奈良公園で2024年10月20日(日)まで開催されている奈良フードフェスティバル、シェフェスタ。観光客も増加する中で行われている2024年度は、会場も大変盛り上がっていました。
シェフェスタの2日目・10月13日の日曜日に参戦してきたので、その時の会場の様子、混雑具合や、実際に食べたものを紹介します。これから訪れる予定の方の参考になれば幸いです。
奈良公園内での食の祭典・シェフェスタ2024に行ってきました
シェフェスタは、奈良県産食材の魅力を多くの人に知ってもらうことを目的として開催されている県内最大級の食の祭典で、今年で16回目というなかなか伝統ある行事です。
奈良公園内では、興福寺の横にある登大路園地の広場に屋台やフードトラックが大終結して、奈良のうまいもん提供。その場で青空の下、飲食を楽しめる楽しいイベントです。
メインとなるシェフズキッチンではミシュランで星を取得しているような名店のシェフも日替わりで登場し、シェフェスタのための特別メニューが提供されており、イベントの目玉となっています。
開催期間…2024年10月12日(土)~20日(日)の約2週間(10:00~17:00)
観光客の方が楽しめるのはもちろん、地元民である私も毎年楽しみにしているぐらいの魅力あふれるイベントなので、会場は入退場自由・入場無料ですし是非気軽に訪れてみてくださいね。
イベントについての詳細は下記記事にまとめたので合わせてご覧ください。
10月12日(日)会場の様子と雰囲気・混雑・メニューなど
我が家は家族5人で10月12日(日)、2週間あるシェフェスタの最初の日曜日にシェフェスタを楽しんできました。訪れたのは、13時頃の昼時。
入口入ってすぐ横のスペースでは大道芸が披露されており、人だかりが。お祭りムードにテンションが上がります。
興福寺側の正面入り口から入ると、入口付近右側はマルシェのお店がメインとなっており、おやつになりそう&持ち帰りできそうなパンやスウィーツ、ドリンク類が。お土産にもぴったりそうでした!
ちなみにこの日の天気は晴天で暑い一日で、半袖の人がほとんどでした。
会場内には屋根付きテントの中に飲食スペースがある場所と、屋根なし&スタンディングテーブルで立ち飲みスタイルで飲食を楽しむスペースがあるのですが、日差しが強かったため、屋根ありテントのスペースが大人気で競争率が高かったです。
気になる会場の混雑具合は、昼どきというのもあったとは思いますが、会場内は既にたくさんの人でにぎわっており、ほぼ全ての店舗で行列が出来ていました。
ただ会場は広くイートインのテーブルも多いので、人が多くてもそこまで混雑を感じることはありませんでした。大人数でなければ席も確保しやすいです。
夕方が近づくともう少しゆったりすると思いますが、ソールドアウトの店舗も増えることでしょう。土日は日本人も多く混雑するので、スケジュールに余裕がある方は、平日に訪れるのがおすすめです。
そして会場中央少し奥の方には、プレミアムイベントスペースが大きく取られていました。
プレミアムイベントは、ラーメン・パン・カレーなどジャンル別に奈良で人気のある店舗が約14店舗が日ごとに集まり同時に提供されるというイベント。
たとえばラーメンなら、いろんな名店のラーメンを一気に注文して食べ比べることも可能というスペシャルなイベントです。
訪れた日はラーメンの日でした!ラーメンはあまり詳しくないので分かりませんが、人気のあるのであろう店舗は大行列となっていました。
その隣ぐらいにあった企業協賛店舗で面白そうだったのは、05 tea rare bar。お酒のバーのようなオシャレな外観が目を引くブースでしたが、置いている希少なお茶もおいしそうでした!
屋台のメニューは鮎の塩焼きなど和食はもちろん、鉄板料理や揚げ物、世界各国の料理(アジア料理、インド料理、イタリア料理などなど)多岐にわたります。
会場をぐるっと周ったら、必ず何か食べたいものが見つかること間違いなし!というぐらい種類豊富。
いわゆるお祭りで出ている屋台とは異なり、シェフェスタに参加しているお店はどのお店も飲食店として営業している、選りすぐりの店舗ばかり。
正直どのお店を選んでもハズレという可能性は低く、どれもレベルが高くて美味しいので目についたお店の商品を購入してみると良いと思います。新たな出会いがあるに違いありません♪
毎年のことですが、一番行列ができていたのは先に触れたメインステージのシェフズキッチンと、ピザ窯を設置してその場で焼いて提供してくれる青空ピッツァ。
ちなみに訪れた日のシェフは万惣の長田耕爾氏で、メニューはこんな感じでした!(インスタより拝借)
別日に登場するシェフは上記写真の通りです。名店ぞろいで、全部食べてみたい!
青空ピッツァはICAROさんが担当でした。美味しそうですね…。
共にかなり並びますが、それでも食べる価値ありの美味しさと思います!
シェフェスタの会場は、小道をはさんで奥の方にも続いています。そちらはイートスペースが多めなのですが、今年はフードの屋台と体験ブース、企業協賛ブースの出店も多くありました。
マラカス作り、競輪の自転車など、子供連れでも楽しめそうなブースがありましたよ。
メインの屋台からは遠いですが、こちらの広場の方が人が少なくゆったりとしていて、ゆっくりとできます。席も確保しやすい印象。
ちなみにシェフェスタ会場内にはお手洗いも、スタッフ常駐のゴミ箱スペースもあるのでゆっくりたくさん飲食しても、快適です♪
それにしても、昨年以前と比べて会場内は外国人観光客がとても多いのが印象的でした。(奈良公園内はどこもですが)
国際色豊かな中で、みんな同じ青空の下で美味しいものを食べて笑っているってなんだか平和で良い光景ですよね!食は世界をつなぐ架け橋だな…と思いました。
食べたメニュー、美味しかったもの
我が家は5人いたので、1人が席の確保へ、残りが2手に分かれて飲食物の購入へと屋台へと向かいました。
シェフェスタでは飲み物は会場中央付近にあるドリンクコーナーで注文するのが基本となっています。(一部店舗でも販売あり)ドリンクはアルコールもソフトドリンクもそろっています。
少し並びましたが、ドリンクコーナーは回転が良く5分かからず飲み物をゲットすることができました。
ビールは1杯600円、ピッチャーは1つ多分2400円ぐらいだったので、ビールを飲む人が数人いる場合は確実にピッチャーの方が安いのでおすすめです!
それでは、最後に食べたものをサクッと紹介していきます。
こちらはホットドッグ。「らくじドッグ」という名前で、大和肉鶏100パーセントに、柿のピクルス入りという非常に奈良らしさが感じられるメニューです。
コックコートを着たシェフの方が、注文が入ってから作ってくれる本格派!
自分で4種類ぐらいあるソースの中から好きなものを好きなだけかけカスタマイズすることができます。子供も大喜び。
パン生地は柔らかめのフランスパンで、そこにしっかりと味付けされた大和肉鶏が入っています。柿のピクルスは思ったようなクセもなくまろやかで良いアクセントになっていました。
7歳の我が子は硬い物があまり得意ではないのですが、こちらは柔らかめで食べやすかったらしくほぼ一人で食べてしまいました。(笑)
東南アジア系の料理も堪能!パッタイとナシゴレンです。途中で袋入りの唐辛子粉末をかけて味変可能。(我が家はかけすぎて激辛に、お気を付けを)
一口サイズの餃子も注文。
富貴包子楼というお店の、「パオぎょうざ」です。みんなでシェアもしやすいですし、ジューシーでとても旨味たっぷり!おいしかったです。
お店の名前を忘れてしまいましたが、こんなメニューも堪能!ご飯の上にメキシカンな感じに味付けされた具材がのっていて、野菜もたっぷり。
今回個人的に一番当たりだ!と思ったのが、1000円でこのボリュームのソーセージとハム。ビールが何杯でも飲めそうな、お酒に合う逸品でした!!
奥の方の会場、イートインスペースの前方にあるフードトラック「ブランカ食堂」さんのメニューでした。残念ながら最後の土日には出店されないようです…。
最後に食べたのは、かき氷。(マンゴーとイチゴ)2つ購入して5人でシェアしました。来たときは思ってたより大きい!と思いましたが、美味しくてあっという間になくなりました。
最後のお口直しでさっぱりしましたし、暑かったのでこの日のかき氷のシメは最高でした!カフェづかいも食事も楽しめるのも、シェフェスタの魅力の一つです。
屋台はどこも行列ができていることが多いので、少し行列が短くなったな、というタイミングを見計らって並ぶのがおすすめです!(またすぐ行列は長くなるので)
なおこの記事で紹介した飲食物販売店は、最後の土日には出店していない可能性もあります。(シェフェスタでは途中で店舗が入れ替わることがあるので)
日付別の出店一覧はPDFファイル(シェフェスタ公式)をご覧ください。
まとめ
奈良公園内で行われているフードフェスティバル・シェフェスタは、奈良の美味しい食材を美味しくなるようにプロが調理した食べ物を味わえる、最高のグルメイベントです。
混雑していても、会場が広いので比較的ゆったりとした中で飲食することが可能。
食にも、一緒に公園内にいるシカたちにも奈良のご当地感を感じつつ、秋空の下で楽しい時間を過ごし、旅の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。