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秋が旬!静岡県西浦産の「ゆら早生みかん」を食べてみました。どんな味?特徴と感想

みかんといえば和歌山県や愛媛県を思い浮かべる方が多いと思いますが、静岡県もみかんの名産地です。静岡に住む両親から10月に最盛期を迎える静岡県沼津市西浦産の「ゆら早生(わせ)みかん」を送ってもらいました。

一般的なみかんが出回る前に食べられる秋の味覚・早生みかんは格別!西浦みかんの由良を実際食べてみた感想と味など、みかんの特徴をお伝えします。

静岡県・西浦産「ゆら早生みかん」とは

「ゆら早生みかん」=西浦みかん由良は静岡県東部地方にある沼津市西浦・静浦・内浦地区で生産されている、(極)早生みかんです。

早生(わせ)みかんとは例年10月~11月の早い時期に収穫期を迎えるみかんのこと。ちなみに9月ぐらいから出回るものは極早生みかんと呼ばれます。ゆら早生みかんはこのどちらにも分類されているようでした。

みかんシーズンの到来・季節の移り変わりを告げる早生みかん。由良もその一種です。由良は和歌山県由良町で昭和60年に宮川早生みかんの変種として発見され、平成7年に品種登録されたそうです。

早生みかん特有の酸味もありますが、早生みかんの中でも際立った甘さと香りが特徴。私が今回食べた静岡県西浦産の由良は10月ぐらいには出荷が終わってしまう様子でした。

みかんの名産地・西浦のある静岡県東部~伊豆地方は駿河湾に面しているのですが、駿河湾は黒潮が流れているためとても温暖な土地です。(実は熱帯魚も泳いでいるのですよ!)

そんな温暖な駿河湾に面した急な山の傾斜地で育てられているのが由良をはじめとした温州みかんたち(西浦みかん)です。

斜面の段々畑に木が植えられているので、太陽の光がよく当たる上に海からの光の照り返し効果もあり、きれいに色づきおいしいみかんになるそうですよ。

静岡はみかん生産量ランキング全国3位

静岡県といえば富士山ですが、みかんも有名

特に関西、西日本にお住まいの方は「みかん」というと和歌山県・愛媛県を思い浮かべる方が多いと思います。しかし実は静岡はみかん生産量ランキング1位和歌山・2位愛媛県に次ぐ全国3位。(2021年度)

関東圏に近い静岡県が生産地なので、東日本にお住まいの方は静岡みかんに馴染みのある方も多いかもしれません。

さらに普通温州みかんの出荷が一番多いのも静岡県。冬の間中長い期間出荷されるので、もしかしたら知らずに静岡みかんを食べているかもしれませんね。

静岡県はみかんに適した土壌と温暖な気候で、栽培の歴史は古く江戸時代から盛んに生産されてきました。ちなみに静岡県産の品種は「青島」「寿太郎」この2種類の温州みかんです。

実食!由良みかんは「どんな味?」特徴と感想

静岡県出身の私。地元の高級スーパーアオキで売っていたという西浦みかん由良を両親が送ってくれました。

JAなんすんのもの。Mサイズぐらいのみかんが8個ほど袋に入れられていました。この素朴なデザインのパッケージが逆にそそられますね。

外皮の色はオレンジに少し緑色の部分が残っていて、正直「大丈夫?ちゃんと熟してる?」と思ってしまいました。

ネット販売されている他のゆら早生みかんもこのような色合いなので、このみかんの特徴のようです。それでは、皮をむいて食べていきます。

外皮をむいたところ。

皮をむくと、みかんのいい匂いが漂います。香りがしっかりしてるなという感じがしました。

むいたら薄皮が裂けました。

皮は薄手という情報どおり、手で身をはなすと薄皮が裂けてしまうぐらい薄かったです。写真で白っぽく見えるフチの方の皮は普通のみかんと同じくらいの厚さで、そのまま食べられます。

子供もたくさん食べました。

ただこの薄皮の薄さは個体差があるようで、何個か食べた5歳の息子は一部皮が固いと言って出してました。しかし味はおいしいようで、めげずに何個も食べていましたが。(笑)大人は問題ありません。

外皮の見た目の印象を裏切り、甘くておいしいです。甘いだけではなく、ほどよい酸味もありました。

秋のこの時期だけしか食べられない旬の味。ただ甘いだけではないきつすぎない酸味を含む味が、夏を乗り越え疲れた身体に染みます…。

どこで買える?

西浦みかん由良はネットでも販売がありますが、10月中旬ぐらいには多くのサイトで売り切れています。確実に食べたい方は9月ぐらいからチェックして予約しておくのがベストですね。

静岡県内(主に東部地方)のスーパーや直売所、道の駅などではもしかしたらまだ販売があるかもしれません!静岡に行く機会のある方は、ゆら早生みかんがあるかどうか青果コーナーを是非のぞいてみてください。

ゆら早生みかんが生まれた和歌山県や愛媛県産の由良はまだ販売があるようなので、食べてみたい方はこちらもチェックしてみてくださいね。

「寿太郎みかん」もおすすめ!

また、冬本番のこれからの時期は同じ静岡県沼津市西浦地区で生産されている「寿太郎(じゅたろう)」みかんがおすすめです!私はみかんの中で寿太郎が一番好きで一番おいしいと思っています。

12月に収穫したものを1~2か月熟成させて通常2月頃から出回る晩成温州みかん。昭和50年に西浦に住む山田寿太郎さんが偶然発見した新種です。

小ぶりで色艶もよく見た目もばっちり。さらに皮ばなれが良好でむきやすくて、とても甘いです。日本最高峰とも称されるブランドみかん。是非味わってみてください。ネット販売も色々あります。

10月現在、すでに2月出荷分の予約がはじまっているようです。チェックしてみてくださいね。

雅心苑(がしんえん)」という静岡県沼津市の和菓子屋さんには寿太郎みかんを使ったゼリーなどの商品もあります。

こちらもとてもおいしいので、寿太郎みかんを早く食べてみたい方や、みかん好きな方は是非お取り寄せしてみてください。

終わりに

ゆら早生みかんは、秋の到来を告げるこの時期だけしか食べられない旬の味です。甘味だけではなくほどよい酸味があり、夏を乗り越え疲れた身体に染みる味でした!

静岡県の西浦だけではなく、全国各地のみかん生産地でも生産されているようなので、見かけたら是非購入して食べてみてください。同じく西浦産の寿太郎みかんもおすすめですよ!

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