冬の布団温めに欠かせず、毎晩使用している日立の布団乾燥機。最近温まりが悪いと思ったら、ホース部分が裂けていました…。メーカーから部品を取り寄せても良いですが、高い上に納期がかかります。
市販のニトムズ・ジャバラホース補修テープで簡単修理してみました!修理のやり方がわからず困っている方の参考になれば幸いです。
我が家の布団乾燥機と使い方
古民家の我が家は冬の冷え込みが厳しく、夜寝るころには寝室の布団は冷蔵庫の中で冷やしていたようにひんやりとしています。
なので、布団の中身を温めてくれる布団乾燥機は必須家電。寝る前に5~10分温めればポカポカになってすぐに寝付けます。ダニ対策としても効果絶大で1年中大活躍です。
ホースが裂けた!
毎晩大活躍のふとん乾燥機ですが、ここ最近温まりが弱いような気がしていました。さらに温め中の音が大きい。(空気がもれているような…)
いやな予感がしてホースを見てみると、きれいにびよーんと根元部分のホースが裂けていました…。(泣)
口コミでも多し
ホースが弱点とは思っていなかった。他のレビューでも多数ある。4年持てば、まあ元はとったと言える。
アマゾン商品レビュー ファミスタ様
グーグル検索するとホースを交換しようにも部品が3000円以上で、分解に手間がかかるようだった。他のレビューによると修理は8000円なので新品を買うほうがよい。ただ、ホース交換できればエコだと思う。ホースが壊れやすいのに交換が現実的ではないのは非常に残念な結果だ。交換しやすい設計を望む。難しいのか?と思った。
我が家が使用しているのは日立のふとん乾燥機アッとドライHFK-VH700 Nなのですが、実はこの商品、上記の通り口コミでも「ホースが裂けた」というレビューが目立った商品。
同じ日立でも新しい機種のHFK-VS2500ではそういった口コミは少なかったので改良されたのだと思うのですが、なんせ我が家は旧商品。(下のリンクが新商品です)
実は以前にもホースの別の部分が裂けて、2度補修しています。
本体の温め能力は健在でまだまだ使えるため、買い替えを検討するのはもったいないです。ホース部品を取り寄せることも考えましたが、値段も張りますし今回も自分で補修してみることにしました。
ホース修理のやり方【ホーステープを使う方法】
こういったジャバラホースは掃除機や洗濯機など家中に使われているため、ネットで修理方法を調べてみると色々と出てきました。ガムテープで応急補修している方も多々。
しかしどうせ修理するならしっかりと直したいと思い、専用補修テープを使用することにしました。
材料はニトムズの「ジャバラホースをなおす」ホーステープ
前回破損時と同様に補修テープを買おうと思いましたが、今から約9年前に引っ越してきた頃、ホームセンターで買ってあったジャバラホース補修テープが工具箱に眠っていたのを発見。
なんと100円!ネットで購入すると500円ぐらいはするので、ホームセンターではかなり安く買えたようです。
灰色のビニールテープと、分厚い黒色の特殊合成ゴムがセットになった商品。パッケージ裏面にある説明図通りに補修していきます。
周囲のほこりを布等で拭きとる
まずは、補修予定箇所のまわりを乾いた布などで拭きとります。我が家はティッシュで…。普段収納せずに床に置きっぱなしなので(ズボラ)、結構ほこりがたまっていました。(汗)
裂けた箇所にテープを巻く
裂けた箇所に付属の灰色テープを巻いていきます。まずは前回補修した箇所で、補修が下手だったのか少しまた裂けてしまった部分があったので、上からテープを巻きました。
灰色テープはかなり長いので、たっぷり使っても大丈夫です!(かなり余ります)
さて、次が本番。問題のホース根元部分です。一番下の部分がざっくりと裂けてしまいました。灰色テープを巻いてみましたが、本体に近すぎて上手にテープが付かず…。
この布団乾燥機はホースが本体内側側面のかなり際の方にあるので、ぐるりとテープを一周巻くのも難しかったです。何とか巻いても上の画像のように剥がれてしまいます。
結局、テープを短く切って縦方向にも何本か取り付けなんとか穴をふさぎました。
テープの上から黒色粘着シートをつけなじませる
お次は黒色の粘着テープです。この特殊テープのおかげでしっかりと補修できるようです。粘着力がすごいので、間にはさまっている白い紙を取ると黒色同士がくっついてしまいます。
私も一部を誤ってくっつけてしまい、使用不可能になってしまいました。(一度くっつくと取れません)このテープは長さが短いのですぐになくなってしまいます。ご注意ください。
このテープも巻くのに苦戦しましたが、短く切ってなんとか巻けました!巻いたらホースの溝部分に押し込んでなじませます。冬で固くなっているのか、今回はあまり伸びませんでした…。
そのうえに再びテープを巻いて完成!
黒色粘着テープの上から、最初と同じ灰色テープをぐるぐると巻いていきます。もう見た目はかまわず、すきまができないようにがっちりと巻きました!
温まりが復活!補修した感想
修理した日の夜、布団乾燥機を5分付けてみてると、熱い!ここ最近は5分してもあまり温まらず10分~15分付けていたのです。たった5分でこれだけ温まるということは、修理成功。
上手にすきまをふさぐことができました!とりあえず穴はふさぐ目的は達成しましたが、ホースを乱暴に動かすと取れてしまいそうで怖いです。(汗)
この修理方法の欠点は、以前のようにホースを伸縮できないので使わないときもホースが飛び出た状態のまま置いておかなくてはならなくなるという点。
日立アッとドライのふとん乾燥機は本体が大きめですが、本体の中にホースを全て収納・使ってないときはスタイリッシュに収納できるというのが売りの一つです。
その売りが台無しに…。前回補修したときにそれは分かっていたのですが、安く早く補修することが目的だったため、我が家は見た目は諦めました。(泣)
部品を取り寄せ・付け替えることも可能
もちろん、日立から部品を取り寄せてホースを付け替え修理することも可能。ただし口コミにもあったように、分解するのが大変なのと、送料も含めると8000円ぐらいかかってしまうこともあります。
部品の販売ページを見てみたら我が家の機種HFK-VH700 Nの場合ですと、ホース4730円(税込)+送料。5000円以上はかかります。アタッチメントも一緒に購入の場合はさらに費用が…。
しかも在庫がないこともあるので、注文してもすぐに届くとは限りません。次回もしまた裂けた場合も、我が家は部品取り寄せはせずに自力修理すると思います。
次に狙うは、ホースがないホースレス布団乾燥機!
まだ先の話になると思いますが、もしも布団乾燥機を買い換える場合は今度はホースが裂ける心配のないホースレスタイプを選びます!
今目星をつけているのは、象印の布団乾燥機。
スマートドライ スピード乾燥35分 マット不要 ホース不要 RF-FA20-WA ホワイト
上に出っ張っている白色のプラスチック部分が動くようにできていて、布団の中に突っ込むことができます。これならホースが裂ける心配はなし!
しかもお値段も他メーカーと大差ありません。ホースと違って上方向にもしっかりと角度調整&固定できるので、部屋干しの洗濯物乾燥にも使いやすそうです。
さらに2023年末にカドー(cado)から発売された次世代型はスティック型で軽量コンパクト。少し割高ですが、こちらもおすすめです。(我が家は次の布団乾燥機としてこちらを購入しました)
ホース式の布団乾燥機が主流ですが、使っているうちにホースは必ず劣化します。これから布団乾燥機の購入を考えている方は、是非これらの革命的な布団乾燥機もご検討ください!
まとめ
今回は、愛用中の日立布団乾燥機のホース修理についてでした。日立ではなく、他メーカーの布団乾燥機でも同じようにこのニトムズ商品で修理可能と思います。
突然ホースが裂けて布団乾燥機が使えず困っている方は、是非参考に修理してみてくださいね。