秋晴れの続く11月、ずっと憧れだったお庭バーベキュー(BBQ)をする日がやってきました。ついにステンレス製の炭火バーベキューコンロを購入したのです。
アウトドア初心者の夫婦ですが、ネット情報と手探りで火を起こし、無事にバーベキューを成功させることができました。
青空の下、一番落ち着く我が家でしたバーベキューは最高でした。今回はそんな炭火コンロを使ったおうちバーベキューの様子をお伝えします。
お庭バーベキューがしてみたくて
我が家のご主人様が、この家に引っ越してきたときから言っていたこと。「お庭バーベキューがしたい!」そう言い続けて早9年が経ちました。(笑)
元々シティボーイでキャンプやアウトドアとは無縁だった主人。お庭の手入れなどにもさほど興味はありません。しかし男のロマンを感じるアウトドアに憧れを持ち続けている様子。
私は私でキャンプなどは好きですがお庭を維持するので精一杯で、バーベキューをするところまで行きつきませんでした。
きっかけは夏にお呼ばれして行った、お店のお庭を貸し切ってのバーベキューでした。そこで久々にバーベキューをして、主人のお庭バーベキュー熱が再燃。
子供がとても楽しんでいたのも後押しになったのでしょう、色々吟味した上で、ついにバーベキュー用の炭火コンロを購入したのです!
使ったのはこれ「焚火台ストーブ バーベキューコンロ」仕様は?
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購入したのは楽天市場で、この丸形ステンレス製のコンロ。網、五徳などもセットになっているお買い得商品です。
元々安価な商品ですが、手持ちの楽天ポイントを使って3000円ほどで購入できたそうです。しかも送料無料。
アウトドアグッズはピンキリで魅力的なものがたくさん。カタチから入りがちな我が家ですが、初挑戦のことで続くかも分からないので、ここはグッと抑えてまずはお試しでお高いものは避けました。進歩です!(笑)
『焚火台ストーブ バーベキューコンロ』という名前の商品で、その名の通り焚火台でストーブにもできるし、バーベキュー用のコンロにもなるしという一石二鳥の代物です。
収納袋に全て納まるようになっているので、後片付けしやすそうです。
開けてみると、こんな感じ。五徳、網、受け皿、本体、炭置き台、網や五徳受けのフチ、ステンレス皿がついていました。初心者なので部品の正式名称はよくわからず…間違ってたらすみません。
説明書はないので、ネットの商品説明ページを見ながら設置していきました。コンロの直径は30センチ。よくある28センチのフライパンと同じぐらいなので、焼き面積は3~4人なら十分そう。
上の写真の受け皿がこの商品の押しポイントで、特注の受け皿なので地面に直接炭が落ちず、片付けが楽なのだそうです。
庭にコンロを設置&火起こし
さっそくお庭に設置して、火起こしをしていきます。炭は家にあった丸形のお安い炭。おがくずを圧縮して作られているというオガ炭です。
備長炭など高級な炭との違いも気になりますが、なにせはじめてなので、手持ちのもので実験です。
コンロの中に、炭を入れます。
そしてその炭めがけて発火!使ったのはイワタニのトーチガスバーナー。飲食店でもよくプロの方が使っている商品で、ガスボンベにつけてトリガーを押すとすごい勢いで火をふきます。
普段はチーズを焼いたりするのに使っています(主人が)。男のロマンのようです…。
我が家はイワタニのものですが、アマゾンベストセラー1位は下記の商品でした。安いものではありませんが、1つあると何かと便利ですよね!
1~2分中心においた同じ炭をめがけて集中砲火。
すると火が付き、まわりの炭にも燃え移っていきました。ぱちぱちといい音がします。
念願のバーベキュー。お肉や野菜を焼いていく!
火起こしが無事できたところで、さっそく焼いていきます。まずは牛肉。
いい具合にやけました。炭火のチカラでぱりぱりジューシー。フライパンで焼くのとは全然違います!ビールと一緒にいただくと、天国です。
お次はウィンナー。こちらもぱりぱりで香り高く焼けました!
豚バラです。これは油が非常に多いです。最初、他のものと同じように網にたくさん乗せて焼いたら炭に油がたくさん落ちて火と煙がたくさん出てしまいました。
慌ててお肉を端によせると、油が直接炭に落ちなくなり火はおさまり一安心。端でも遠赤外線効果で十分焼けます。受けのフチに油がたまっていくので、炭には直接落ちません。
豚バラは柔らかくジューシー。炭のいい香り!かたいものが苦手な5歳の子供も喜んで食べました。
追加でウィンナーを焼きます。炭が今が最盛期!と言わんばかりに絶好調に赤く燃えています。
赤ワインと一緒にいただきました。相性抜群ですね!おいしくて、2人で昼から一本空けてしまいました。(笑)
秋晴れの空の下で飲むと格別です!庭があるっていいですね。
トウモロコシを焼きます。何度かひっくり返しながら焼いていきます。少し火力が落ちたので、炭を足してトーチバーナーで再び集中砲火。復活しました。
このコンロ、わざわざ網をどかさなくても横から炭を入れたり火を足したりできるのが便利です。
いい具合に焼き目がついて、甘くておいしいです!
最後は鶏肉。せせりを焼いていきます。
豚バラの失敗があったので、最初は五徳を置いた上にフライパンを設置、そこで焼いてみました。火力が落ちてきたのもあって、なかなか焼けません。
炭を追加しつつ焼いていきます。表面が焼けて余分な油が落ちたところで、再び網に乗せ換えてみることに。そのついでにもう1回トーチバーナーで炭をあぶり火を足します。
五徳をどけなくても、五徳の上に網を載せたら滑らずいい感じです。
豚バラを焼いたときのような火と煙は起きませんでした。表面を焼いて油を落としたのがよかったのかもしれません。炭の火力が落ちてきたので多少焼くのに時間はかかりますが、安心です。
パンも一緒に焼いていきます。
すぐに焼けました。外側がぱりぱりになって、市販のレーズンバターロールが焼き立てパンのようにおいしいです。一緒に焼きましたが、お肉のにおいも移りませんでした。
せせりも焼けました!プリっプリです。庭で育てているバジルやネギを摘んできて、上にのせて一緒に食べてみました。
最高です。きっとこれが豊かさということですね!としみじみ。日本酒も出してきてしまいました。
昨日のシェフェスタ奈良で飲んだクラフトビールCHORYOを作っている奈良・長龍酒造の「吉野杉の樽酒」です。安定のおいしさ!昨日のクラフトビールにも通ずる樽香がたまりません。
長龍酒造のクラフトビールは下記の記事にも書いたので、お好きな方はぜひ読んでみてください。
後片付けは大変?
バーベキューが終わったころ、炭はだいぶ粉々になって原型がなくなっていました。それでも中央の炭はなかなか炎が消えず数時間そのまま暖かかったです。
本体を分解してみると、こんな感じ。炭受けの方は当たり前ですが、炭の粉まみれです。
最初にもチラッと触れた、一番下に敷く特注受け皿。ここにたまった炭を捨てて、炭受けとあわせて水洗いするだけなので確かに楽でした。
上の網やフチ部分にはけっこう油がたまっていてギトギト。このあたりは洗剤できれいに洗いました。頻繁にバーベキューするようなら、使い捨ての網などを購入してみてもいいかもしれません。
はじめてのお庭バーベキューに大満足の主人。次は焚火もしたいなぁと言っていました。やる気があるうちに庭の木を切ってもらって、乾かしておこうと思います。(笑)
終わりに
はじめてのお庭バーベキューは無事成功!長年の夢が今日叶ったと嬉しそうにしている主人を見て、私も幸せな気持ちになりました。
最近は近所の奈良公園でやっていたフードフェスに週末の度駆け込んで散財し楽しみましたが、やはり我が家が一番落ち着きます!
基本は我が家。家で、しかも家族で楽しめることがあるというのは、この上ない幸せだなあと感じました。これからもおうちバーベキューをしていきたいと思います。