幼児から大人まで長期間遊べるコスパ最強のブロック、レゴクラシック。
パーツが多ければ多いほど想像力を膨らませ制作に集中・楽しめますが、大量のパーツを見やすく遊びやすく片付けやすく収納するのは大変ですよね。
我が家も苦戦した末、多段式のツールボックス(工具箱)を使用する方法に落ち着きました。レゴ収納に悩む方の参考になれば幸いです。
レゴを愛してやまない我が家のレゴボーイ
我が家には現在5歳の男の子がいますが、彼がレゴに出会ったのは3歳のとき。
児童所のようなところで置いてあったレゴデュプロで遊んで夢中になり、クリスマスプレゼントにレゴクラシックをもらったのがはじまりでした。
それまでは車好きでトミカなどでよく遊んでいましたが、レゴが家に来てからというものの、遊ぶのはレゴばかり。すごい集中力を発揮して毎日レゴで何かを作っていました。
もっと早く買えばよかったと後悔するぐらい、コスパ最強のおもちゃです。
以来2年以上、波はあるものの、ずっとレゴにハマりプレゼントの度におねだりするものはレゴ。どんどん増えていくパーツを分かりやすく遊びやすく、かつ片付けやすく収納する方法にかなり悩みました。
我が家のレゴクラシック収納方法
レゴの収納についてはかなり色々調べてトライ&エラーを繰り返してきましたが、最終的に落ち着いたのは多段タイプのツールボックス(工具箱)を使用する方法。広げると3段になるタイプです。
家に余っていたツールボックスがあったので、最初は試しで使用してみたら使いやすそう!1つのBOXでは仕切りが足りず量も入りきれなかったので、追加で1つ購入。
我が家は子供部屋や専用の机がないので、いつもリビング座卓にレゴを広げて遊びます。机上の両サイドに置き作業するスタイル。
そのうち誕生日やクリスマスのプレゼントでレゴが増えると同時に収納も入りきれなくなりツールボックスも増え、結局4つに落ち着きました。
入れているのは主にレゴクラシックのパーツで大体2000個ぐらい。プラスレゴシティの特殊パーツやレゴフィグで100個ぐらい、4箱合計のパーツ数は2100個ぐらいだと思います。
ツールボックスは横幅がもう少し広いタイプもあるので、手持ちのレゴ数とテーブルの広さに応じて種類を選ぶことができますよ。
4つのツールボックスの中身はどんな感じ?
1つ目のボックスは、薄い板パーツ用。正式名称は分かりませんが(汗)、平べったいパーツをボッチの個数や形状で分けて収納しています。ボッチのない平な板パーツもこちら。
下の広いスペースには基礎板になるような大き目の板パーツを入れています。平べったいのでスペースにかなり空きが出ます。
なので上写真の細かいパーツを入れたケースを上に入れています。このケースは作るときにはツールボックスから出して、机中央に置いています。
各パーツがかなり小さいので、下手に小分けするよりも使いやすそうでした。
2つ目のボックスは乗り物系パーツ。一番上段にはタイヤ関連や車の窓パーツ、2段目には車のヘッドライトなどの取り付けに使えるような前向きにパーツが取り付けられるものを集めました。
一番下にはレゴフィグ、レゴシティの大きめパーツ、一部レゴシティの特殊パーツが入っています。
3つ目のボックスは写真向かって左の方。
最上段には窓ドアパーツ、丸型パーツ、中段には受話器のような形状のパーツ、小さめの特殊パーツ、へこんだボッチが1つついているパーツ、アーチの橋のようなカタチのパーツを入れています。
一番下には厚型のスタンダードなパーツをがさっと入れています。
4つ目のボックスは一番上段が凹型になっている三角パーツや斜めになってる幅太パーツ。中段が凸型になっている三角パーツを大きさ形状別に分類。
最下段は一列タイプのスタンダードパーツをがさっと入れています。
よく使うパーツが多い1つ目のボックスと4つ目のボックスを手前側に置いて使っています。
この方法のデメリット
- パーツを分解して所定の場所に戻す作業が必要(分類が大変)
- 子供の視界を考えると6箱が限界
- パーツが増えすぎると探しにくい
- フタは取れずに開くので、広げると思った以上にスペースを取る
- そのため机上は全て占領される
この方法のメリット
- 持ち手があるので子供でも一人で簡単に移動できる
- 持ってきたら蓋を開けるだけですぐに制作できる
- 全てのブロックが視界に入り一覧で見渡せるので、パーツが探しやすい
- 全て手の届く範囲に納まっているので、制作しやすい
- 机上でできるので細かい作業もしやすく集中できる
レゴ準備・遊び・片付けのルーティン作業
ここからは、実際の準備から遊び終わって片付けまでの様子です。下記の事項を前提としてご覧ください。
- 収納するもの→レゴクラシック。デュプロやレゴシティは基本別にする
- 作った作品も別置き
- パーツ数は2000個ぐらい
- 遊ぶのは机の上
それでは見ていきましょう!
4つの箱は絵本棚の下
使ったのは上段は絵本の表紙が見えるように置けて、下段は写真のように背表紙が見えるように並べられるという、よくある絵本棚です。
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ここに置いたツールボックス4つを、取っ手を持って子供が自分で机に運びます。レゴをするリビング座卓はここから1.5メートルぐらいの距離。
メリットでも書きましたが、取っ手があるというのがツールボックスの良いところです。
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たとえば上記のような引き出し式のケースを移動させて遊ぶ場合やフタ付きコンテナにレゴを入れた場合、両手を箱の下に入れて運ばなければなりません。
ちょっとした違いですが、両手で運ぶというのは子供にはかなり面倒で大変なことだと思います。
絵本棚には本来の用途通り絵本をずらっと並べたいところですが、ここがぴったりサイズだったため仕方なく絵本をどかし半分レゴ収納としました。
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もう少し前は無印良品のパルプボードボックスに入れてましたが、ピッタリサイズすぎて取り出しにくかったようで「ママ出して!」ばかり言うように。
(上の画像、1段に2つぴったりと手持ちのツールボックスがシンデレラフィットでした)
そのため次は4つのケースを写真と同じように重ねてソファ横・畳の上に直置き。すると存在感がすごすぎます。
ケースの上にちょうど納まるようなコの字机があればよかったのですが、ケースをどーんではスペース使用の圧迫感もすごすぎました。
さらに息子も置くスペース(左右幅)がしっかりと決まっていないので置きにくいようで、適当に置くようになってしまいました。
上の写真のように十分手が入る隙間がケースの上にあり、箱がきっちり入るように左右幅が決められている方が子供にはやりやすいようでした。
自分で机上の両サイドに4つの箱を並べ、開いて制作
ツールボックスを机の上に置くと、こんな感じ。参考までに、我が家のリビング座卓は約幅120センチ×奥行き60センチです。
実際に開くとこんな感じ。なかなかの迫力で、机にある空きスペースは中央の制作場所のみ。それでも床置きでやるよりも作業しやすいようです。
一人っ子だからかすぐに「ママきて~、一緒にレゴしようよ」と呼ばれるので、母である私は時々子供の正面に座り、パーツを分解して箱に戻します。
私は割と作るよりもパーツをバラしてきれいに戻す作業が好きなので、苦にはなりません。良い指の運動になります。(笑)
しかし、バタバタして一緒に遊べないときは、遊び終わったとき箱の外にバラバラのパーツがたくさん残っています。5歳の息子は一人でバラバラのパーツを箱に戻すのはまだ無理。
大人でもその場で片づけるのは時間がかかるので、そういった場合は適当な空き箱にとりあえずぶち込んでおいてまた次回ツールボックスを開けて遊ぶときに戻すようにしています。
何でもかんでもいきなり自分でして!というと片付け自体が嫌いになってしまいそうなので、できるところから自分で片づけるという習慣をつけてもらえるようにサポートを心がけています。
終わったら箱を閉めて元の場所に自分で戻す
バラバラになったパーツを箱に戻す作業がなければ、片付けは簡単。ツールボックスの箱を閉めて、元の絵本棚に戻すだけです。これなら5歳の子供でも一人でできます。
「自分で準備と片付けができる」というのが親にとっても子供のお片付け育にとっても大事なポイント。ツールボックスを利用したレゴクラシック収納のいい点だと思います!
レゴのツールボックス収納はこんな人におすすめ
- 色よりもパーツのカタチ重視で制作したい
- 子供または親がパーツの分類を苦に思わない
- 床よりも机上で制作したい
- レゴ用品を据え置きする場所はないという家庭
我が家はツールボックス収納がぴったりでしたが、使う子供の性格や家庭環境によって適した収納は全く違うと思います。
色々試してみて、我が子に合うレゴブロック収納方法を見つけてくださいね。
まとめ
これ以上レゴクラシックのパーツが増えたらまたツールボックスを増やさなければなりませんが、子供も自分が把握できる限界を分かっているようでこれ以上のパーツはあまり欲しがりません。
特殊パーツの単品やレゴシティは欲しがりますが。(汗)
レゴブロックの収納がしっくりときて使いやすくなると、遊びに集中できるので子供の熱中具合が違ってきます。
また、きれいに片付けられるようになれば、同居している家族もレゴブロックを踏んで痛い思いをすることも減ります。(笑)
子供は遊びやすく、親にとっても負担が少ないご家庭に合ったレゴ収納方法が見つかりますように!