気が付けば年の瀬。2022年を振り返ってみると、欲しくて購入したのに今は使っていないというものが6つありました。
なぜ買い物に失敗してしまったのか、その理由をしっかりと考えることで来年の買い物失敗防止につなげたいと思います。
失敗したものの共通点
2022年にも色々な商品を購入しましたが、振り返ってみるとその中でこれは失敗したな…と思うものが6つありました。
考えてみたところ、購入が失敗に至ったものの共通点は2つ。
1つ目は
理想を思い描く→購入→思ったのと違う、思ったようにうまくいかない→使わなくなる
というパターン。ほぼ全ての失敗品はこれに当てはまります。
中には買って使ってみなければ分からないものもあるので、100パーセント買わなきゃよかった!というようには思いませんが失敗は失敗です。
2つ目は、
自分の生活スタイルに合わないのに人が使っててよさそうだったから欲しくなって購入した
雑誌やテレビ、SNSで見た、憧れの人が使っていたなどが購入理由の商品は、私の場合失敗することが多いです。自分の性格や住環境・レベルに合わない商品を選んだことが原因です。
2022年に購入したけれど使いこなせなかったものたち6つ
それではタイトルの通り、今年私が購入したけれど使いこなせず、年末の今は使用していないものたちをご紹介していきます。要は私の買い物失敗リスト。
それらを購入した理由・何故使わなくなったのかをしっかり考えることで、次回からの買い物失敗防止につなげたいと思います。
アイスリング
2022年も猛暑でしたね。奈良で暮らし始めてかなりの年月が経ちますが、盆地の蒸し暑さには慣れません…。昨年ぐらいから大バズリしていたアイスリング。
インスタグラムでもおしゃれで快適そうな憧れのライフスタイルの方々がアイスリング最高!公園遊びには欠かせない!という記事をアップしているのを度々目にしていました。
セールで安くなっていたところで、ついに息子と私の分を購入!二つで2000円と激安でした。
いざ使ってみよう!とさっそく凍らせたアイスリングを徒歩約15分の駅まで息子と歩いてみました。ところが、外の異常な暑さのせいなのか、駅に着くころにはアイスリングはただのリングに…。
しっかりと凍らせて何回か試してみましたが、結果はいつも同じ。
28度以下で凍るとありましたが、真夏の外気温は毎日30度越え。さらに気温につられ上昇した体温が、アイスリングの温まりに拍車をかけます。
冷房の効いた室内にいるならともかく、真夏の外では無意味でした。
少し考えれば分かることでしたが、日々の暑さにやられていた上にインスタのキラキラした投稿を鵜呑みにしてしまったのが購入失敗の原因です。
日めくりカレンダー2種類
インスタ徘徊中、手帳ノート系の投稿で発見した生活編集日めくりカレンダーが可愛すぎて目を奪われました。
ズボラでめんどくさがりな性格の私。毎日めくれる自信はなかったものの、手元にあればきっとちゃんとめくる!インスタの中の人みたいに日々の一言を読んで考え毎日を丁寧に暮らしたい!と思い購入。
最初の2か月ぐらいは毎日めくり、めくったものをバレットジャーナルのように使っているノートに貼って日付を書くかわりに使っていました。
しかしそのうちノート術を変更したり手帳中心で書くようになったりしてバレットジャーナル用ノートを使わなくなってしまいました。
それと同時に日めくりカレンダーもめくらずいつの間にか封印。「バレットジャーナルノート用」と決めて購入したのでめくってもそれをノートに貼らずに捨てる自分が許せなくなってしまったのです。
理想の通りにいかなくなったことに腹を立てたというのが正しいかもしれません。最初に「これ専用」と決めつけずにその都度臨機応変に使い方を変えるべきでした。
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もう1つはトミカ日めくりカレンダー。こちらは購入したのではなくいただきものですが、息子が自分でめくったのは最初の1か月ぐらい。
あとはママめくっといて~。となってしまい、そのうち私も面倒になり封印してしまいました。(汗)そもそも息子は決められた通りに毎日何かをするのが嫌い。
かつてできたらひっくり返すと花丸が出てくるという100均のお仕度マグネットを使ったことがあるのですが「これしなくても自分でできるよ!」と怒られました。シール貼りなども嫌い。
しかしカレンダーが嫌いというわけではなく、日めくりカレンダーをしなくなったら自分でカレンダーを作って、終わった日をマジックで×していました。
その子の性格に合う合わないというのを購入前にしっかり考えるのも、購入失敗を防ぐ有効な手立てかなと思わされる出来事でした。
防虫ネット樹木用
我が家はレモンの木を育てていて、アゲハチョウの幼虫(青虫)がよくつくのですが、蛹になる前に他の昆虫に食べられたり寄生バチに寄生されたりして蝶々になれないことが多々。
幼虫は蛹になるのにわざわざ木を降りるのですが、そのときに食べられてしまう子を何回か目撃しました。
木で蛹になれば敵に見つからず安全なのにと安易に考え、レモンの木に防虫ネットをかけて幼虫を閉じ込める作戦にでるため、防虫ネットを購入。
しかし青虫は隙間から逃げ出してしまう子もいましたし、無事に木やネットで蛹になってもそこで寄生バチに狙われ蛹のまま死んでしまう子も。ネットをかけた方が死亡率が上がってしまいました。
調べてみたら食草であるレモンの木から青虫が降りるのは、天敵である寄生バチに見つからないためだったのです。
ちょっと調べればわかることだったのに、欲しい!試したい!という思いが先行してしまいました。ネットで欠品中で入荷が遅かったのも、購入を急いだ理由の一つ。
「残り僅か」「予約受付中」など他人の都合に踊らされて自分のタイミングでないタイミングで購入した商品は失敗しやすい気がします。
クリーニング屋さんの毛玉取り
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今まで100均で売っていた電池式の毛玉取りを使っていたのですが故障。丁寧な暮らしに憧れる私は、クリーニング屋さん御用達のニットを傷めない手動毛玉取りというものを購入しました。
しかしコツがいるのか私が下手すぎるのか、電動毛玉取りのようにきれいに毛玉が取れません。(泣)毛玉をとるのにとても時間がかかります。
使いこなせず結局再び100均で電動毛玉取りを購入しました…。私のレベルではまだ使いこなせる商品ではなかったようです。
物事に足しての「守破離」。自分が今どの段階にあるのか見極めて購入することが大切だと痛感しました。(洋服ケアについては私は守(初心者)でしたが離をしようとしていた感じです)
ブックスタンド(書見台)
子供の分厚いうたえほんをピアノを弾く際に立てて使うために購入。角度調整もできて安定感もありめくりやすく便利でしたが、夫の部屋から本物の譜面台を発見…。
そちらを使用することになったので、行き場をなくし押し入れ行きに。
もし使わなくなったら私が本を読むときの台にしようかと思いましたが、奥行きがかなりあり机上でスペースを取るのでわざわざ出しては使いませんでした。
こちらも「あったら便利!」「ほしい!」という気持ちが先行して、家に代替品があるかどうかの確認を怠った私に非があります。
まくら
長年使っていた枕がへたってきてしまったので、年始に購入したのが枕。ネット通販(楽天)で購入しました。
詰め物の量を調整して高さ調整できるというのが売りの枕だったので、ちょうどよい高さにしたら快適なはずと思ったのですが…。
そもそも自分にピッタリの高さというものがよくわかりませんでした。ネットで枕の高さの合わせ方を色々調べてみましたがどうもしっくりこず。
枕も服もそうですが、実際に身体に身に着けて使うものは試着することが大切だと痛感。枕も次回は店舗でプロの方に高さを見てもらって購入しようと思いました…。
失敗をしないためには
今までは、欲しいと思ったらすぐに購入していた私。(専業主婦になる前はお金も多少は余裕があったので笑)
ここ数年は断捨離を頑張って手放す苦しみを知ったのもあり、新たに購入するときはかなり悩みに悩みぬいて買う癖をつけることができました。
しかし、正直失敗をゼロにするというのは不可能です。中にはどうしても購入して使用してみたかった、使用してみて合わなかったから諦められたというものも。
何年間も使ってみたい、ほしいと思いくすぶっているようならば、失敗してでも購入して試したほうが良いと思います。(日常生活に支障のない金額ならば)
大事なのは、間違ったと思ったら失敗した理由を考えて納得し、できるだけ早く手放すこと。
使っていないものというのは、見ているとモヤモヤした気持ちになります。物からも「使ってよ!」というプレッシャーを感じる気が…。
使っていないものを置いておくのはスペース(=家賃)も取りますし、自分の精神衛生上も良くないです。ずっと使わず置いておくのは、死んだように生かされてるのと同じで物にも失礼。
捨てるのが一番早いですが、購入して数回使っただけの商品ならばメルカリなどのフリマアプリで売れることが多いはず。(ただし売る場合は利益を求めず、期限付きで出品することが大事)
自分が買い物に失敗したことを素直に認めて、できるだけ早めに手放すことができれば、自分には合わなかった・使いこなせなかった物も新たな持ち主に出会えて浮かばれます。
高かったものでも「失敗した」ということを認め安価でも潔く手放す=痛い目を見ることで、次回失敗する確率を下げることができるはずです。
今後買い物の失敗を減らすためにすること
- 欲しいものは買う前に品名・使う目的・それを使ってどうしたいかをノートや手帳にリスト化
- なるべく用途の限られる「専用」のものは買わない
- 自分や家族の性格を考慮した上で購入を考える
- 自分の段階(守破離)を意識して適した商品を選ぶ
- 憧れだけで購入しない
- 身に着けるものはできるだけ実店舗で試着して購入する
- 数量限定・のこりわずかに踊らされず自分のタイミングで購入する
まとめ
今回掲載した商品は、あくまで私の生活スタイルや性格に合わなかったものであり、商品自体はとても素晴らしいものです。
私のところに来なければもっときちんと活用してもらえただろうに…と購入したものに申し訳ない気持ちでいっぱいになりますが、その痛みをきちんと味わうことが最大の次回失敗防止策のはず。
今年の失敗を無駄にしないように、しっかりと失敗を認め噛みしめて来年の買い物に活かしていきます。