旅のしおりの作り方、旅行中にすること

子供 旅行

子供との旅行が3倍楽しくなる旅のしおりの作り方【旅行中にすること】

せっかく時間とお金を使って行く子供との旅行、子供が大きくなっても記憶に残る楽しい思い出にしたいですよね。

旅のしおりを作れば、旅行中は旅のお供として、旅行後は楽しいオリジナルアルバムとして思い出を気軽に見返すことができます

今回は、旅行中における旅のしおりの活用方法やしておくことをご紹介します。

今、再び「旅のしおり」が面白い

たびのしおりの表紙

旅のしおり。小中学生の頃、修学旅行などで作ったり使ったりした方も多いのではないでしょうか。私は当時は、やらされている感が満載で全く好きではありませんでした。(笑)

そんな私が進んで旅のしおりを作るようになったのは、子供が生まれ遠出(旅行)するようになったのがきっかけです。

はじめは写真を印刷していわゆる「アルバム」を作っていたのですが印刷するのが面倒な上に、ただ印刷したものよりもスマホアルバムで写真を見る機会が多いため次第にやる気も失せ挫折

コロナ渦でなかなか遠出の機会が得られず過ごしていましたが、ある日USJにはじめて行くことに。貴重な小旅行を記憶に残る思い出にしたい、そんなとき思い出したのが「旅のしおり」でした。

子供のやりたいことを書き出した旅のしおりの中身

USJという場所に何があるかも分からない3歳の息子のために予習を兼ねて乗りたいアトラクションを一覧にし、乗る電車を書き出し、それを見ながら現地でも楽しみました

帰ってきてからは写真を貼ったり書き込みしたり。「やりたいこと」を予習し「実際にやってみて」、「感想をまとめる」。さらに時々「見返す」

経験したことを楽しみながら振り返りまとめられる「旅のしおり」は、普通の写真アルバムよりも思い入れもあり子供にとっても、見返して楽しいもののよう。

息子はよく開いて「楽しかったね、また行きたいな」と言っています。自分が主体になって旅行を楽しむ手助けができるのが「旅のしおり」だと、数冊作った今では実感しています。

前回は旅の前にする準備方法をご紹介しましたが、今回は我が家流ですが、旅のしおりの旅中の活用方法をご紹介します。

制作後の中身がまず見たいという方はこちらの記事↓

旅の途中の「旅のしおり」の使い方

旅の途中では、ことあるごとに旅のしおりを取り出せるようにリュックの前ポケットや一番上など出しやすい場所にしまっておきましょう

旅行中は旅行を楽しむのに注力したいのでやることはあまり多くありませんが、旅行中における我が家の旅のしおりの登場シーンを参考までにご紹介します。

到着までや帰宅までの移動中の使い方

新幹線の車窓からの景色を楽しむ子供
  1. お土産を渡す人や、やりたいことを確認
  2. 電車の乗り換えを確認
  3. 移動中に気になるものやしたことがあれば、しおりに書きこむ

我が家が移動中にやることは、ざっくりと上記3点です。

今回我が家は息子と母親の私の2人で新幹線に乗り奈良から静岡まで行きました。息子は大の電車好き。そして「なんでなんで星人」(笑)。

旅のしおり、移動中に書いたページ

事前に書いておいた停車駅の間の空欄に、息子が電車に乗っていて疑問に思ったことを親の私が書き留めます。(疑問点はペンの色を変えたり吹き出しをつけたりすると後で見返しやすいです)

そしてこのとき書いた疑問点は、帰宅してから子供と一緒に調べます

参考までに息子の疑問点は下記の通りでした。

  • 「なんで名古屋って名前になったの?」
  • 「新幹線はなんで揺れないのかな?」
  • 「貨物列車は日本で何番目にはやいの?」

ついでに食べた物、車内の状況なども簡単に書き留めておくと楽しいです。子供の多愛ない話なども後になれば貴重な思い出なので余裕があればメモすると〇。

電車で移動中はけっこう手持無沙汰で余裕があるので、私はけっこうマメに書き込めました。

事前に書いた停車駅一覧を見ながらここから愛知県、ここから静岡県、などと県名を書き込んで子供に説明したり、到着した駅にマーカー線を引いたり、一緒に駅の到着時刻を確認したり。

子供とのコミュニケーションも深まりますし、楽しみながら知育にもなっているような気がします。

直接書き込むに抵抗がある方はふせんなどを利用しても良いでしょう。ふせん派の方は、すぐに書き込めるように旅行前に旅のしおりにふせんを貼り付けておくと使いやすいかもしれません。

現地に到着してからは下調べ項目を見るだけ

到着してからは、テーマパークなど行く場所が決まっていて下調べして旅のしおりに書きこんでいる場合は、それを見ながら楽しみます

実際に楽しんでいる間は目いっぱいその時間を楽しむべきなので、特に書き込みなどは私はしません。(親に余裕がある場合は子供の様子などをメモしてもいいかもしれません)

宿泊場所での見返し方

旅のしおりを見返すのは、寝る前などの一息ついた時間。夜疲れて寝てしまうようならば、朝でも良いと思います。子供と一緒に今日行きたかった所に行ってやりたいことができたかなどを見返します。

一番楽しかったのはどれ?明日は何したいんだっけ?など、普段子供と1日を振り返る会話をするのと同じように聞き、親は旅のしおりにメモや書き込みを

子供にとっても、親と話すことで楽しかった気持ちを思い出すと同時にやりたかったことを思い出す良いきっかけになり、旅の目的意識が高まります。

子供の年齢や性格にもよるでしょうが、子供に「自分で書いて!」というとお勉強感が出てしまうのか疲れるし「え~?」と嫌がることもあるはず。

旅のしおりを「楽しくないもの」と認識されるのは困るので、旅行中はあくまでも子供は全力で楽しむことに集中してもらえるよう、旅のしおりに関して子供のすることは少なくすむようにするのが大事なポイントです。

親も旅のしおりに関して自分の負担が大きいとやる気がなくなっていくので、旅行中は走り書きのメモ程度で済ますようにするのが得策です。(笑)

旅のしおりはあくまでも100%楽しい旅行を120%楽しめるようにするサポートをするのが目的。旅行中は「行きたいところ」「やりたいこと」を思い出すため&メモ書き程度に利用しましょう。

パンフレットやスタンプ、切符などはもらっておこう

旅行中、何かと増える切符やパンフレットなどの紙物。これらは仕上げ作業の際に旅のしおりに貼り付けて使うことができます。捨てずに持ち帰るようにしてください。

また、よく駅やテーマパークにあるスタンプは押しておきましょう。貴重なシンボルになります。旅のしおりの空白ページに押しても良いですし、他の紙に押しておいて持ち帰っても良いです。

ご当地っぽいフリーペーパーも、気になるのがあれば持ち帰りましょう!ご当地キャラやイラストなどを切り取って貼り付けると華やかになります。

旅のしおりに書いたことをしている子供の写真を撮っておこう

エルモのリトルドライブ、USJで楽しむ息子

旅行前、旅のしおりに書いた子供が旅行中行きたいところややりたいこと

それらを実際にその場所でやっている子供の姿を写真に撮っておくことを意識すると、思い出深い旅のしおり作りがしやすい

です。子供にとって、それは

自分がやりたいと望んで実際にできた=一種の成功体験」。

旅のしおりを開いてそのシーンを見返す度に、あのときの満足感や充足感が子供を満たしてくれること間違いなしです。

他にも意外と忘れがちな食べ物や宿泊施設の写真なども素材として使えるので、意識して撮影するようにしておきましょう。

タッキー

スマホって撮り放題ですぐ消せるし本当に便利ニャンね!

まとめ

今回は旅の途中における旅のしおりの使い方をお伝えしました。本当は仕上げ方法までご紹介したかったのですが、記事が長くなってしまうのでまた次回の記事でご紹介させていただきます。

旅行中における旅のしおりの出番は事前下調べの確認と、メモ書きぐらい

旅のしおりはあくまで旅行を楽しくするサポート役なので、書かなくては!と力まず覚え書き程度に利用しばっちり旅行自体を楽しみましょう。

パンフレットや切符、写真など現地でしか入手できないものは忘れず持ち帰ってくださいね。

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