外飼い金魚を屋内水槽に戻す

庭や植物 飼育

冬将軍の到来!外飼い金魚を屋内水槽に移動しました。体色に驚きの変化が!

12月後半になり急に寒さが厳しくなってきました。寒くなって心配なのが、庭の生き物。我が家は庭のビオトープでメダカ、プラスチックの丸鉢で金魚を飼っています。

メダカは自然に近い放置型(笑)で毎冬放置でいけていますが、今年の春はじめて外飼いにした金魚にとってははじめての冬

心配になり屋内の水槽に戻しました。外飼い金魚と屋内金魚の比較です。

我が家の金魚たち

屋内水槽の金魚たち
ずっと屋内水槽で飼育していました。

我が家には6匹の金魚がいます。5匹は金魚すくいで手に入れた和金。もう1匹はご近所さんで生まれいただいた子(同じく和金)です。

飼育3年目ぐらいになりますが、すくすく成長しています。全て屋内の60センチ水槽でエアレーションして一緒に飼育していました

しかし金魚たちが発情期を迎えた昨春に、メスの金魚がオスたちに追い回され傷つき病気に

別容器に移し治療しましたが、完治しても戻したらまた同じことになりそうと思い、やってみたかったどんぶり金魚の要領で外飼いしてみることにしました。

春に外飼いにした一匹の和金メス

外飼い風景
こんな感じで外に置いていました。

春に外飼いにしたメスは、大体1週間に1回の頻度で水を全換えしました。熱い夏にはお湯のように飼育水が熱くなることもありましたが、すだれを上にかけるなどで対応。

特にしんどそうな様子もなく、元気に猛暑を乗り越えてくれました

屋内に戻すことにした理由

凍った水鉢
別の水鉢は凍りました。

秋も変化なく平和に過ごしていましたが、12月に入り気温が下がる日が増加。12月中旬の我が家の庭では、凍ってしまう水鉢も出てきました。

心配だなぁと思っていましたが、12月クリスマス前に最強寒波到来との天気予報が。

メダカはいつも真冬でも屋外放置、氷が張っていても半冬眠で乗り越えてくれているので水足しだけするようにして何とかなっていますが…。

外飼い金魚冬の様子
外飼い金魚。ホテイアオイも寒いので枯れました…。

金魚は水を汚すことで有名な生き物。水換えなしで健康でいられるとは思えません

今まで1週間に一度ぐらい全部を水換えしていましたが、もし寒すぎてメダカと同じく半冬眠状態になっていたとしたら、無理やり起こされ真冬の冷たい水の間を何度も行き来させられるのは酷ではないか?

と思い寿命を縮ませかねないと判断(個人の見解です)、屋内に戻すことにしました。真冬の屋外での水替えは、飼い主の私もしんどいですしね。(汗)

屋内に戻す

玄関において水温合わせ中
屋内、水槽近くの玄関に置いたところ。

まずは屋外に置いていた丸鉢ごと水槽横に移動し、水温の温度合わせをします。水量12リットルですが、プラスチック鉢なので貧弱な私でも持ち上げて移動できました。(笑)

翌日、屋内水槽へお引越しを。すくい網ですくって戻しましたが、いつもよりも元気がないようであまり動きませんでした。やはり寒さで弱っていたのかもしれません。

元々いた水槽だし和金は強いし大丈夫かな、と思い、慎重な水合わせはせずに、そのままドボンと元いた水槽に戻しました。

戻した和金最初の様子
戻した直後の写真。端に沈んでいきました。

戻すとそのまま水槽角の下の方へ沈んでいき、砂利をつんつん。元気がないのか心配しましたが、しばらくすると普通に泳ぎ出しました。

避けられる戻した和金
手前が戻した金魚。後の金魚は奥へ逃げました…。

しかし赤ちゃん金魚の頃から共に暮らしていたのに忘れてしまったのが、屋内水槽飼いの金魚たちは戻ってきたメスの金魚から逃げるように遠巻きに水槽端へ…。

タッキー

このまま仲間外れにされたらどうしよう…

と心配になりその後何度も様子を見に行きました。30分ぐらいしたらみんな一緒に泳いでいて一安心。少しエサもあげてみましたが、しっかり食べていたのでうまく元の水槽に戻せたようです。

初雪の庭
12月23日、奈良は例年より早い初雪でした。

翌日天気予報通り気温が下がり初雪となったので、この日に戻してよかったです…。

外飼い金魚と室内飼い金魚の比較

金魚たち
ブレブレですみません。どれが外飼い金魚か分かりますか?

外飼い金魚と屋内の水槽飼い金魚、みんな和金ですし、正直水槽に戻したらどの子が外飼い金魚のメスか分からなくなるのではと心配でしたが、そんな心配は無用でした。

金魚の体色比較
一番手前が外飼いしていたメスです。

外飼い金魚は、明らかに体色が赤いのです。前々から屋内飼いの金魚たちは赤くないな…オレンジ色だな…と思っていましたが、やはり屋内飼育による日光不足が原因だったよう。

金魚たち
一緒に水槽にいたころの様子。金魚の見分けはつきませんでした。

(外飼いにしていたメスも、屋内水槽にいたころは他の金魚と同じようにオレンジ色でした)

水槽は玄関中に置いているのですが、ほとんど自然光は入りません。一方外飼いした金魚は外飼い期間中約半年、半日ぐらいはよく日光が当たる場所に置いていました。

赤い金魚
赤い金魚は惚れ惚れします。

やはり赤い金魚は赤が濃い方が美しいです。外飼いしたメス金魚は、お腹の下の方は白色(日光が当たらないからでしょうか)、上の方はきれいな赤(濃いオレンジ色)をしていてかわいいです。

全ての金魚を外飼いすることは不可能ですが、屋内水槽にもLEDライトを設置して日光代わりにしてみたいなと思いました。水草もLEDライトで育ちますし、金魚の生育にも効果がありそうですよね!

まとめ

冬の間も屋外でどんぶり金魚を続け金魚の命を守る自信はなかったので外飼い金魚を元いた屋内水槽に戻しましたが、結果元気を取り戻してくれたのでよかったと思います。

体色の違いも同じ水槽に戻すことでしっかりと見比べ確認することができました。金魚をきれいな赤色にする日光の力の偉大さを思い知らされましたが、LEDライトを購入検討する良い機会にもなりました。

日光に当てるのは、金魚の体色を赤くする方法としても有効と分かったので、春になった金魚の健康のためにも、また屋外でどんぶり金魚もしたいなと思います。

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