10月後半に入り、奈良の朝は室温13度ぐらいまで下がってきました。さすがに暖房器具がないのは寒いです。前回は灯油コーナーの準備をしましたが、まだ10月なのでファンヒーターは我慢したいところ。
とはいえ風邪をひいては元も子もないので、まずは遠赤外線の電気ヒーター「セラムヒート」を出してきました!このヒーターが非常に優秀なのでご紹介します。ついでにしまい損ねていた扇風機も片づけていきます。
10月後半の我が家
前回、「古民家の冬支度1」では灯油コーナーの準備をしましたが、今回はファンヒーターではありません。(笑)
朝の気温は13度ぐらい。ですが西日が入るからか、夕方ぐらいには20度ぐらいまで上昇と気温差の激しい今日この頃の我が家。
しかし、さすがに10月からファンヒーターを使用しては古民家の寒い冬本番が乗り越えられる気がしないので、10月中は他の暖房器具で乗り切ろうと思います。
毎年この時期から愛用しているのが、ダイキンのセラムヒートという遠赤外線の電気ヒーター!
他にも足元だけ送風のセラミックヒーターやデロンギのパネルヒーターなど色々試しましたが、一番あたたかくて長時間利用しても電気代も他よりかからないため、長年愛用しているのがこのヒーターです。
愛用8年目!ダイキンのセラムヒート
セラムヒートはエアコンで有名なダイキンが製造する輻射熱式遠赤外線暖房機。
我が家のセラムヒートは2014年製なので、何個か前の型になります。当時、3万円台で購入したと思います。同じ型式のものは現在2万円以下で販売されているようです。
それでも機能は充分だと思っていますが、最新のセラムヒートはさらに使いやすく機能も向上、デザインもスタイリッシュに。
パネル部分が見やすく使いやすくなり、デザインが変わるなど見た目や機能の細かい部分の変更があるようです。当然価格は新機種の方が高いので、購入を考えている方は値段と品質のバランスを検討してみてくださいね。
2023年10月現在の最新機種はERFT11ZS-T(2022年9月発売)です。商品詳細は下記公式ホームページリンクで確認してください。
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セラムヒートのすごいところ メリット
まずは簡単にこのセラムヒートの私がすごいと思うところを挙げてみたいと思います!
- 体に吸収されやすい波長の遠赤外線を発する輻射熱式ヒーターで体の芯からあたたまる
- インテリアになじみやすいシンプルデザイン&カラー
- 人感センサーや温度センサー、リズム運転付きで節電・消し忘れ防止
- 弱運転で充分あたたかいので、電気代が他の電気ヒーターに比べ安い
- 音も臭いもほぼなく、空気も乾燥しない
- シンプル構造でお手入れが簡単
一昔前の遠赤外線ヒーターはハロゲンランプが主流でギラギラオレンジ色に反射してまぶしかったと聞きますが、金属管を使うシーズヒーターであるセラムヒートはまぶしさとは無縁。
おまけに消費電力が少なく電気代もハロゲンヒーターよりも安いです。それなのに遠赤外線量はハロゲンの約2倍もあるのです!目に優しく、しかもしっかりと芯からあたたまるなんて最高ですよね。
さらにこのセラムヒートはエアコンなどの空調設備で有名な空気のスペシャリスト・ダイキンが製造したというだけあって、セラムヒート周りの空気はきれいであたたか。
エアコンと違って乾燥はしないですし、ファンヒーターと違って臭いもしません。
参考までに電気代ですが、我が家が常時使っている弱運転の場合、1時間あたりの消費電力が330~500W。1日5~8時間使用するとして、約1500~2000円ぐらいです。
日によっては外出していてほぼ使わない日もあるので、実際はこれよりも安いと思います。
とにかく身体が芯からあたたまるので、同じぐらいの電気代としても他の電気ヒーターを使っていたときよりも満足度が高いです。
電気代は電力会社によって違いますが下記ホームページで概算計算できるので、やってみてくださいね。
全体的に潔いシンプルさがあり、ごちゃついている感じがなく、モダンな現代住宅にも我が家のような古民家にもしっくりマッチするデザイン。操作部分もシンプルで老若男女みんな使いやすいです。
電源があり、ヒーター部分があり、操作パネルがあるだけというシンプル構造なので、お手入れも前カバーを外して拭くだけで超絶簡単。拭く気力を奪う余計な突起などがないのもズボラにはありがたいポイントです。(笑)
遠赤外線電気ヒーター・セラムヒートをリビングに設置してみる
いきなりセラムヒート愛を語ってしまいましたが、それでは、実際にヒーターを設置していきたいと思います。
しまっていたセラムヒートを出してきます。多少重さがありますが、持ち手があるので運びやすいです。
コードは後ろにあるコードフックにぐるぐると引っかけておけるので、からまず便利。私はこのコード収納がかなり気に入っています。
あとはめぼしい場所(我が家はリビング座卓の横)に置いて、電源コードを差してスイッチオン。中央のダイヤルを回すだけで運転開始です。
中央のダイヤルは1~10までの目盛りがついていますが、我が家は大体2~3の弱運転で充分暖かいです。寒い日は4の中運転にすることもありますが、それ以上にすることは真冬でもほぼありません。
10にしたらどれほど暑いのだろう…と逆に心配になるぐらい、2~3の強さでしっかりとあたたかいのです。だから電気代もそんなにかからないのだと思います。遠赤外線の効果はすごいです!
久しぶりに使うと、最初ほこりの焼けるようなにおいがしましたがすぐにおさまりました。その後は灯油と違って全くにおいがしないので、近くで使っても臭くなく、空気がきれいです。
寒いなと思ってヒーターのすぐ前にいるとすぐに身体がポカポカしてきて、暑いな…と思うこともしばしば。そんなときは首振り機能を使えばほどよく暖かい空気が当たるようになり快適になります。
複数人で使う場合でも首振りにしてテーブルやソファの前に置いておけば全員があたたかくなります。我が家はコンセント位置の関係上無理なので、ヒーター前の席取り合いになりますが。(泣)
横向きにすればソファに座っているときなど最高!足元が特に暖かくなります。上下にも若干動くので、微調整もできますよ。
操作部分がシンプルなので子供でも簡単に操作可能ですし、お年寄りの方も使いやすいと思います。チャイルドロックやタイマー、センサー機能などもついていて安心。
また、本体を動かすと転倒防止機能が作動して自動的に電源が切れるので、地震のときなども何かと安心です。
このヒーターを出した途端、2匹の犬がヒーター前を取り合いしはじめました。(笑)
ちなみにファンヒーターを稼働し始めると、ファンヒーターだけでしっかりと部屋が暖まるのでこのセラムヒートはエアコンのないキッチンカウンター周辺に移動し春まで活躍します。
デメリットは?
カバー部分は2~3の強さにした場合、激アツではないものの触ると「あついな」と反射的に手を離すぐらいの温度なので、赤ちゃんや幼い子供がいる場合は注意する必要があります。
我が子は現在5歳ですが、慎重で用心深い性格ということもあってさわったことはありません。
もう1つのデメリットはエアコンやファンヒーターと違い、部屋全体をあたためることはできないという点です。あくまで置いている周辺をあたためるための器具と認識したほうがよいでしょう。
値段が他社製品や類似商品に比べて少し高いところもデメリットかもしれません。ただ家電製品は大体10年以上長い期間使うもの。
サポート体制もしっかりした安心の国内メーカーで、気に入ったデザインと高機能のものを買っておいた方が自分の満足度も高いですし、大事にできると思うので、決して高い買い物ではないと思っています。
ちなみに同じ遠赤外線のシーズヒーターには国内メーカーであるコロナ株式会社のコアヒートというものもあるので、比較検討してみてください。
扇風機を片付けて夏とお別れ
今更になってしまいましたが、ヒーターを収納していた場所に扇風機も片づけていきます。何だかんだで10月はじめまで使った扇風機。
我が家の扇風機はいたって普通のシンプルなもの。10年以上前にイオン奈良で購入しました。シンプルゆえに長持ちのようです。触ったら止まるようにできているので子供がいても安心。
使い心地に不満はないので、壊れるまで使うつもりです。
表のカバーを外し、面倒ですがほこりを取り除いていきます。今回はウェットティッシュと普通のティッシュでパパっと拭きました。
全て拭けたら元に戻して本体も軽く拭き、扇風機専用カバーをつけて収納します。
今まで45Lのごみ袋2枚を上と下からかぶせて無理やりカバーしてしまっていたのですが、密閉されないしつけるのがなかなかめんどくさい。
扇風機専用の不織布カバーが安く販売されていたので買ってみたら、おさまりもよくコンパクト、密閉されるからほこりや虫も入らないし、簡単で使い心地抜群でした。
アマゾンに同じような商品があったので(非常に高評価!)、リンクを貼っておきます。↓
見た目も◎です。扇風機を置いていたリビング入り口付近はすっきりしましたが、もう少ししたらここに灯油ファンヒーターを置く予定です。
終わりに
愛用のダイキンセラムヒートを出してきて、寒がりの私は一安心しました。暑がりの旦那様は隣を半袖裸足で歩きアイスコーヒーを飲んでいますが…。(笑)
次回はファンヒーター!ではなく、ラグとこたつを出す予定です。寒さに徐々に身体をならしながら、冬本番に備えたいと思います。