元旦は神社へお参りに行く方が多いですよね。奈良では春日大社への参拝客が多く、毎年混雑しています。一方春日大社のすぐそばにある東大寺は比較的空いておりゆっくりとお参りが可能。
しかも元旦朝までは無料で大仏殿に入り間近で大仏様を参拝することができるのです!初詣の穴場スポット、東大寺大仏殿の参拝情報です。
【2023年】東大寺大仏殿・元旦朝までの無料参拝について
2023年東大寺大仏殿・元旦参拝情報
2023年(令和5年)1月1日・0時~午前8時まで無料参拝受付
大仏殿正面の桟唐戸(さんからど)が開かれるので、大仏殿内に入らずに中門基壇上からも大仏様の顔が拝める
午前8時以降は通常参拝になるので、大仏殿内に入って参拝するためには大人(中学生以上6)600円、小学生300円の入堂料が必要になります。
おすすめは元旦朝の参拝
日付が変わって午前0時になったと同時に大仏殿無料参拝がはじまりますが、深夜の参拝は寒い上に混み合うこともあります。
我が家はコロナ渦以前の夜に無料参拝へ出かけようとしたことがありますが、大仏殿前に行列ができていて参拝を諦めたことが…。
東大寺は正月三が日で約6万人が参拝に訪れるそう。春日大社は50万人なので、比べるとかなり少ないですがそれでも有名なお寺なので年越し0時前後の時間帯は今でも混雑するかもしれません。
おすすめは断然朝の参拝です。地元民の多くが参拝に出かけるのは朝。人出はありますが、神社と違い混み合いすぎてなかなか中に入れないというようなことはありません。
清々しい澄んだ朝の空気の中ゆっくりと参拝することができます。元旦から大仏様のおひざ元まで行きお祈りできるなんて、最高ですよね!
まさに1年の計は元旦にあり。いつもより早起きをして元旦朝の東大寺初詣で心清らかに1年のはじまりを過ごしたら、きっと良い一年になることでしょう。
朝なら子供も元気。子供連れでもゆっくりできるので、家族みんなでお出かけするのもおすすめです。大人数で出かけても参拝料金無料なので助かりますよね。
過去の元旦参拝の様子。混雑状況は?
我が家はここ数年の元旦朝の初詣は、毎年東大寺大仏殿。朝の参拝はとても空気が澄んでいて心が洗われます。参拝してから食べるおせち料理はいつも以上においしく感じます。
こちらは2020年午前8時ごろの東大寺大仏殿内の様子。人はたくさんいますが、混み合うのは大仏様の正面(上の写真の箇所)のみ。
大仏殿はとても広いので、比較的ゆっくりと参拝することができました。
ちなみに毎年非常に混雑する春日大社は参道から本殿に入るまでにけっこう時間がかかります。本殿が近づいてくると、参道をゆっくりぞろぞろ行列が進んでいく感じ。
東大寺大仏殿の元旦参拝は人混みにもまれて疲れるということもなく、快適です!
2022年の元旦はとても冷え込みが厳しく、東大寺大仏殿周辺には雪が残っていました。奈良は盆地で朝晩の冷え込みが厳しいので、しっかりと厚着してお出かけください。
この年も無料参拝ギリギリ、午前8時前に入堂しましたが、2020年のときよりも人は少なかったように思えます。
大仏殿内でも、2020年よりもゆっくりと参拝して写真を撮ることもできました。
無料参拝はギリギリでも午前8時までに入堂すればOK。午前8時ぎりぎりの時間に入堂は、混雑も避けられてゆっくりもできるのでおすすめです!
2023年1月1日参拝記録を追加しました。見所や混雑状況、返納所などの情報は下記記事をご覧ください。
東大寺大仏殿へのアクセスは?駐車場はある?
東大寺大仏殿へのアクセスは下記の通り。
徒歩の場合
- 近鉄奈良駅から約25分
バスの場合
- JR・近鉄奈良駅前より市内循環バス「東大大仏殿・春日大社前:下車徒歩5分
- 近鉄奈良駅からぐるっとバス大宮通ルートor奈良公園ルート「大仏殿前駐車場」下車すぐ
- JR奈良駅からぐるっとバス奈良公園ルート「大仏殿前駐車場」下車すぐ
ぐるっとバスは運賃100円。市内循環バスは大人220円。
車の場合は、専用の無料駐車場はないので駐車場は周辺のコインパーキング等を利用することになります。
東大寺・県庁周辺では「Pあり」の看板を持った従業員の方が客引きをしている個人駐車場も多いです。大通りに面していないそういった駐車場を利用するのもおすすめ。
また、正月は東大寺~春日大社あたりで交通規制が実施されます。詳しくは下記の奈良警察ホームページリンクをご覧ください。
まとめ
元旦というと神社へお参りというのが定着していますが、お寺にお参りというのも素敵なものです。しかも日本一の大仏様がおわす東大寺は元旦午前8時までは入堂料金も無料!
是非元旦に大仏様のご尊顔を拝んで、よい1年をお過ごしください。