レゴランドというと名古屋が有名ですが、大阪南港のアミューズメント施設内にも小規模ながらレゴランドディスカバリーセンター大阪があるのをご存知でしょうか。
レゴ好きの憧れの地・レゴランドにレゴ好き5歳児とはじめて行ってきたので、どんな楽しみ方ができるのか、体験談を写真付きでリポートします。
レゴランド大阪・5歳児は2時間で充分楽しめた
2023年3月中旬の平日、幼稚園がお休みの日に子供とはじめてレゴランドディスカバリーセンター大阪へ行ってきました。レゴ好きの子供を持つ親としては、一度は行っておきたい憧れスポットです。
我が子は大のレゴ好き5歳男児。いつもレゴクラシックで遊んでいます。一緒に行ったお友達も、レゴ好きな5歳女子です。
レゴ好き5歳児たちがレゴランドに行ったら楽しすぎて帰らないのではないか、と心配しましたが、約2時間半の滞在時間で十分に楽しむことができました。
しかし、レゴランド大阪の公式ホームページはよくも悪くもシンプルで、正直何があって何をどうやって楽しめるのかが分かりにくく、事前計画が立てにくかったです。
この記事では、
- 実際行ってみて到着入場から退場まで5歳児はどんなことをして遊んだか
- 何を楽しんでいたか
などを実際の様子と合わせてリポート。あわせて、
- これは体験しておけばよかった!次回は絶対にやろう
と思ったことをリストアップしてみました。これからレゴランド大阪をはじめて訪れる方の参考になれば幸いです。
レゴランド大阪の楽しみ方【1日の流れ・実際の回り方】
レゴランド大阪の流れ
- 11:40入場&写真撮影
- 回転するアトラクション
- 車制作
- レゴデュプロで滑り台
- トイレ&アイス休憩
- イベントコーナーでレゴ制作
- ミニランド鑑賞
- 13:40退場&売店
5歳児男女2人、館内にいた時間はきっかり2時間。
館内では、
- アトラクションやシネマを楽しんだり
- たくさんのレゴブロックを自由に組み立てて遊んだり
- レゴマスターの作品を鑑賞したり教室に参加したり
と、子供の興味に合わせて、色々な楽しみ方ができるようになっていました。
事前予約制・飲食物持ち込み不可・再入場不可
なのでその点はご注意ください。
実際の館内様子を写真付きでリポート
11:00に到着した私たち。天保山マーケットプレイスに入ってすぐのところの屋外で出迎えてくれるのは、全てレゴでできた巨大キリン。
レゴランド目的で来たので子供たちは大喜び!まずはここで記念撮影です。
11:15フードコートでランチ
お昼は天保山マーケットプレイス入口入ってすぐにある1階のフードコートで先に済ませました。この建物の3階がレゴランド大阪なので、食べてすぐに向かうことができます。
レゴランドの中にも1か所カフェがあるのですが、ハンバーガーが2000円に迫る金額と激高!(レゴ仕様でめっちゃかわいいのですが…)
予約時間は11:30だったため、途中でお腹が空いたらそのカフェを利用するしかありません。事前の腹ごしらえを済ませれば中で余計なお金を使わないで済みますし、子供も遊びに集中できます。
フードコートには色々なお店がそろっていますが、子供が2人とも選んだのはWendy's First Kitchenのハンバーガー。
キッズセットではおもちゃが一つもらえるとあって、多くの子連れが吸い寄せられていました。(笑)
息子はチーズバーガーセットをペロリ完食。おもちゃももらえて、ご機嫌で事前準備万端です。
11:40受付へ
11:40頃、予約時刻より10分ほど遅れて入場受付へ。予約時間より早くは入場できませんが、遅れる分には問題ないようです…。受付は2つあり、数組が手前に並んでいました。
入口で事前購入したチケットバーコードを見せると簡単な説明があり、子供はレゴドッツのブレスレットを無料プレゼントしてもらえました。
入場は事前予約制(2023年3月現在)、チケットはネットにて事前購入が必要なのでご注意ください
平日の金曜日でしたがそれなりに利用者がいるらしく、通常は時間制限がないのですが利用時間・2時間制限となっていました。春休みなど人出が多い時期は、制限がかかることも多そうですね。
最初は写真撮影【デジタルフォト】
入場後、すぐに写真撮影コーナーが。受付でもらったカードのバーコードを機械で読み込むと、カウントダウンがはじまって写真が撮れます。
こんなハイテク撮影は皆はじめてで、どこにカメラがあるのかよく分からず大慌て。子供たちはポカーンとしていました。(笑)
撮った写真は、カードにあるURLから後で無料ダウンロードすることができます。アニメーション付きで面白かったです!
こういったレジャー施設の記念撮影は有料のところが多いので、無料でもらえるのはかなりうれしいポイントでした。
写真撮影の部屋を抜けると、丸い宇宙船のような部屋が。レバー操作する機械が3つありました。【レゴファクトリーツアー】レゴ工場見学の部屋らしいです。
レバーとボタンで前面画面に映るミニフィグの服装を選んだりして遊ぶものらしいですが、操作方法や遊び方がよく分からずちょっといじってすぐ次へ…。
情報が少なくよく分かりませんでしたが、本来はスタッフありの案内ツアーのようなものなのかもしれません。
ここからが本チャンのレゴランド内部のようです。紙のパンフレットはなく、ラインでお友達登録して館内情報を見る仕様。アナログ人間の私…紙パンフレットがないのが何となく落ち着かず。(汗)
館内には色々なところに「ひみつの合言葉」が書いてあって、それをラインメッセージで送ると情報が見られるようになっています。
デジタルに慣れていない人だと、どこに何があるのか把握しにくいかも。ラインとか面倒!という方は入ってすぐにあるマップを撮影しておくのが良いかもしれません。
ちなみに赤いドラゴンの右側通路がベビーカー置き場になっています。
ペダルを漕ぎながら回転上昇するアトラクション【マーリン・アプレンティス】
入口入ってすぐ目につくのが、回転するアトラクション。息子が一番に乗りたい!と行ったので、10分ほど並んで乗りました。
そんなに混んではなかったのですが、1回に乗れる場所が6か所ぐらいと少ないため進みは遅いです。
順番が来たら、中のロッカーに手荷物を全て預け、乗り込みシートベルト装着。
(危ないのでアトラクション乗車中のスマホの持ち込みは禁止)
足元のペダルを漕いだら漕いだだけ、高く上がります。(5歳児はギリギリ足が届きませんでした)
子供が小さい方などは全く漕がずに低空飛行している方も。漕いだりゆるめたりすると、上がったり下がったりして楽しかったです。
私はスリリングな乗り物全般×ですが、その私でも楽しめる、比較的ゆるやかなアトラクションでした。
アスレチック風遊具【レゴシティプレイゾーン】
ちょっと怖がりな息子は一人で入るのが嫌と言って入らなかったのですが、先述のアトラクションの真横にあるのがレゴシティのポリスタウンを模した遊具。
靴を脱いで靴下着用で、子供だけが入って遊ぶ仕様です。(親は近くで見守り)こちらも多くの子供でにぎわっていました。人気コーナーのようです。身長制限は90センチ~150センチ。
レゴで車を作り走らせるコーナー【レゴレーサー ビルド&テスト】
多くの子供が集まっていたのが、中央付近にあるレゴでオリジナルカーを作って走らせるコーナー。みんな夢中になって車作りをしています。
レゴクラシックサイズのパーツが、特殊パーツも含め色々置いてあります。我が子はここにずっと居座るかな?と予想していたのですが、予想外にも一度作って走らせただけで終了。
我が家は家にレゴパーツが割とそろっているので、周りを気にせず家でじっくりと制作する方が楽しいと思ったようです。
ちなみにここではかっこいい車よりも頑丈な車を作ったほうが、しっかりとコースを走らせられそうです。
どうやったら壊れず早い車が作れるか考えて作れる小学生ぐらいの車好きな子供は、きっと夢中になるコーナーでしょう。
女の子に大人気【レゴフレンズオリビアハウス】
車制作コーナーの奥は、レゴフレンズの小部屋的コーナー。
我が子はレゴフレンズには興味がないので完全スルーしていましたが、一緒に行った5歳の女の子はレゴフレンズのかわいいパーツを使って楽しそうに遊んでいました。
母の私(30代女)も思わずときめいてしまうかわいいコーナーです。(リカちゃん人形に通ずるものが…)
滑り台のある小さい子向けプレイゾーン【デュプロファーム】
レゴフレンズ横は、2歳前後の小さい子供でも遊べるような、大きいレゴソフトブロックやレゴデュプロ、小さな滑り台などがあるコーナー。
靴を脱いでソフトマットの上で遊べるので、よちよち歩きの子でも安心です。
小さな滑り台は大きいお友達も楽しいらしく、けっこうすごいスピードで飛び出してくるのでそこだけご注意くださいね。(5歳児も大喜びで何度も滑ってました)
レゴ教室【マスター・ビルダー・アカデミー】※別料金
さらにその奥には、レゴ教室が。こちらは1回500円の有料教室です。この日の課題は魔法のオーブン作りでした。教室前の受付表に名前を書いておき、カフェ券売機でチケット購入すると参加できるよう。
一流のレゴビルドマスターに教えてもらう機会なんて他にはないので、是非挑戦してみてくださいね。
なまじレゴ慣れしている我が子は
僕はレゴいっぱい作って慣れてるから、教室なんか行かなくてもいいんだよ!
というちょっと生意気発言でスルー。
レゴ制作が好きなので、至るところにあるレゴブロックでもっと制作遊びをするのかと思いきや、家でもできるからかレゴランドでは何かを作って遊ぶことはありませんでした。
値段は高いが食べ物はかわいい【カフェテリア】
レゴ教室の前には、レゴランド内唯一のカフェが。レゴランド内には飲食物持ち込み禁止なので、お腹が空いたらここで食べるしか選択肢はありません。(再入場も不可)
写真映え抜群のレゴバーガーに、ミニフィグケース入りのポップコーン。どれも子供を惹きつける魅力たっぷりのメニューですが、お値段がかわいくない。(泣)
1人当たりの食事金額が、入場料に迫る金額になってしまいます。
ここでお金を使うなら売店でレゴ土産を買う方が良いね
と子供に言って一番奥にあるトイレへ。華麗にスルー成功です。(笑)
ちなみに食券を自販機で購入するタイプ(現金のみ)のお店でした。ゴミ箱もしっかり完備。
代わりにトイレ前にあるアイスの自動販売機で、アイス休憩。(190円)売られているのは普通のアイスなのですが、自販機にレゴランドのラッピングがされているので何となく特別感がありました。
入口の方に戻りレゴ制作のところへ【イベントエリア】
赤いドラゴンがいる入口のところまで戻り、左へ曲がるとクラシックのパーツでレゴ制作をするコーナーが。車の組み立て方の図解も置いてありました。
こちらはなぜかガラガラ。ちょうど着ぐるみのミニフィグ君が出てきたので、記念撮影できました。
この手前に【キングダム・クエスト】がありましたが、怪獣の声がしたりしてビビりの息子が怖がったため、入らず次へ。人気なのか、けっこう混み合っていました。
キングダム・クエストの舞台は中世の王国。レーザー銃で敵を倒しお姫様を救出するライド型アトラクションです。次回は挑戦できれば…。
【レゴスタジオ4Dシネマ】は上映時間を先にチェックした方が
上映時間は約15分、定員70名の大迫力プチシネマ。4Dになる専用メガネを装着して臨場感抜群の冒険の旅へ出ることができます。上映間隔は約60分なので、タイミングが合わないとみることができません。
私たちはタイミング合わず観れませんでした。入口入ってすぐ左がシアターなので、まずは入口で上映時間の写真を撮っておくのが◎。
子供が一番喜んだ、全部レゴでできた大阪シティ【ミニランド】
出口の一つ手前の部屋にあるのは、全てレゴで出来た大阪の街。マスター・モデル・ビルダーなかやまかんな氏の作品だそうです。
ホームページで見たといはもっとこじんまりとした感じに思えましたが、実際はかなり広くて見ごたえがあります。
観覧車や道頓堀のカニは動いているし、勝手に昼になったり夜になったりして夜景になったりするし、レゴで相撲や野球はできるし、ギミックも至るところにあり。とにかく圧巻!
車一つとっても完成度が高く、オリジナルキットや組み立て説明書を販売してほしいぐらいでした。ここまで順調に来た息子も最後のここが楽しかったようでなかなか出ようとしません。
最終制限の2時間がせまったので、しぶしぶ退場しました。(実際は2時間制限でも時間がきたら追い出されるというわけではないのですが)
ミニランドの様子や売店についてはまた別記事でくわしくご紹介しようと思います。
あらゆるレゴグッズがそろう!売店おみやげ【ショップ】
売店は出口を出てすぐにありますが、入場料を払わずに外から入り利用することも可能。ここには、あらゆるレゴが一通りそろっています。
組み立て済の見本品も多数あるので、実物を見てみたい方にもおすすめ。(レゴシティやレゴクラシックなどの大物定番品はネット購入した方が安いです)
ここでのおすすめ購入はキーホルダーやボトルなどのレゴモチーフの小物。そして自分で作るミニフィグ。パーツの量り売りです。
我が子はレゴ量り売りで、好みのパーツを2200円分ほど大人買いしました。
はじめてレゴランド大阪で遊んでみた感想
5歳児2人と母親2人の4人で、はじめてレゴランド大阪を訪れた今回。母親たちの予想では、
レゴ好きでちまちまマイペースに遊ぶのが好きな2人はプレイゾーンでレゴを好きに作って遊び長居するだろう
と思っていました。
しかし実際はレゴ制作はほとんどせず、レゴの作品を見たり、アトラクション的なもので遊んだりが主。2人ともレゴは家でゆっくり作る方が落ち着くようでした。
子供たちは、至るところにレゴ要素が散りばめられているところに大喜び。「これもレゴブロックだね~!」といろんなところを触っていました。
最終的に5歳男子が一番楽しかったのは、ミニランド(大阪シティ)と売店の量り売りだったそうです。(汗)
プレイコーナーは逆に家にレゴがなく、そんなにレゴで遊んだことがない子の方が、色々なパーツを使って作品が自由に作れるので楽しめるのかもしれません。
また館内は割とせまくアトラクション系は少なめ&穏やかなものが多め。未就園児~園児が一番楽しめそうな雰囲気です。
公式発表の対象年齢は3歳~10歳
小学生でも10歳前後の大きい子供は何かお気に入りのコーナーがないと物足りないかも、と感じました。
もっとレゴランド大阪を楽しみたい!次回すること
今回は急に行くことになりあまり下調べもできずに訪れ、体験系レクリエーションやアトラクションがほとんどできませんでした。
せっかく安くはないお金を払って楽しみに行くのだから、120%楽しんでよい思い出にするためには事前のリサーチは大事だなぁ
と実感。
次回は今回より楽しむために、今回の反省を踏まえて以下のことにチャレンジしようと宣言します!
- レゴファクトリー工場見学をする
- レゴ教室に参加する
- 4Dシネマを観る
- 500円のアクティビティパック(スタンプラリー)に参加する
- キングダム・クエストに参加する
- 期間限定イベントがあれば参加する
- 館内限定のガチャを1回する
- ミニフィグ・トレードをスタッフの方とする
館内のいたるところにあったスタンプラリー。参加費は500円かかるそうですが、全部集めるとミニフィグ一つもらえるという特典付き!
オンラインチケット予約時に購入できるので、次回は利用しようと思います。
2023年3月18日~5月28日までの限定イベントは、「限界突破だ!レゴシティ」。期間中に訪れる方は是非参加してみてくださいね。
まとめ
レゴランドディスカバリーセンター大阪は5歳児が2時間でも充分楽しめる施設。
小規模ですが、アトラクションやレゴ制作に加え予約制の体験型イベントもあるので、上手に利用すればお値段以上の体験創造・思い出作りが可能です。
是非この記事を参考に体験イベントを練り込んで、レゴランド大阪を120%楽しんでくださいね。