手帳が趣味ともいえる手帳好きの私。2023年度の手帳は、感性を磨いて自分にやさしくなれる手帳というキャッチフレーズが印象的な、pure life diary(ピュアライフダイアリー)に決めました。
予定管理のためではなく、自分の気持ち管理や人生満足度アップのために使おうと思っています。充実のワークや、普通の手帳とはちょっと違う手帳の使い方をレビューします。
2023年度の手帳はピュアライフダイアリーを購入!
今年も色々な手帳が店頭に並ぶ時期になってきましたが、もう来年度の手帳は決められましたか?
年々種類が増えていくのでどれにしようか迷ってしまいますが、色々吟味した末、私はpure life diary(ピュアライフダイアリー)を購入しました。インスタグラムで見かけてずっと気になっていた手帳。
実際購入するのは、はじめてです!きれいな青系グラデーションの表紙に癒されます…。男女問わず使いやすそうな中性的デザイン。サイズは書き込みやすいA5。
ちなみに2023年度は2冊使いの予定。もう1冊のチッタ手帳については別記事で書いたのでご興味ある方は是非ご覧ください。(2冊使いの理由については記事内で後述しています)
ピュアライフダイアリーとは
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ピュアライフダイアリーは「まじめでがんばりやさんが感性を磨いて自分にやさしくなれる手帳」というキャッチコピーで販売された手帳。2021年からはじまった新しい手帳です。
「誰も置いてけぼりにしないサポート体制」「時間管理をしない手帳」「五感で感じて右脳で使う手帳」という気になるフレーズもありました。
開発されたのは、繊細さん気質な内向型本の著者でもある本橋へいすけさんと、認知科学コーチである井上ゆかりさん。
この手帳は予定管理をすることも可能ですが、それだけでなく自分の気持ち管理ができる手帳。
幸せを感じられる人の総数を増やす、ありたい自分やなりたい自分を叶えるお手伝いをするというのが、この手帳開発の目的だそうです。素敵ですよね。
公式インスタグラムではピュアライフダイアリーに限らず手帳を使っている人みんなに有益な情報を発信されているので、手帳好きな方は是非フォローして内容チェックしてみてくださいね。
(下記公式ホームページからインスタグラム公式ページに飛べます)
この手帳を買おうと思ったきっかけ
私は元々割と人の目を気にする性格で、他者評価を気にして自己肯定感低め。病気ではなく気質の問題ですが、いわゆる「繊細さん」(HSP)のところがあるかなと思っています。
(繊細さんについては下記本が参考になります)
ここ数年いろんな自己啓発本を読んだり手帳を駆使して大分他人軸<自分軸になってきましたが、それでも世間一般の価値観や他人にどう思われているかを気にして行動してしまうところがあります。
たとえば、主婦ならば毎日弁当を作って一汁三菜を守るべき!とか。
実際主人に言われたわけではなく、私がそう思って勝手にしているだけなのですが(笑)、それでしんどくなって一人でイライラしてしまうことも多々あります。
それって「よい奥さんと思われたい」とか「怠けているって思われたくない」とか他者評価を気にした結果なんですよね。
料理は嫌いではないのですが、そうやって他人軸で取り組んでいると本当の自分の気持ちが置き去りにされて分からなくなって、ストレスがたまっていきます。料理も本当に嫌いになってきます。
ただおいしいと喜んで仕事の疲れを癒してほしいとか健康でいてほしいとはじめは思っていたはずなのですが。勝手にためたストレスで体調不良になることも多くなってきました。(泣)
そんなとき目に飛び込んできたのが、ピュアライフダイアリーの「まじめでがんばりやさんが感性を磨いて自分にやさしくなれる手帳」というキャッチフレーズ。
「それって私のこと!?」と飛びつきました。自分で「まじめでがんばりやさん」と自称するのも恥ずかしいですが。(笑)
自分が勝手に作り出した他者評価を意識しすぎて、自分に鞭打ってどこまで頑張っても満足せずに自分を評価してあげることができずにいるのが今の私です。(無駄なスポコンあり)
感性をオンにしていると自分の嫌なことを淡々とできなくなるので、長い間自分の感性を閉じ込めて必要以上に色々なことを感じないようにしてきました。
そんなことをしているうちに自分の好きなものや大事にしたいものが分からなくなってしまいました…。
本当は、他人は関係なく自分がどうやったら満足するのかを知りたかったですし本来の自分を取り戻したかったです。勝手に一人でイライラして自滅するのはもうやめたかった。
ピュアライフダイアリーの開発者は繊細さん(内向型・HSP)。ワークや手帳の中身を見たらとにかく優しく、突き放さずに寄り添ってくれる感じが。
「手帳を開けない日があってもいい」「空白も記録」「無理に目標を立てなくてもいい」
そう言ってくれているだけで、完璧主義な私は肩の力が抜けたような気がして、この手帳を使ってみたいと思うようになりました。
ピュアライフダイアリーの良いところ
ここからは、ピュアライフダイアリーの特徴的なデイリーページとワークなど手帳の中身を簡単にご紹介したいと思います。
【デイリーページ】手帳のほとんどを占めるこの手帳の肝
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ピュアライフダイアリーの醍醐味ともいえるのが、デイリーページ。見開き半ページが2日分で、1日分にある4つの枠を埋めるだけです。枠は小さく、1日3~5分で書ける量なので負担にならず気軽に書けます。
埋める4つの枠は
1日のはじまり(①センターピン②やること)と1日のふりかえり(③よかったこと、今日のありがとう④今日のきもち)。
各月には今月の目標と振り返りを書く見開きページも用意されています。
手帳を書いているとついつい今現在と先へ先へと気持ちが走りがちですが、こうやって振り返る癖をつけると立ち止まって自分のことを俯瞰(ふかん)して見つめなおすことができるのでいいなと思いました。
正直ここに書くことは在り方や感謝の気持ちなどがメインで、書かなくても1日は回るし問題ないことばかり。(具体的なタスクやTODOは書きません)
でも私は今まで自分が感じている気持ちを表面上押し殺すことでうまくやってきました。
そんな私にとって、見て見ぬふりをしていた本当の気持ちを感じる練習ができるこのデイリーページは本当に秀逸で、活用したいページナンバーワンです!
【ワークのページ】置き去りにしてた自分を知る
手帳前半にあるワークのページでは
「自分の強みを知る」「ありたい自分を知るpure lifeサークル」「手放すワークでやらないことを決める」「価値観ワークで大切にしたいことを言葉にする」「モヤモヤしたときの感情ワーク」
この5つにおおきく分かれています。さらに価値観を知るワークでは
しゅみ・まなび・くらし・にんげんかんけい・れんあいパートナーシップ・しごと・おかね・しあわせ
について各見開き半ページ、質問について答えます。
全て書くのはなかなか根気がいりますが、書いておいて自分迷子になったときに見返せば、負のループ脱出のきっかけにできそうです。
実際デイリー欄を書き出すのは1月からですが、ワークは今からでもできるので少しずつ埋めていきたいと思います。
【マンスリーページ】アイデア次第で色々使える
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私は予定管理はチッタ手帳でする予定なのでマンスリーとしては使用しませんが、1日の枠が大きめでシンプルで見やすい構成です。新月満月・一粒万倍日天赦日など吉日の表記もあります。
公式ページで提案されていたマンスリーページの活用アイデアとしては、
活用例
- 未来日記を書く
- 占いや運気を書く
- 趣味や推し活の予定を書く
- 週間にしたいことを書く(ハビットトラッカー)
- 食事や睡眠の記録を書く
- 覚えておきたい言葉を書く
- 読書記録を書く
などがありました。その日のニュースを書くのも楽しそうですね。私は具体的にはまだ決めていませんが、後で見返して楽しいことやなるほどと思うことを書こうかな、と思っています。
「誰も置いてけぼりにしない」サポート体制も充実
「誰も置いてけぼりにしないサポート体制」と明言されている通り、購入してから1年間ずっと寄り添ってくれる購入者限定動画や顔出し不要の月1ワークショップ、週末月末オンライン作業会などがあります。
大体の手帳は購入時に特別動画で使い方案内などはありますが、以後のサポートはサロン入会者のみなど有料というものが多いです。しかしこちらは全て無料!
手帳を購入してもらうことが目的ではなく、手帳を使ってありたい、なりたい自分になってほしいというのが開発の目的だからだそうです。
無料というだけで気軽に参加しやすいですし、一人じゃないと思えるのは心強いですよね。
ピュアライフダイアリーの惜しいところ
2023年度は情報を凝縮させてかったですしピュアライフダイアリー一冊で行きたい!と思っていました。近くに実物を見られるお店がなかったので、ネットで購入。
予約していた分が9月に届きました。ワクワクして開けてみると…。内容はもちろん事前チェックしていたので◎でしたが、あれ?紙が薄い。
裏のページの印刷が透けて見えます。試しにいつも使っているボールペン・ジェットストリーム3で書いてみると、かなり裏写りしました。
毎日書くデイリーページはいいとして、マンスリーページは裏抜けで予定が見づらく、我慢して使っても絶対にそのうちイライラしてくると感じました。
そのため購入しようかどうしようか迷っていたチッタ手帳(2022年度愛用)を再購入。
実際使っていましたがチッタ手帳は私には紙の厚みがちょうどよく裏移りやインク抜けが気にならないので、マンスリーウィークリーの予定管理とワクワクリストをメインで使おうと思います。
ピュアライフダイアリーはお値段が他の手帳と比較して少し安いですし、持ち運びの軽さも重視されているよう。ページも多く内容もかなり充実しているので紙の薄さは仕方ないのかもしれません。
私は裏移りの方が気になってしまいましたが、持ち運びされる方にとっては何よりこの軽さが最高かもしれませんし感じ方は人それぞれですね。
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公式インスタでも裏移りについての投稿があったので、気になる方は確認してみてくださいね。ペンの種類によってはあまり移らないようですが、私は印刷そのものが透けてみえるのが気になりました…。
書き込みはシャープペンもよさそうです!
ピュアライフダイアリーは誰に見せるわけでもない自分専用の、自分の内面と向き合う手帳としてガシガシ書き込みをし、使い倒そうと思います!
どこで買える?
ピュアライフダイアリーは下記公式ホームページから
送料無料で3980円(税込)
で購入可能です。公式でのアマゾン・楽天は完売(2022年11月時点)。ネット販売では公式ページが一番お安く購入可能かと思います。
全国の書店でも販売があるそうなので、置いている店舗もあるかも。チェックしてみてくださいね。
終わりに
予定管理ではなく自分の感情や感性と向き合うことに特化した手帳・pure life diary(ピュアライフダイアリー)。
自分を甘やかすわけではないですが、この手帳を活用して思い込みを手放し上手に肩の力を抜いて楽しく私らしく生きられるようになりたいと思います。
そして、この手帳を使い終わる頃には、胸を張って「自分が好き!」と言えるようになっていたいです。
HSP気質の方や、どこまでやっても満足できないことに嫌気がさして疲れている方には、是非おすすめしたい手帳です!