繊細気質、近視裸眼のメリット

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近視&裸眼生活のメリット。繊細気質・目が悪くなって楽になったこと

近視歴約20年の私ですが、普段は基本的に裸眼(0.1~0.2ぐらい)で生活しています。眼鏡やコンタクトレンズをすれば快適なのは分かっていますが、それよりも裸眼で生活する方が楽に感じるためです。近視&裸眼生活のメリットをお伝えします。

近視と私について

突然ですが、私は中学生ぐらいからの近視で近視歴20年ぐらいになります。両眼共に裸眼では0.1~0.2ぐらい。眼鏡は所持していますが、普段は裸眼で生活しています。

近視なので近くは問題なく見えますし、日常生活で特に不便は感じていません。むしろ眼鏡をかけずに裸眼でいた方が楽。

目が良い人や常にコンタクトや眼鏡の人には「見えないとしんどくない?」とよく言われますが私は裸眼で生活する方がメリットを感じています

どうしてもしっかり見る必要があるときは眼鏡をかければそれで済みますしね!

近視&裸眼生活のメリット5選

ちなみに私は子供時代は目が良かったですし、悪くなってからもコンタクトや眼鏡で1日生活したこともあります。それでも選んだのは裸眼。

ここからは、そんな私が日常的に感じている裸眼のメリット5つをお伝えしていきます。

細かいところが見えないので気にならないことが増える

中学1年生頃までは、両眼とも2.0という抜群の視力を持っていた私。でもその頃、何でも見えて幸せなんて思ったことはあまりなく、苦痛に感じることの方が多かったです。

たとえば部屋に隅に落ちたほこりや天井の蜘蛛の巣、自分や他人の髪の毛や肌や服、離れていても見たくなくてもディテールまでよく見えるので、とにかく色々なことが気になるのです。

何でも細部まで見えることがしんどく、無駄に疲れていました。失礼ながら気になって人を凝視していたこともあったと思います。

常に自分のことも良く見えるので、なんでこんなに肌荒れがひどいのだろうとか髪の毛がごわごわなんだろうとかコンプレックスを必要以上にいつも感じていました

常に自分の外見や人の目を気にしているオドオドした子供だったと思います。

中学2年生ぐらいのときに勉強しすぎたのかゲームをしすぎたのか(笑)、徐々に視力が低下していきました。不思議なことにぼやけて良く見えないものが増えると共に、気持ちが楽になっていったのです。

掃除の不行き届きや人の外見、人の目もよく見えないので昔ほど気にならなくなり、大げさかもしれませんが、以前より堂々と街を歩けるようになりました。

もちろん眼鏡も持っていますが、見えないと困る場面以外は眼鏡をせず裸眼で過ごしています。これが私が感じる最大の裸眼生活のメリット。

他人についてもよほど近づかない限り細かいところが見えないので、基本的に老人も若者もみんなシミもシワもない美人に見えます。他人の見た目を悪くジャッジしないですむというのは、非常に心が楽

私から見ればみんな玉の肌を持つ絶世の美女。

私の事情をよく知っている友人には「眼鏡かけんといて~!その方が若くきれいに見えるやろ」と言われ裸眼をありがたがられます。(笑)

私はいわゆる周りを気にしすぎる繊細さん(HSP)気質があるのですが、同じような方に近視での裸眼生活はおすすめ。

繊細さんの著書を多く出版している武田由紀さんも、著書の中で視覚が敏感すぎる繊細さんには眼鏡の度を落としてみることやフチ眼鏡で視界をせばめることをおすすめされていました。

見えないなりの景色を楽しめる

私は自然が好きで、山や植物、夕焼けなどの風景を眺めるのも大好きです。近視になったらそれらを楽しめなくなるのでは、と思っていましたがそんなことはありませんでした

たとえば夕陽。雲の細かい重なりなどの細部はよく見えませんが、色合いは近視でも同じように見えます。

空を見上げたときのぼんやりとした景色、雰囲気を楽しむという感じでしょうか。これは目が良い人には楽しめない風景だと思います。

さらにきちんと細部まで見たければ眼鏡をかければ、目の良い人と同じように見ることができます。2通りの景色を楽しめるのは、近視の人の特権だと思います。

視力以外の五感や第六感が研ぎ澄まされる

同時によく見えないことによって研ぎ澄まされるのが第六感。人間の防衛本能のなせる技なのか、見えない分気配を察知するのが上手になりました。

家の中の害虫も、見えなくても気配を察知し目の悪いはずの私が大体1番に発見します。嗅覚や聴覚、触覚など他の五感が働いてくれているのかもしれませんね。

目が良かったころは目の感度が良すぎて目から入ってくる情報の処理で疲れていました。良すぎる視力に頼りすぎていたような気がします。

今は他の感覚で見えない分補ってくれるようになったので身体的にはバランスが取れて理想的な状態なのかもしれません。

美しい自然の中でも、視覚から得られる情報だけに惑わされずに空気感や雰囲気を全身で楽しめるようになりました。

眼鏡でおしゃれを楽しめる

今は伊達メガネも豊富になり、目の良い人でも眼鏡でおしゃれを楽しめるようになりましたが、伊達メガネってつけるの意外と勇気がいりませんか?

目が良い人は眼鏡に縁がないので、眼鏡屋さんに入るのはよほどのおしゃれ好きでなければハードル高めだと思います。(衣類雑貨店でも販売はありますが眼鏡屋さんの方がバリエーション豊富)

目が悪ければ、堂々と眼鏡屋さんに入っていき自分好みの眼鏡を選んで作ることができます。最近の眼鏡屋さんは一昔前とは違って種類豊富な上に安価。

アクセサリーやファッション小物感覚で割と気軽に購入できます。

私はそんなにおしゃれ好きな人間ではないのでそんなに数は持っていませんが、おしゃれ好きでこだわりの強い同じく近視の主人はさまざまなデザインの眼鏡を10本以上持っています。

そして気分やその日の装いによって楽しそうに使い分けていますおしゃれの幅を広げるグッズと考えたら、近視の眼鏡使用も悪くないですよね。

目が疲れない

先述した通り、裸眼生活の前に私は日常的にコンタクト生活も眼鏡生活もしたことがあります。

独身時代は営業販売職だったので、お客様の顔をしっかりと覚えるためにもきちんと見えるようにしておこう!と当初は眼鏡をかけて出社していました。

しかし1日中眼鏡をしているととにかく疲れる…。(フレームがあってなかったのかもしれません)コンタクトも同じでしたし、乾燥もひどくなりました

思い切って眼鏡を外して営業してみましたが、お客様とお話するときは近づきますし特に不便は感じず普通に接客も販売もできたので、それ以来裸眼でお勤めをすることにしました。

遠くから呼ばれたときには顔が見えなくて困りましたが、走って近づくことで対応していました。(汗)眼鏡を持ち物にひそませておけばもしもの時も安心。

そこまで重度の近視ではないので出来たことだとは思いますし、感じ方は人それぞれだと思いますが(目眼をかけた方が楽な方もいらっしゃると思います)、私は裸眼の方が目が疲れず楽に感じています。

まとめ

今回は私が感じる近視&裸眼生活のメリットでした。もちろん裸眼で良く見えた方がいいですし、近視のデメリットはメリット以上にきっともっとたくさんあります。

(車の中の人が見えないので無視しているように思われる、暗くなると見えなさすぎる、星が見えないなど)

目が良いに越したことはないですし、近視を促進しているわけではなく、この記事で私が伝えたかったのは、近視になって楽に感じることもあるということです。

近視で眼鏡をするのが当たり前になっているけれど何だか疲れるな、という方がいれば、一度眼鏡を外してぼんやりとした近視の世界を体験してみてはいかがでしょうか。(見えなくても危険がない環境で)

私も眼科の定期健診はしっかりと受けて目の健康は維持しつつ、悪化させないレベルで近視&裸眼を楽しもうと思います。

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