子供がリビング学習をするときの悩みは、リビングがごちゃつくことと、勉強道具をどうやったら使いやすくまとめられるかという2点でした。
この悩みを解決するために、SNSで話題のキャスター付きの収納ワゴンを購入した我が家。
親的には完璧な品に思えましたが、子供的には微妙な点もあったようです。少し工夫することで使いやすくなったので、お伝えしていきます!
リビング学習グッズ、どこにまとめる?
今年小学1年生になった6歳児がいる我が家。まだ学習スタイルが確立していないので、入学準備時に勉強机を購入しませんでした。
とりあえずリビング学習をしていますが、悩ましいのは
細々としたリビング学習グッズをどうやってすっきり、かつ使いやすくまとめるか
という点です。入学前は、無印良品の手付きボックスに文房具を収納し使うときに出してくるスタイルでした。
しかし小学生になると好きではない勉強のためにわざわざ文房具を出してくるのは面倒なようで、宿題を後回しにするようになってしまいました。
ワンアクションで勉強がはじめられる状況でないと、進んで勉強はしてくれない
そのことに気が付いた私は、ネットでリビング学習に向いた文房具&テキスト類の収納グッズを鬼検索。
せまいリビングにもすっと置けるスリムなものを探しました。そして見つけたのが、これからご紹介するキャスター付きの収納ワゴンです。
SNSで話題のキャスター付き収納ワゴンをレビュー
楽天市場で購入したこちらの収納ワゴンは、上部に文房具類が入れられる仕切り付きケースがあり、下の部分には各段に分けて教科書やテキストを分別収納できる、キャスター付きのワゴンです。
SNSで紹介されているのを見たのが、購入のきっかけでした。他商品と比べて、圧倒的にスリムです!
上部の文房具入れは元々使っていた無印良品のラックと似ていますが、小物収納がワゴンとくっついて一体型となっているのがポイントです。机の上に置かなくて良いので、机が広く使えるのです。
下の段のマガジン入れ部分は最大5段収納で、左右合わせると約60冊の本が収納できるというスリムな見た目に反しての大容量仕様。
分厚いプラスチック製を使用しているので、2Lペットボトルを左右にぶら下げてみても倒れない耐久性があります。
収納部分は一段目は宿題、二段目は市販のワーク、三段目は教科書、など各段ごとに分別できるので便利。意外と厚みがあるので本以外の小物(書見台など)も入れられます。
我が家は約70cmのリビングテーブルの高さに合わせて4段に減らして使用し、机側の収納部分には勉強系の紙類、裏側にはお絵描き用の紙や色鉛筆など遊びの道具を収納してみました。
(段数は組み立て時に工具を使わず簡単に増減可能です)
上部の小物入れ部分には、筆記用具と鉛筆削り、チャレンジの機械やメモ用紙を収納。小さな引き出し3つには予備の文房具や、時々使うふせんやクリップなど細かいものを入れました。
実際に収納してみると、なかなか見た目はすっきり!リビングテーブルの横に置いても、後ろの壁(白い襖)と同化して思ったよりもすっきりと見え親的には満足でした。
キャスター付きワゴン使用のメリットは以下の通り。
- スリムで場所を取らないのでせまいリビングでもすっきり置ける
- スリムな見た目に反して大容量
- 本の表紙が見えないのでリビングに置いてもごちゃついた感じがしない
- 本も文房具などの小物類も一緒に収納できる
- 本は段数ごとに分別収納できる
- スムーズなキャスター付きで移動楽々
中国メーカーの商品ということとプラスチックの割に高価なことを除けば完璧では!?と思うほど、メリットがたくさんですよね。
ちなみに我が家が購入したのは、下記のお店の商品。安価な類似品がたくさんありますが、品質が違うので購入の際はご注意ください。
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アマゾンの場合、下記リンクの商品が同等品です。
実際に子供が使ってみると?
早速子供に使ってもらうと最初は喜んでいましたが、なぜかだんだんと宿題やワークを自ら取り組まなくなってしまいました。(汗)
なんでなの?
と子供に聞いてみると、このラックがちょっと使いにくいとの返答が…。
具体的には
- 表紙が良く見えないから探しにくい、取りにくい
- よく見えないから宿題やワークのことを忘れてしまう
- リビングテーブルの真横に置いてあるから、欲しい本を探して取るときにいちいちキャスターを動かさないといけないのが面倒
のだそうです。親からしたら背表紙が見えるし斜めになっているから取りやすいかと思っていましたが、そうでもなかったみたいです…。
置き場所も、リビングテーブルの真横はすっきりと見えて、しかも使いやすい位置だと思いました。
しかし子供からしたらワゴンを動かさずに下段の本を取るには斜めに手を伸ばさないといけないのが面倒だし、見にくいから探しにくい。
だからといってキャスターを動かしてワゴンを動かすのは、ワゴンを倒しそうだしちょっと力がいるから大変。
ということでした。(キャスターはスムーズですが、本がたくさん入ると小1には動かすのが少し大変に感じるようでした)言われてみれば、どれも納得。
リビングのすっきり感に気を取られ、子供に寄り添えてなかったなぁ
と反省しました。(汗)
ダイソーのカタログスタンドを追加して、使い方を変えてみた!
小学生になったとはいえ、6歳児。まだよく見えないものをサッと取り出す能力は備わっていないようですし、見えないと存在を忘れてしまうようです。(大人でもありますよね…)
というわけで、使い方を変更することに。
毎日必ずやらないといけない宿題やワークは、表紙が見えるようにダイソーのクリアなマガジンラック(カタログスタンド)に入れ、子供が帰宅する頃にリビングテーブルの上にドンっと置いておくようにしました。
すると、常に視界に入るため気になるのか、子供が勉強に取り組むようになったのです。「これだけやったら終わり」という勉強のゴールが分かりやすいので、ハードルが下がったのかもしれません。
このマガジンラックもSNSで見かけて以前から気になっていたのですが、大きいし邪魔になったら嫌だなぁと購入をためらっていたものでした。
しかし実際は部屋に設置してみると、本体がクリアなので圧迫感もなく、勉強が終わった後はテーブルからおろして床に置いているので全く存在が気になりませんでした。
3段に分別できるので、我が家は1段目にワーク、3段目に宿題として、表紙が良く見えるように設置。ダイソーのマガジンラックは
もっと早く購入しておけばよかった!
と後悔する良品でした。
リビングテーブルの真横に設置していたキャスター付きワゴンは、取り出しにくいという子供の意見を尊重してリビングチェアの斜め後ろの壁沿いに場所を変更しました。
振り返って手を伸ばせば文房具が取れるので、子供的にはそこまで面倒ではないようです。
本を入れる部分には、毎日やる必要はないワークやチャレンジの冊子プリント、お絵描きグッズなどを収納するカタチで落ち着きました。
まとめ
子供の収納グッズは、使い勝手の良さと見た目のスッキリさを両立させるのが難しいものです。
話題のキャスター付きワゴンは大人目線でいえばそのどちらもクリアした名品だと思いましたが、低学年の子供からしたら、使いやすさはパーフェクトとは言えなかった模様。
しかし子供の意見を取り入れ少し工夫すれば、我が子にとっての使い勝手はよくできるということを今回学びました。
物の良さを活かすも殺すも使う人次第と実感したので、これからも物に期待するばかりでなく、物を上手に使える人間になれるよう精進していきたいです。