底冷えが激しく冬用スリッパは欠かせない古民家の我が家。たくさん浮気をしましたが、やはり無印良品の冬スリッパがお値段以上の良品でした。今年の冬スリッパは無印良品リヨセル混起毛ニットルームシューズ。履き心地抜群の2WAYスリッパをご紹介します。
古民家の我が家。冬はスリッパ必須
大正時代に建てられたであろう古民家の我が家は、断熱材が入っておらず冬は本当に底冷えします。
私も主人も素足の方が好きでスリッパはできれば履きたくない派なのですが、そんなことを言っていられない冬の廊下。
素足はもちろん、靴下を履いていても床からジンジンと冷気が伝わってきて身体が芯から冷えてきます。
ということで、例年冬が近づくとあったかスリッパを購入して春まで履き倒す我が家。最近は毎年違うメーカーのスリッパを購入していましたが、今年は愛する無印良品のスリッパに戻りました。
無印良品の冬スリッパ(ルームシューズ)
ちょうど無印良品に行く機会があり、買いそびれていた冬スリッパを無印良品で試し履きすることができました。例年使用していたのはこのスリッパ。
「あたたかファイバーインソールスリッパ」税込み1490円。ロングセラーで昔から同じような形であります。不動の人気商品!
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もちろんこれでもよかったのですが、今年は何やら違う種類も出ている!無印良品に来るのは久々なので、新商品ではないのかもしれませんが…。
しかもいつものやつよりも少し価格が安い。リヨセル混起毛ニットルームシューズという商品。税込みで1290円です。
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かかとを踏んでも靴のように履いても使えるもこもこスリッパ。ルームシューズとスリッパの2WAYで便利そうです。試しに履いてみると、低反発のように中身がふわっと優しく沈み込みます。気持ちいい!
ネットストアの商品説明には下記のような記載が。
ユーカリ由来の天然繊維であるリヨセルを混ぜてなめらかな生地に仕上げたニット生地を表側と内側に使用しています。かかと部分にゴムが入っているため、階段などの上り下りでも脱げにくく快適です。足をつつみ込む形状で足元をあたたかく保ってくれるルームシューズです。
無印良品公式ネットストア 商品説明
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綿フランネルの方はチェック柄などかわいいのもありましたが、リヨセル混起毛ニットが気持ちよさそうです。
主人はLサイズのチャコールグレー、私はMサイズのホワイトのシンプル色スリッパを購入しました。
さっそく履いてみる。正直レビュー
帰宅してさっそくタグを切り履いてみます。今度は素足で履いてみると、中身のふわふわが直に感じられて幸せな気分に…。かかとを踏んで普通のスリッパのように歩いても歩きにくさはなく、快適です。
かかとのゴムを引っ張って靴のようにして履いてみると、これまた快適!
台所で細かく左右に動きながら料理するときや廊下を歩きまくるときにもパカパカしないので歩きやすいですし、かかとが包み込まれているので暖かい空気が逃げないのです。
また我が家にはキッチンカウンターがあり、主人は平日カウンターイスで帰宅後ごはんを食べたり本を読んだりしています。
足が地面につかず浮いてしまうカウンターイスで履くときはルームシューズとしてかかとを引っかけて履けば、スリッパと違いパカッと落ちてしまわないので便利とのことでした。
我が家は平屋ですが、階段のあるおうちではこのルームシューズ化がとても便利なのではないでしょうか。
裏面に滑り止めはありませんが、裏はスエード調生地になっているので滑りやすくはありません。
畳の部屋へ入るときはいつもスリッパを脱ぎますが、脱ぐのも手を使わずにスッと脱げるのでストレスを感じません。
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上の画像のようなもっとガチガチのルームシューズならめちゃくちゃ暖かいのでしょうが、畳部屋をリビングにしていて脱ぎ履きが多い我が家では、このタイプは脱ぎ履きが大変で相性が悪いです。
この購入品は、気軽に脱げる感じが最高です!
素材も分厚過ぎず、足を包み込んでフィットする感じ。スリッパの方が足に合わせてくれているような心地よさです。
リヨセル混起毛ニットルームシューズ・感じたメリット
- 足へのフィット感が抜群
- ルームシューズとして履けば脱げにくくかかとまで暖かい
- ルームシューズとスリッパの2WAY仕様で場面に応じて切り替えられる
- ルームシューズにしてても、手を使わずに簡単に脱げる
- 素足で履くととても気持ちいい素材
無印良品あたたかファイバーインソールスリッパと比較してどう?
あたたかファイバーインソールスリッパの方がインソールがしっかりしていて底が厚いので、床から来る冷気はしっかりと防ぐことができます。
このスリッパはロングセラーだけあって、履き心地も良いです。以前他メーカーの安いもこもこスリッパを買ったのですが形状がよくなかったらしく、つま先を少し上にあげるような感じで歩かないとすぐに脱げてしまいました。
無印のインソールスリッパは、歩くときにつま先に力を込めなくても自然に歩けるのです。さらに1シーズン毎日履いてもへたりにくい。
ですので、洗って次のシーズンも使うことができます。ただ、インソールスリッパは分厚いので、冬場本当に乾かないのがネックです。(汗)
まだ購入したばかりで洗っていないのですが、以前使っていたあたたかファイバーインソールスリッパよりも乾きやすそうな気がします!
今シーズンもインソールスリッパを買っても後悔はなかったと思いますが、リヨセル混起毛ニットルームシューズのやわらかさフィット感にやられました。
乾きやすさ&柔らかフィット感重視ならリヨセル混起毛ニットルームシューズ
へたりにくさ&底冷えを防ぐ分厚さ重視ならあたたかファイバーインソールスリッパ
1シーズンで履き倒して毎年新調したい派の我が家は、リヨセル混起毛ニットルームシューズ。
今年初使用なのでどれくらいのへたり具合になるかは分からないですが、1シーズンみっちり使ってみようと思います!途中で穴が開くようならまた記事にします汗。
デメリットはある?口コミでも調査
かなり柔らかい素材で中も低反発っぽいので、正直へたりは早そう。
こういうルームシューズを探していたので形は満足ですが、耐久性がなさすぎる。2ヶ月も経たないうちに裏底が破れてきました。我慢して履いていたらあっという間に裏の生地はさらにボロボロ。最低でもひと冬はもつような耐久性のものを望みます。
冬になると必ず毎年購入するスリッパ。 マンションなので下の階にも響くこともなく快適なのですが・・・1つ言えば1シーズンしか履けないかな・・・。 毎年まとめて3足くらい買ってます。へたるのが早いかも。 毎日履くからだとは思いますが、でもとても気に入ってますので実家の母も使用中です、こちらは気にせず3年くらい使っていると思います。 私は下のクッションがペンペラになったら新しい物と交換して古いのは捨てています。
無印良品公式ネットストア 口コミ
口コミでも1シーズンのみ、2か月持たなかったという声が。
我が家は1シーズンで履き倒すつもりなので問題ありませんが、先ほど述べたように耐久性を求めるならば、底部のしっかりした「あたたかファイバーインソールスリッパ」1490円にすべきだと思います。
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もう1つ。口コミで見つけたデメリットで多かったのが、サイズについて。私は靴のサイズが24センチですが、Mサイズ23.5~15センチを購入。
素足でぴったり、靴下を履くと少しきついような気がします。サイズが実際よりも少し小さめなつくりのようです。それでも柔らかいので伸びが良く、きつすぎる!とまでは思いませんでした。
靴のサイズが24.5cmなのでMを選んだのですが、靴下を履いてこれを履くとピッタリ過ぎました。少しゆとりが欲しいのでLを買い直しました。
普段24.5cmです。 素足で着用しましたが少し小さいようで指先が痛くなってしまいました。
無印良品公式ネットストア 商品口コミ
主人は靴サイズ27センチぐらいで割と大きめなのですが、店舗にXLがなくLサイズ25~26.5センチを購入。何とか履けるようです…。
訪れたのは割と大型店舗だったのですがXLの在庫は置いていないようで、残念でした。男性はXLの人が多そうなので在庫してほしいところです。
リヨセル混起毛ニットルームシューズはスリッパとしてだけ履くのであれば問題ないと思いますが、ルームシューズとして履いたり靴下を履いたりする場合はきつく感じやすいようです。
試着できなさそうならば、少し大きめサイズを選んだ方がいいかもしれませんね。
口コミから見るデメリットまとめ
- XLサイズを置いている店舗が少ない
- サイズが少し小さめ
- へたりやすい
終わりに
冬用のあったかスリッパはネットでもたくさん種類がありますし目移りしてしまいますが、無印良品の冬スリッパは値段に対して間違いなく良品です。
全国に店舗があるので、実際に実物を見て試着もできるというのが強みですね。色々浮気をしてきましたが、やはり冬スリッパは無印良品が良いと実感しています。
今年のリヨセル混起毛ニットルームシューズは耐久性が未知数ですが、愛用して冬の古民家の寒さを乗り切りたいと思います。