特に朝の冷え込みが厳しくなってきた11月中旬。あまりの寒さに電気ヒーター前を子供と取り合い喧嘩するという大人気ないふるまいをし始めた寒がりの私。
例年通り先にこたつを出す予定でしたが部屋全体をパッと暖めたいと思い、今年は先に石油ファンヒーターを出すことにしました。
最強と思っている我が家の主力暖房器具、コロナのWZシリーズをご紹介します。
11月中旬の我が家の様子
朝晩、特に朝は冷え込むようになってきた奈良市内。室温は12度ぐらいなのでそこまで寒くはないはずなのですが、年々寒がりになっていく私には耐えがたい状況です。
とはいえまだ11月半ば、灯油代をしぶって石油ファンヒーターを出すのをためらっていたところ、5歳の子供が風邪を引き病院に行く事態に…。
ただの風邪でよかったですが、さすがに我慢しすぎたかなぁと反省し、病院から帰ってきてすぐにファンヒーターの準備をはじめました。
外はけっこう暖かいですが、古民家の我が家、部屋の中はいつもヒンヤリしています。今回こたつではなく先にファンヒーターにしたのは、部屋全体をしっかりと暖めてくれるからです。
石油ファンヒーターを出していく
押し入れにしまい込んでいた石油ファンヒーター本体を、リビング入口の扇風機が置いてあった場所に置きます。
洗って別保管していた脱臭抗菌フィルターを背面につけて、電源コードを差して準備完了。
玄関に置いてある灯油を入れにいきます。灯油は11月初旬に買いに行っておいたので、満タンです♪
使っているのはポリカンポンプ。手動ですが勢いよく入るので、子供でも入れられます。今回も子供がポンプを押して入れてくれました。
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窓の一番上まで灯油がたまったらストップ。タンクの灯油容量は7.2リットルです。
本体にセットして、今年度初使用なので使用量をリセットします。このファンヒーターは1日の累計と連続使用の累計灯油量が表示できます。昨年は350リットルほど使用していました…。
電源を入れてしばらく待つと、起動しました!!しばらくホコリが燃えているような音とにおいがしましたが、すぐおさまりました。
14度だったので、とりあえず17度に設定。あったか~い!子供も犬もみんな寄ってきます。(笑)
あっという間に17度になり弱運転になりました。電源を切ってもしばらくは温度も保たれ、つけていないときとは体感温度が違います。
今の時期、ファンヒーターをつけてもどうせすぐ温度が上がり弱運転になるのだから灯油代をけちらず早く出しておけばよかったなと反省。来年への教訓です。
石油ファンヒーターを選んだ理由
古民家の我が家、引っ越してきて最初はエアコンだけ、次はこたつと電気ヒーター併用と毎年色々使って寒さ対策をしました。
が、どれも部屋全体を暖めるには不向き。(エアコンは電気代がかかりすぎ乾燥もしました)
引っ越して数年後、灯油を使う石油ファンヒーターを購入。灯油の購入と保管が大変そうと思いずっとためらっていましたが、あまりの寒さに負けました…。
車のない我が家ですが、近所の工務店で灯油の無料配達をしているお店があり電話をすれば持ってもらえることに。ありがたかったです。
対流式や石油ストーブと色々調べた上で購入したのが、コロナの石油ファンヒーターWZシリーズ。
我が家の型番はFH-WZ4615BYですが、こちらはすでに廃盤に。2022年モデルのリンクを貼っておきます。
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電源のいらない対流式や石油ストーブも古民家にぴったりの雰囲気で魅力的でしたが、やはりファンの力で部屋全体を素早く暖めてほしかったので石油ファンヒーターに決めました。
1部屋でも暖かい部屋があると、身体が楽で作業効率が全然違います。我慢せずにもっと早く買えばよかったなと思っています。
最強の石油ファンヒーター、コロナのWZシリーズ
ファンヒーターの中でも色々調べて決めたのが、コロナのWZシリーズという石油ファンヒーターです。
このファンヒーターが本当に最強に暖かく、これを購入してから身が縮こまるような寒さとオサラバすることができました!(これを買う前は部屋の中でもフリースやハンテンを着て超厚着してました笑)
古民家の我が家で一番買ってよかったと思う最強暖房器具です。
上の動画は最新機種ですが、我が家は少し前のモデルです。最新機種の詳細は、公式ホームページにてご確認ください。
コロナWZシリーズ・メリットは5点!
決め手になったメリットは、
ポイント
- 木造12畳・コンクリート17畳の広め畳数に対応
- 見た目が良い(シンプルで部屋になじむカラー&フラットデザイン)
- 温度センサーや人感センサーが付いている
- 灯油タンクがワンタッチ開閉で手を汚さず使いやすい
- においがしにくい
以上5点。
我が家が使用している場所は8畳と3畳が続く11畳のリビングスペース。廊下との仕切りは壁ではなく全て襖なので、隙間風がビュービュー入ってくるような環境です。
そのため少しでもパワーが強いものが欲しくて木造なら12畳まで対応するこちらのファンヒーターに決めました。結果大正解で、部屋の隅までくまなく暖まり快適です!
ファンヒーターというとボタンがいっぱいあってごちゃごちゃしてあまりおしゃれというイメージはありませんが、こちらは落ち着いたブラウン調の色合いと四角形のフラットデザイン。
掃除も楽で見た目もかなり気に入っています。操作ボタンが本体上部にあるので立ったままでも操作しやすいです。リモコンも付属しているので、遠隔操作も可能。
真冬は温度がなかなか上がらないのであまり活用されませんが、設定温度より高くなったら微運転になったり消えたりする温度センサーや人の気配がしなければ同じようになる人感センサーは春秋には大活躍します。
灯油タンクって普通はタンクのフタをくるくるして開けますよね。こちらのタンクはワンタッチ式で横のレバーを引っ張るだけでぱかっと開きます。(よごれま栓というらしい)
これが給油時手が汚れるかもというプチストレスを解消してくれて、想像以上によかったところです。タンク上下にハンドルが付いているのも持ち運びに便利。
暖かい空気が出てくる部分が2枚の可動式ルーバーによるシャッター構造で、消火後のにおいを室内に放出しにくいのも良い点です。(背面取り付けフィルターも脱臭抗菌作用あり)
ちなみにこのルーバーが火力に合わせて自動で動くおかげで、部屋を温度ムラなく暖めることが可能なのだそうです。
ダイニチの同等品と迷いましたが、早く、一番暖かくなるけれど消費電力が高いという点が電気代が高くなりがちな我が家では気になり、コロナに決めました。
コロナのタンク容量は7.2リットルですがダイニチは9リットル。タンクは重たくなりますが給油の回数が減るというのもダイニチの魅力的な点でした。
もっと寒冷地ではダイニチ製品の方が良いのかもしれませんね。※下記最新モデルでは給油タンクがコロナと同じくワンタッチ栓になっていました!
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コロナWZシリーズ・デメリットはある?
デメリットは数年使って特に感じないですが、本体価格が高いというところと立ち上がりが1分ちょっとと少し時間がかかるというところでしょうか。
立ち上がりに関しては「秒速点火」という機能を使えば少し早くなりますし、起きてすぐにスイッチを入れればトイレに行っている間につくのでそこまで気になりません。
値段は4万以上とファンヒーターにしては高い部類ですが、中途半端に安いファンヒーターを買うよりも機能も安全性も含めてよかったなと思っています。
サポートも万全で安心!
実はネットでこちらのファンヒーターを購入してすぐ、バーナーの奥の方でジージーというような小さな異音がしていました。
修理に出すほどでもない感じですが気になるのでコロナのサービスへ問い合わせしてみると、サービスマンの方が家まで出張してきてくださり部品を交換して異音を解消してくれるということがありました。
もちろん保証内無料。安い買い物ではなかったですし長く使いたいものなので、やはりちゃんとした国産メーカーで購入してよかったなと実感した出来事でした。
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※2022年版の現行品のカラーはホワイトとブラックの2色。対応畳数は木造10畳、12畳、15畳の3種類となっております。(上記リンクは我が家と同じ12畳用)
終わりに
古民家の冬支度③では、石油ファンヒーターを出しました。
エアコン、電気ヒーター、対流式ストーブ、石油ストーブとあらゆる暖房器具を持っていますが、真冬に主力として我が家で一番活躍するのは間違いなくこの石油ファンヒーターです。
灯油可否や保管の問題はありますが、部屋全体と身体をしっかりと暖めてくれる石油ファンヒーター、エアコンのように乾燥もしにくいですし、寒さで悩んでいる方にはおすすめです!