、コンテナの中身を見られる展示がありそれが息子的には一番興味深かった様子でした。

3階は展望デッキ(スカイテラス)

3階に上がると、展望デッキ(スカイテラス)が。ここからは京都タワーや東寺など観光名所が見渡せます。テーブルやイス、ゴミ箱もあるので、ここで食事を摂ることも可能。

あいにく行った日は雨だったのでゆっくりはできませんでしたが、晴れたら見晴らしがよく気持ちよさそうです。近くを走行するたくさんの電車も眺められますよ。

ミュージアムショップでお土産を買って帰る

売店見取り図

京都鉄道博物館のミュージアムショップはプロムナードから扇形車庫に行く道をまっすぐ進むと見えてくるモダンレトロでオシャレな建物。

ミュージアムショップへ続く道

それもそのはず旧二条駅舎を保存も兼ねてミュージアムショップとして活用しているのです。

ミュージアムショップは出口の手押しゲートを出た先にあり、入館しなくても駅舎入口から入ってミュージアムショップだけ利用することが可能

ちなみにお土産を見てもう一度館内に入りたければ、入館券を見せればOKです。

ミュージアムショップの様子

お土産売り場はめっちゃ広いというわけではないのですが、ところせましと品物が陳列されていて品数が多い印象です。食品はもちろんですが子供の喜ぶプラレールやNゲージ、鉄道グッズが満載!

おもちゃ売り場に来ているような感じで大興奮でした。鉄道関連の書籍・食器やTシャツ、京都鉄道博物館の限定グッズも多々ありおみやげの選びがいがあります。

トレーンの売り場

ちなみに息子はトレーンのNゲージ・阪急電車を2両分どうしても欲しい!(予算オーバー)と泣いて、結局自分のお年玉で購入していました。(汗)

お土産グッズ情報はくわしくは下記記事にまとめたので、あわせてご覧ください。

まとめ

2記事にわたって、実際に体験してきた京都鉄道博物館の中身をご紹介しました。

京都鉄道博物館は行く前にホームページで見ていたよりもずっと楽しい体験が多く、子供はもちろん大人の私も一緒になって楽しめる素敵な博物館でした。

この記事を見て「これがしてみたい!」というのがもし見つかったら、是非京都鉄道博物館に足を運んで実際に楽しんでみてくださいね。

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