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山本かずひろ氏「対話と協調」で市政の転換を訴える実務派|奈良市長選挙2025

奈良市長選挙2025に立候補した山本かずひろ氏の政策や姿勢を、市民目線でわかりやすく紹介します。
「対話と協調」を軸に、現場に寄り添うまちづくりを掲げるその人物像とは?

【市長選立候補】山本かずひろ氏:プロフィールとこれまでの活動

山本かずひろ

🧾 山本 憲宥(やまもと かずひろ)

年齢:54歳(2025年6月時点)

出身:奈良市(昭和46年6月10日生まれ)

会派:自由民主党・結の会(※市長選立候補に伴い離党)

当選回数:3回(初当選:2013年)

所属委員会:建設企業委員会/議会運営委員会/行財政改革・公共施設等検討特別委員会


🎓 学歴・職歴

  • 奈良大学附属高校(旧正強高校)普通科英語コース 卒業
  • 修成建設専門学校 卒業
  • 帝塚山大学経済学部 卒業(社会人学び直し)
  • 関西大学大学院ガバナンス研究科(政策学修士) 修了
  • 👷一級土木施工管理技士 ほか技術系国家資格を複数保有

🏛️ 議員活動

2013年に奈良市議会議員に初当選。議会副議長、各常任委員会委員長を歴任。
防災、教育、地域インフラなど生活密着型の政策に注力し、現場起点の提案と対話型の政治スタイルを貫いている。市民講座やワークショップの講師など地域との協働も積極的に行う。

👨‍👩‍👧‍👦 家庭・人物像

奈良市で育ち、現在は2児の父。子育て世代の視点から教育や地域防災にも強い関心を持つ。

🤝 所属・関係団体

  • 奈良市消防団東里分団 団員(1999〜)
  • 奈良教育大学附属小学校 教育後援会 会長
  • 全日本少年硬式野球連盟 奈良ヤング 顧問
  • NPO法人なら燈花会の会 顧問
  • 奈良県防衛協会 常任理事
  • 山辺環境組合議会 議長
  • 近畿地区防衛協会 青年部連絡協議会 顧問

🗣️ 主な訴えとスタンス

山本氏は、現職・仲川市長の16年にわたる市政運営に 一定の成果は認めつつも
近年は「トップダウン型」「説明不足」の姿勢が目立ち、住民合意や議会との調整を軽視する傾向にあると強く批判しています。

特に以下のような事例が、その象徴とされています:

  • 🏢 ZEB庁舎整備の契約問題:
    環境に配慮した庁舎としてZEB整備(省エネ化)を進める中、当初想定の約1.6倍(約16億円)に費用が増加
    そのうえで議会の承認を得ずに契約(専決処分)が行われ、「議会軽視」との批判が集まりました。ちなみにこの計画は投資回収に半世紀近くかかるという、採算が疑問視されるあいまいな試算計画でした。
  • 🏫 公民館の突然の廃止計画:
    市は公民館の統廃合を進めようとしましたが、住民への説明がほとんどないまま進行し、
    地域住民からの反発で混乱を招きました。

山本氏はこれらの案件に対して他議員と共に市議会で追及し、ZEB計画の白紙撤回や、7館の公民館継続などの結果に導きました。

山本氏は、強いリーダーシップで一方的に引っ張るタイプではなく
市役所職員・市議会・市民・県や近隣市町村など、あらゆる関係者と丁寧に対話を重ねながら、協調的にまちづくりを進めることが自治体運営にとって本質的に重要であるという信念を持っています。
実際に今回の市長選挙では、特定の党派を超えて複数の会派から推薦・支持を受けており、その姿勢と資質が議会内外で評価されていることがうかがえます。

🚮 クリーンセンター問題へのスタンス

クリーンセンターイメージ

山本氏は、新クリーンセンター早期の建設推進を目指し、老朽化したクリーンセンターの建て替えには積極的です。

ただし建て替え推進が、市による住民への十分な説明や地域合意のないまま進められている現状に問題意識を持っており、合意なく強引に進めれば後々問題が生じることを危惧。

建設の是非よりも「どう進めるか」に重点を置き、住民が納得できるプロセスの実現を求めています。

注目される政策・主張(選挙公報より)

山本氏の政策4つの柱は以下の通りです。(公式Xより)

✨子育て支援の拡充   🍼
✨安心安全のまちづくり 🌇
✨観光経済政策     🦌
✨市政改革       💁‍♂️

くわしい内容は、以下の選挙公報みるより深堀り可能です。

🚩選挙公報をPDF(奈良市役所HPより)で見る

🤝 市民の声を反映した「対話と協調」のまちづくり。二重行政解消で奈良を成長させる!

  • 大和西大寺駅周辺の再整備(高架化)を含む県市連携のまちづくり
  • 説明責任の徹底と住民との合意形成
  • 議会・市民・行政の協調型運営
大和西大寺駅周辺整備の問題点:
駅周辺の踏切【開かずの踏切】で交通が分断され、大渋滞が続く中、市は費用負担の割合や計画枠組みの整合性を理由に「時期尚早」として奈良県との協議に応じず、対策が停滞していました。山本氏のスタンス:
「協力なしでは前に進まない」として、奈良県・近鉄と連携し、踏切解消や渋滞対策の加速を主張しています。

🏫 教育・子育て支援の充実

  • 第一子からの保育料無償化
  • 市立小学校の給食費完全無償化
  • 県外私学へ通う生徒の高校授業料無償化
  • 就学前児童の医療費を現在の500円負担から無償化

🏥 生活と命を守る政策

  • 物価高騰対策水道代減免
  • 救急体制の強化高齢者政策の拡充(就労支援など)
  • 防災体制の強化インフラの計画的更新(水道管・道路整備)
  • 旧ドリームランド跡地開発の可能性を再検討
  • 地域公共交通の維持と生活の足の確保
  • 生涯学習による地域活性化

🏯 古都×未来|観光と地域経済の活性化

  • 観光による地域活性化・観光消費の拡大
  • ユネスコ無形文化遺産の奈良ブランド化
  • 中小企業の振興と先進・老舗企業の連携
  • 農業振興と農地の集約化・儲かる農業の推進

🚫 次世代にツケを残さない行政改革

  • ふるさと納税制度の完全黒字化
  • 中長期を見据えた計画的な財政運営
  • 公共財産の有効活用
  • 市民協議による地域活性化
山本候補の選挙公報は、派手なアピールはありませんが、市民との対話や協調を大切にしながら、教育・防災・財政など暮らしに身近な課題に着実に取り組む姿勢が伝わってきます。
丁寧で地に足のついたまちづくりを望む人にとって、共感しやすい内容となっています。

⚖️ 政治姿勢と評価の分かれる点

評価している図

山本氏の政治姿勢は、市民・議会・行政の「協調」に軸足を置く丁寧な行政運営への転換志向が強く、現市長の強力なトップダウン型の手法と対照的です。公民館廃止計画やZEB庁舎整備の見直しなど、議会・住民との対話を重視する姿勢には一定の評価があります。

一方で、強いリーダーシップによる迅速な改革を望む層からは、「やや慎重すぎるのでは」との見方もあり、スピード感とのバランスをどう取るかが今後の課題といえます。

山本氏は「誠実で信頼できる人」という評価がされやすい一方で、「この人に任せれば奈良が劇的に変わる!」という勢いやカリスマ性を重視する層には、少し物足りなく映る可能性があるかもしれません。

それでも、議会横断で複数の政党会派から支持を受けている点・多くの県議から応援されている点は、山本氏の“調整力と信頼性”を物語っており、市長としての包容力や地道な政策形成力に期待が寄せられています。

🔍 こんな人に注目されそう

  • トップダウン型の政治スタイルの在り方に疑問を抱く人
  • 現市政に対して「声が届きにくい」「進め方に疑問」と感じている市民
  • 16年の長期政権による弊害を感じ、一度市政を刷新したいと考える人
  • 大型事業や行政改革に、住民の合意や説明を求めたい
  • 子育て支援や教育の公的支援を重視する家庭層
  • インフラ・防災など地道な生活密着型政策を求める人
  • 議会・市職員・県との協調による“派手さはなくとも安定した運営”を望む層
  • 対話と現場感覚をもった“誠実な政治”に期待する人

山本氏の政策スタイルは、対話と実務重視の「調整型リーダー」としての特徴を持ち、現場に根ざした市政運営を求める層に一定の支持が見込まれます。
一方で、より明確で大きなビジョンやスピード感を求める有権者にとっては、スタンスの違いが評価の分かれ目となるかもしれません。
総じて、「派手さより丁寧さ」を重視する市民にとっては、共感しやすい候補といえるでしょう。

以上、奈良市長選2025の候補者・山本かずひろの政策まとめでした。各候補者の情報をしっかり比べて7月20日(日)は忘れずに投票に行きましょう。

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