庭や植物

ウスネオイデスが茶色くなって枯れた!?原因は?対策にハンガーを自作してみた

土がなくても育てられるエアプランツのウスネオイデス。手軽な上におしゃれな植物なので、インテリアの一部として育てている方も多いのではないでしょうか。

我が家では半年ほど前にから育成中ですが、最近一部が茶色く変色してきました。どうやら枯れているようです。枯れる原因と、枯れる対策になるハンガーの作り方をお伝えします。

ウスネオイデスが茶色くなって枯れた!?原因は

元気なときの我が家のウスネオイデス

飾ってあるだけでおしゃれな雰囲気を演出する、エアプランツの一種・ウスネオイデスシルバーの縮れた葉っぱが魅力です。

スパニッシュモスという別名で呼ばれることも多く、これまたおしゃれな雑貨屋さんなどで販売されていることも。

我が家では昨年の秋にはじめて近所の園芸店で購入し、半年ほど育成中です。ほぼ毎日シャワーかスプレー水でしたたるほどの水をあげ続けていましたが、なんだか茶色い部分が増えているような気が…

中が茶色くなってきたウスネオイデス

気のせいと思いたかったですが、やはり内側の方が茶色く変色して枯れているように見えます。そこで、ウスネオイデスが枯れる原因をまず調べてみました

ウスネオイデスの枯れる原因は4つ!

  1. 水のあげなさすぎ→乾燥して枯れる、軽くなり全体が茶色に
  2. 水のあげすぎ(蒸れて根腐れのようになった)→内側から茶色くなる、カビ発生
  3. 直射日光や強光に当てて葉やけした→一部が変色、乾燥して弱り枯れる
  4. 気温が低い場所に置いた

ウスネオイデスは水が大好き。原産地では朝霧が発生するような場所で育っているので毎日したたるほどの水をあげたほうが良いと購入時、園芸店の方から聞きました。

エアプランツというと水をほとんどあげなくてもOKというイメージですが、エアプランツの中でも特に水好きなウスネオイデスは水をしっかりあげないと枯れます

しかし逆に水をあげすぎると、フックなどでつる下げている場合折り重なっている部分がなかなか乾かず根腐れして枯れます。水をたくさんあげるのはOKですが、濡れっぱなしはNGということですね。

室内でもサーキュレーターをまわすなど風通しを良くして根腐れを防ぐ必要があります。

またウスネオイデスは直射日光にも弱いです。直射日光にあたると葉やけして枯れる原因になります。

さらにあたたかい中南米原産のウスネオイデスは、寒さが苦手。日本の場合、冬の屋外はもちろんですが、室内でも気温5度を下回るような場所に置くと寒さで枯れてしまうこともあります。

我が家の原因は水のやりすぎだった

枯れた部分のあるウスネオイデス

茶色くなっているのは、まとめて引っかけてあるフック周辺のウスネオイデスが密集しているあたり。

外側や下の方の葉っぱは元気なので、我が家の場合は原因の2つ目、水のやりすぎ&風通しの悪さが原因でした。

しかしまだ外や下側の葉っぱは枯れていません!これから春を迎えて暖かくなるので、ウスネオイデスも元気になるはず。

購入してきたウスネオイデスはフック付きでそのまま吊るして育ててたのですが、フックの形状はS字フックの下側を閉じて抜けなくしたような感じのもの。

長いウスネオイデスを半分に折ってフックに引っかけてあったので、フック周辺に葉っぱが密集して風通しが悪くなっていました。

そこへ毎日大量の水を与え続けていたので、フックの内側の方がとにかく乾かず蒸れて腐り枯れてしまっていたのです。

蒸れ対策のため、ハンガーを自作して仕立て直し、かけてみることにしました。

蒸れ対策にハンガーをDIYしてみた

ハンガーについて調べてみると、ウスネオイデス用のハンガーの販売がありました。エアープランツ天狗堂さんのもので、見た目もカッコいい!

カッコいいけどちょっと高い!貧乏性の私と同じくそう思う方も多いのか、自作されている方も多数いらっしゃったので、まずは真似してハンガーを作ってみることにしました。

材料はこれだけ!

ダイソーアルミ自在ワイヤー
  • 針金
  • ペンチ
  • マジックなど巻き付ける棒
  • S字フック
  • 麻紐

針金は100均のダイソーで太さ2mm・グリーンのものを購入してきました。(他にも何色かありました)ダイソーの「アルミ自在ワイヤー」シリーズは柔らかくて使いやすい!

あとはこの針金を切るためのペンチとコイル状にするための芯として使う棒があれば、すぐに作れます。(我が家はマッキーの太い方を使いましたが家にある棒状のもので)

麻紐とS字フックはハンガーを吊るすために使います。(ハンギングプランターのイメージ吊るす部分も全て針金で作る方は必要ありません。

ちなみに我が家の場合、針金以外は家にあるのを使ったので制作費用は110円でした。(笑)

そしてウスネオイデス本体があれば準備はバッチリです!

簡単なハンガーの作り方

それでは早速作っていきます。(私ではなく器用な夫が笑)

マジックなどの芯に針金をひたすら巻き付けていく

マッキーに針金をまきつける

我が家は太い方のマジック(マッキー)に巻き付けました。芯になる棒に巻き付けるとコイルが均一になり売り物みたいにきれいに!

10cmぐらいの長さになったら針金を切る

10cmぐらいまでまく

目安は10cmですが、かける予定のウスネオイデスのサイズによって短くしたり長くしたり調整しましょう。出来たら芯の棒を抜きます。

切った針金と巻き始めの針金をペンチでくっつけて円状にする

円状にする

ダイソーの針金は柔らかくて加工しやすいですが、曲がりやすいので細かく折り曲げるなどの加工はしにくかったようです。(他も曲がりそうになるし強くすると色が剥げそうらしい)

円状にしてくっつける

とにかく円状になり引っかかって取れなくなれば良いので、適当にくっつけます。

カタチを整える

形を整える

きれいな円形になるようにカタチを整えると同時に、横からみて高さもあっているか調整します。

針金や麻紐を3か所つけて上部で束ねフックを付ける

吊り下げ紐をつける
針金より麻紐の方が高さのバランスがとりやすいかも

ハンギングプランターのフックのように、円の三か所均等になるように麻紐か針金を同じ長さで取り付けます。中央上で3つを束ねてフックをつけたら完成です。

完成!仕立て直してウスネオイデスをかけてみる

ウスネオイデスを解体していく

無事にハンガーが完成しました。グリーンがかわいいです!

早くかけてみたいですが、まずは内側が腐って枯れてしまったウスネオイデスを解体してきれいにしなくてはなりません。

ボロボロになりそうなので園芸シートを敷いて、その上に元々のフックを外したウスネオイデスを置き枯れている部分と生きている部分に分けていきます。死んでる部分は手でちぎりました。

地味でちょっと面倒な作業…。(汗)ハンガーを作る時間の倍ぐらいかかりました

ウスネオイデスの枯れ葉を選別仕分け

30分ぐらいかけて選別が終わりましたが、思っていた以上に枯れている部分が多く半分ぐらいになってしまいました。

ウスネオイデスをひっかけたところ

ハンガーのコイル部分に、適当に葉っぱを引っかけていきます。折り返すほど長さがないので、1~2節ぐらいのところをコイルに挟み込み抜けないようにしていきました。

引っかからない長さのものはまとめてザルのようなお皿に入れて伸びるまで別管理。振ってみて落ちてこないのを確認して、ようやく完成です!

かけてみた&使ってみた感想・反省点

完成してハンガーにかけたウスネオイデス

我が家のウスネオイデスは折り返していた部分がほとんど枯れ、生きていたのは表面と先端の方だけ。間の枯れているところを取ったので長さが以前の半分以下に…

それを実際に作ったハンガーにかけてみると、すごく短くなりボリュームがなくなりました。(泣)コイル状にしたハンガー部分も葉っぱのボリュームがないので丸見えです。

葉っぱの量に対してハンガーの直径が少し大きすぎたようなので、芯にする棒マジックの太さを細くするか、コイルにする長さを10cmよりも短くしてもよかったかと思います。(反省点)

もしも今度ウスネオイデスを購入することがあれば、枯れる前に最初から自作ハンガーにかけ直して育てようと誓いました。(それならボリュームが出ていい感じになるに違いない!)

反省点はありましたし見た目は想像したよりもかっこよくはなりませんでしたが、それでも思い切って仕立て直し自作ハンガーにしてみて結果よかったと感じています。

上から見たウスネオイデスハンガー
まだまだたくさん挟み込めそうです

中央に空洞があるので、とにかく風通しが良い!これならどんなにウスネオイデスの葉っぱが増えても重なり過ぎて乾かず枯れてしまうことはなさそうです。

これなら安心してたっぷり水やりできること間違いなし!ウスネオイデスは1年間で1m伸びることもあるそうなので、はやくボリュームが出ることに期待して春から水やりを頑張っていきます。

まとめ

ウスネオイデスのハンガーは家にあるものや100均で購入できるもので簡単に作れるので、ウスネオイデスを育てている方は是非DIYして、楽に管理できるようにしてみてくださいね。

自作が面倒な方はご紹介した天狗堂さんのカッコいいハンガーを購入してみても!とにかく風通しよく乾きやすくなるハンガーの利用はおすすめです!

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