3月中旬、ダイソーで100円多肉植物を6点購入。同じくダイソーのハンギングプランターを使って寄せ植えにチャレンジしてみました。
安価で簡単に楽しく寄せ植え制作ができたので、購入した多肉植物の紹介とあわせて寄せ植えの様子をお伝えします。
100円多肉植物とハンギングプランターをダイソーで購入!
もう3月中旬なのに、なかなか暖かくならない2024年。庭の多肉植物たちもちょっとずつ新芽を出して成長していますが、まだ生育期に突入!という気配はありません。
植物欲がおさまらない私…。御用達のダイソーに買い物に行った際かわいい100円の多肉たちに出会いました。100円だし…とつい6個購入。
少し前に購入したものの、使う機会がなく家に置いてあったダイソーのハンギングプランターを使って寄せ植えしてみることにしました!
購入した多肉植物&プランターを紹介
まずは、今回購入した多肉植物6点をご紹介します。全てダイソーの税抜100円商品。名前付きでした。
シルバースター(グラプトべリア属)
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ツンツンしたツメが可愛いシルバースター。きれいな緑色でツヤツヤしています!秋冬には葉先が赤に紅葉するらしいです。
エケベリア「想夫恋」とグラプトべリア「菊日和」の交配種で春秋型。
ルンヨニー(エケベリア属)
葉っぱのカタチが独特。白粉をまとって薄緑色のようになっていて素敵です。春秋型の原種。原産地はメキシコです。
オリオン(エケベリア属)
フチがピンク色になっているのがかわいい!少し深い濃いめの緑色で、シックです。秋冬には深い青に紅葉するとか!春秋型の交配種。
ブルーサプライズ(エケベリア属)
白粉をたくさんかぶっていて、葉っぱも丸っぽくてかわいく優しい印象。ブルーサプライズの名前の通り、葉っぱはちょっと青みがかっているようにもみえます。春秋型の交配種です。
秋から冬には青~紫~ピンクに紅葉するらしいので楽しみ!
ピンクルビー(グラプトべリア属)
全体的な葉色はシルバースターに近い鮮やかな緑色ですが、先端とツメがピンク色に色づいていておしゃれ。名前負けしていません!
秋冬に紅葉するとさらにピンクが増してきれいだそうです。エケベリア×グラプトべリアの交配種で春秋型。
オウレイ(セダム属)
今回購入した多肉植物の中で唯一の黄緑色!アクセントになる黄色系多肉「黄麗」です。セダム属ですが、エケベリア系に負けない大きさで元気そう。
秋冬には黄色に紅葉します。別名「月の王子」。メキシコ原産の原種で春秋型です。
ハンギングプランターは、ラタン調の模様がついたプラスチック製。色はグレーとベージュ、大きさは大と小がありましたが、購入したのはグレーの小の方。
ハンギング用のスチール製チェーンと先端にS字フックがついています。お買い得感あり!100円多肉植物なら6個でちょうどぴったりなサイズでした。
プランター詳細は下記記事内で紹介しているので、ご参考にどうぞ!
多肉植物にはちょっと大きいかな?
と思いましたが、せっかくなのでダイソー縛りで寄せ植えにチャレンジしてみました!
寄せ植えしてみた!手順
それでは、実際に寄せ植えしていきます。全て生育期が春秋型の多肉植物を寄せ植えするのが管理しやすいのでおすすめです!
用意するものは
準備するもの
- 多肉植物
- プランター
- 多肉植物用の土
- 粒状オルトラン
- 小さめスコップなど土を入れる用具
- 下に敷く新聞紙やトレーなど
- あればピンセットやヘラ
多肉植物用の土はダイソーでも販売があるようですが、私がいつも行く店舗には置いていないので家にあったものを使いました。
オルトランも害虫よけに少しだけ使用すると安心!使うのはごく少量なので、下の200g商品でもかなり長持ちします。
家になかったため今回は使用しませんでしたが、鉢底石もあると良いと思います。
プランターに鉢底ネットが付属していない場合は、鉢底ネットも使用してください。ダイソーにも種類が色々あります。ほとんどダイソーでそろうのはうれしいですね!
プランターに半分ぐらいの量土を入れる
まずは、付属鉢底ネットの上に多肉植物用の土をプランターの半量程度入れます。今回使用したハンギングプランターは深さがけっこうあり、水抜き穴が小さいため通気性が悪そう。
家になかったので使用しませんでしたが、鉢底石を先に入れてから土を入れた方がよさそうでした。反省…。
オルトランを振りかけて混ぜ入れる
入れた土にオルトランを2振りぐらい振りかけます。料理に塩で味付けするくらいの感覚で!(笑)そして、指やスコップなどでまぜまぜします。これで1か月ぐらいは害虫に対して効果があります。
オルトランは切れた頃にまた土表面に足しましょう。
多肉植物を配置してみる
多肉植物をまずは買ってきたポットのまま、土の上に置き配置を確認します。色合いや大きさのバランスをみて、調整!
OKならポットから出して軽く土を落とし置く
配置に納得したら、1つずつポットから出して軽く土を落とします。まだ生育期に完全に入っていないので土を崩さない方が良いかな?と思い、ちょっと振ったら落ちる分だけ落としました。
中には土がカチカチすぎて、全く落ちない子も。(汗)
このときに枯れ葉があるものはついでに取っておきます。
すき間に土を入れていく
多肉植物を置いたら、根がつぶれないように少し持ち上げながらすき間に細めのスコップや土入れで土を入れていきます。我が家は土入れがないので、細口になっている水差しで代用しました。(汗)
苗が鉢の高さより低くならないように気を付けて高さを調整していきます。(鉢のフチより中に入ってしまうと風通しが悪いので…)
プランターをトントン叩いて土内のすき間をなくす
大体土入れが終わったら、やさしくプランターをトントントンと手で叩き、土の間にある空気のすき間をなくしていきます。こうすると土が下に落ちるので、苗付近の土が下がり足りなくなります。
ここでようやく気付いたのですが、中央のオウレイがでかい!他の苗と葉がかぶってしまっていたので、土入れの後でしたが仕方なく少し持ち上げて下葉を取り葉挿し用にしました。
(取った葉は用土の上にバラバラと置き発根を待ちます)
再び土を足す
足りなくなった土を足します。足したらその都度軽く鉢をトントン。土が減ったらまた足します。根元を指やへらでおさえ、苗がグラグラせずいい感じに固定されたら、完成!
多肉植物の葉っぱ間に入ってしまった土をピンセットなどで取り除きます。
私は最後おまけに少し家にあった白色がきれいな飾り砂に見える多肉用土を足し、見た目を整えました。
プランターにフックを付けてハンギング
プランターに付属していたスチール製フックを鉢に取り付けます。鉢にある3つの穴にパチンと取り付けるのですが、意外と固くてつけにくい!
多肉植物が入っているので乱暴に付ける訳にもいかず、苦戦してここで思ったよりも時間をとってしまいました。(泣)植える前に付けておいた方がよかったみたいです…。
すぐに水やりしたくなりますが、植え替えで根にダメージがある場合があるので水やりは植え付けの3~4日後から。しばらくは明るい日陰で養生します。
完成!寄せ植えしてみた感想&反省
ようやく完成!所要時間は30分以下だと思います。全てダイソーとは思えない華やかな感じに仕上がったので、満足♪鉢はプラスチック製ですが、チェーンが黒のスチールなので少し高級感が出ます。
寄せ植えの名脇役である我が家のセダムたちはまだまだ冬枯れ中ですが、もう少しして元気になったらすき間の土部分にセダムを植え付けてみたいです。
今回の寄せ植えにかかった金額は、1000円未満!市販の寄せ植えを購入したらもっと高いですし、好きな苗は選べません。
ダイソーの多肉苗を使った寄せ植えなら、自分好みの苗を好きに配置して自作できるので楽しいですし、簡単なので多肉植物初心者の方にもおすすめ!愛着もひとしおです。
反省点は3つ
- 鉢底石を入れなかったこと
- チェーンを植え付けより先につけておかなかったこと
- 仮置きした時点で大きい苗は先に葉挿し用に葉をとっておくべきだった
の3点が今回の反省点…。使用したハンギングプランターは深さがかなりある上に底に小さな水抜き穴が1つのみ。鉢底石を入れなかったので、根腐れが心配です。
鉢底ネットで少し底部分に空洞はありますが、全体をプラスチックで覆っているのでどう考えても水はけはあまり良くなさそう。(ハンギングで風通しが良いのが救い)
鉢底の水抜き穴には黒い栓が付いていますが、ふさいだままだと中に湿気がたまりそうなので外しておきました。
チェーンを先につけなかったために、吊るしたときに植えた苗にチェーンが少し当たってしまいました。先に付けといたらこんなミスしなかったのに…と反省。
また、中央に配置したオウレイが意外と立派で大きく、植えてみたら他の苗の葉とかぶってしまいました。
これはちょっと…と思い、植え終わった苗を少し持ち上げて根元の葉を数枚葉挿し用に取りました。
先にとっておけばこんなに取りにくくなかったのに!
と後悔。仮置きの時点でそこまでしておくべきでした。(汗)
これらの反省点がこれから寄せ植えにはじめてチャレンジする方の参考に少しでもなれば幸いです。
作った寄せ植えの置き場所は午前中のみ日が当たる東側の壁面。この鉢で上手に育てられるか分かりませんが、実験がてら頑張って育てていきたいと思います!
まとめ
鉢も多肉植物もダイソーで購入し寄せ植えを作ってみました。思っていたよりも華やかに仕上がり、大満足!多肉植物に興味があるけど育てたことがないという方のはじめての寄せ植えにおすすめです。
この寄せ植え鉢の今後の成長もブログ内でアップしていく予定なので、是非また遊びに来てくださいね。