読書好きの子供を育てるには、幼い頃から絵本に触れられる環境づくりも大切ですよね。そう思って購入したのが、表紙が見える絵本棚。
値段もピンキリでどれを購入しようか迷いましたが、我が家はLOGシリーズ絵本棚を楽天市場で購入しました。
2歳半から5歳まで2年半使用して感じているこの本棚のメリットデメリットを挙げてみたいと思います。どの絵本棚を買おうか迷っている方の参考になればうれしいです。
我が家が購入したLOGシリーズの絵本棚(絵本ラック)
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先日別の記事で表紙が見える絵本棚のメリットデメリットについて書きました。文字が読めない赤ちゃん期から使用すれば読み聞かせの習慣ができて絵本好きに育ってくれることが期待できる良品です。
今回は、数ある表紙が見える絵本棚の中で、我が家が悩んだ末に購入したのはLOG(ログ)シリーズの絵本棚。
購入してよかったと思っていますが、今後購入検討を考えている方の参考になるように、2年半使用して感じるこの絵本棚の良い点悪い点についてレビューしたいと思います。
LOG絵本棚のイマイチだったところ(デメリット)
まず最初に、LOG絵本棚に関してのデメリットは下記になります。
- 組み立てが大変
- 釘隠しシールがすぐに剥がれる
- 下部オープンスペースは仕切り板が必要
- ラウンドになっているのは前面角のみなので、ケガの可能性あり
LOGシリーズの家具は組み立て式。その分価格が安いです。
家具の組み立てなんて余裕でしょう!と思って購入しましたが、届いたダンボールを開けてみると意外に各部材が重たく、固定しながらネジを締めるのも大変。
1人でちゃちゃっと組み立てるつもりでしたが、とても無理で休日に夫にお願いしました…。夫にとっては難しくなかったようで30分ほどで組み立てできていました。
私のようにあまり組み立てなどが得意ではない女性は、苦戦するかもしれません。(次買うなら完成品にしようかな…と思いました)
完成品は木目調ダークブラウンのシート貼りは本物のように美しく、2年経ってもきれいなままなので満足しています。ただ釘隠しの木目調丸シールが、すぐに剥がれてしまいました。
反対側は今も剥がれていないので、日光の当たり具合など置き位置の問題もあるのかもしれませんが…。
予備のシールもないので、結局剥がれたまま放置。同じような色合いの木目シールはなかなか市販で見ないので、結局釘が丸見えで気になります…。予備シールがあればよかったなと思います。
LOGのもののように下部がオープンスペースになっているタイプのものは、絵本やおもちゃなど色々なものを置けて便利ですよね。
しかし全て絵本にした場合は注意が必要。きっちり全部詰めて並べて数冊読もうと思って抜くと、当たり前ですが絵本が横に倒れてきて、元に戻すのが大変…。
我が家は無印良品の仕切りを使って解決しましたが、しっかりした仕切り板を別途購入する必要が出てきます。
最後に挙げるデメリットが、角のラウンド加工。販売サイトには本棚正面角には丸みを持たせていて安全!と書かれていたのですが、その言葉の通り丸み加工がしてあるのは両端の角だけ。
後の部材は全て角は加工されておらず、割と角ばっています。(バリやササクレが出るというわけではありません)
裏面を壁にくっつけて使用する場合ことを想定して作られているので問題ないのでしょうが、特にサイド板の裏面部分は角が角ばっているのに加えシート貼りもなく、ざらざらしていています。
この値段でそこまで求めるのは酷なのかもしれませんが、子供が使うものなので少しでも前面部分だけでも全体的に丸み加工をしてくれてたら安心だなと思いました。
我が子は慎重で大人しい子なので走り回ったり飛び回ったりして頭をぶつけることはありませんでしたが、やんちゃな子の場合は注意が必要だと思います。
気になる方は丸み加工のしっかりとした他社製品を選ぶか、購入後角にやすりがけや衝突防止クッションを貼るなどした方が良いかもしれません。
LOG絵本棚のよかったところ(メリット)
次はLOG絵本棚を買ってよかったなと思う点を挙げていきたいと思います。
- 価格が安い
- デザイン性が高い
- カラーバリエーションが豊富
- 下部は仕切りなしのオープンスペースなので本以外も収納しやすい
先ほどデメリットで組み立てが大変といいましたが、その反面、他社製品に比べて価格が安いという購入のメリットがあります。
正直私のように組み立てが苦手な方は、多少値が張っても作業賃と思って完成品を購入した方が良いと思いますが、組み立てが得意な方ならば組み立て式でこの価格の安さはお得だと思うはずです。
また、LOGシリーズは価格の割にデザインが洗練されています。子供用品という雰囲気はあまりなく、家具調で大人が使っても違和感がありません。
絵本棚の役割を卒業した後も、マガジンラックとして長く使用できそうな気がします。
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カラーバリエーションも5展開と豊富。古民家で暗い色目の木材が多い我が家に合ったダークブラウン調の色目があったのが、我が家の購入の決め手となりました。
それぞれのカラーはシート貼りだそうですが、割と本物っぽく、個人的には安っぽさも感じられず満足しています。自分の家の雰囲気に合わせて色目を選べるのはポイントが高いですよね!
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もしもこのLOGシリーズが気に入ったら、ランドセルラックなども同じカラーでそろえることが可能です。いかにも子供といったデザインではないので、中学生や高校生まで長く使えそうですね。
表紙を見せる絵本棚は表紙を見せる部分以外の棚下部のオープンスペース部分にも絵本を背表紙を見せて並べられるように仕切りがついているものも多いですが、この絵本棚は仕切りなしの完全フリー。
デメリットの部分で絵本を並べる場合は仕切りがないので倒れてくると書きましたが、そのデメリットが、絵本以外を並べる場合(おもちゃや収納箱など)にはメリットとなります。
用途が限られないという意味では、長い目で見れば仕切りがないメリットの方が勝つかもしれません。
LOGシリーズの絵本棚は買ってよかった
メリットデメリットあわせて包み隠さずお話しましたが、総合的に見てLOGシリーズの絵本棚は買ってよかったなと思います。
家具はそうそう壊れるものでもないですし、できれば良いものを購入して長く使いたいと思っていますが、表紙が見えるタイプの絵本棚は正直いつまで使うか分かりません。
実際5歳になった息子は背表紙で絵本を選べるようになっているので、幼少期より必要性は低くなっているように感じます。
作りもしっかりしていて立派な数万円する、表紙が見えるタイプの絵本棚もとても魅力的。
しかしベビーグッズと同じで使う期間の限られたものと考えたら、そこまで高価なものを購入する必要もないのかなというのが個人的な感想です。
デメリットで木材が角ばっているというようなことを書きましたが、我が家は3歳前からこの商品を使用していますが、特に息子がけがをしそうになったということはありません。
購入して届いてから木材の角ばりにがっかりすることのないように、今回書かせていただきました。万が一が心配な方はしっかりと丸み加工がされた別商品を選んだ方が安心かと思います。
我が家は値段とデザインや作りのバランスが取れたLOGシリーズを選んだことを、後悔はしていません!
まとめ
我が子は順調に絵本好きに成長していますが、表紙が見える絵本棚の使用は絵本好きにするのにかなり効果があったと思います。
LOGシリーズの絵本棚は、低単価でインテリアになじむ家具調のデザインが魅力の商品。表紙が見える絵本棚というものを使ってみたい!という方にはおすすめです。