寒くなってきて、お鍋がおいしい季節になってきましたね。我が家は年中鍋料理を食べる鍋好きですが、冬の鍋は身体が暖まりほっこり最高です!
今日ご紹介するのは、料理好きでこだわりの強い夫作のスパイスカレー鍋。カレールーを使わずにスパイスを配合して作ります。
これを一度食べたら市販のカレー鍋の素はもう食べられません…。夫が長年研究してたどり着いたカレースパイス配合を公開するので、スパイス配合に悩む方は是非参考にしてみてくださいね。
我が家の週末パパレストラン
基本的に土日が休みの夫は、料理好き。休みの日には昼・夜2食を必ず作ってくれます。
5歳の息子は「わ~い、パパレストランだ」と毎回喜ぶので、夫が料理する日は自然と「パパレストラン」という名前になりました。(笑)
そんな夫が料理の中でも長年特にこだわって作ってきたのがスパイスカレーです。(辛いので子供は食べられませんが汗)
スパイスの配合から自分で行うこだわりぶり。肉は下茹でなどの処理も必ず行い、おいしくするために手は抜きません。
ズボラ故何でも適当にやる妻の私とは大違いです。(それゆえいつまでも料理が上達しない…)
今日はそんな夫が作ってくれた、大人向けの和風スパイスカレー鍋レシピをご紹介します。
おいしいカレー鍋を自作したい方、スパイスの配合に悩んでいる方は是非最後まで読んで、作ってみてくださいね!
材料は(3~4人前ぐらい)
鍋の材料
- 豚こま肉
- キャベツ
- 玉ねぎ
- 長ネギ
- しめじ
- 絹豆腐
- にんにく 1かけ
- しょうが 1かけ
- 昆布(だし用)
- けずり粉
- 干しエビ
- ケチャップかトマト
- 牛乳かヨーグルト
- うどんだし(めんつゆ)
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 水600グラム
- クローブ(香り付け用)
- 炒め用の油
スパイスの材料
- クミンシード 小さじ1
- 黒コショウ(ホール) 小さじ2分の1
- カレーリーフ(乾燥) 小さじ2分の1
- コリアンダーシード 小さじ1
- カイエンヌペッパー 小さじ2分の1
- ターメリック 小さじ1
- ガラムマサラ 小さじ2
具材の野菜はお好みでどうぞ!ただし白菜は水分が出るので、キャベツの方がおすすめです。玉ねぎはカレールー作りに使うので、必須です。
4人前を想定してスパイスの合計が30グラムになるようにして配合しているそうです。下記ホームページに載っているシックスボックス理論を参考に作っているとのこと。
カレースパイスは、アマゾンが種類豊富で安くておすすめ。いつもまとめ買いしています。
和風スパイスカレー鍋を作る【レシピ・手順】
それでは、さっそく作っていきます!(夫が笑)写真多めでお送りします。
土鍋に昆布を入れておく
まずは土鍋に水と昆布を適量入れて、置いておきます。時間があれば半日ほど入れておくとより味が出ておいしいと思います。
カレーを炒めている間に沸騰させておきましょう。
玉ねぎをスライスして電子レンジで茹でる
玉ねぎはラップをして600W、3分で電子レンジで下茹でします。これをすると、早く飴色になるそうです。
多めの油でクローブをテンパリング
揚げ焼きするぐらいの多めの油でクローブをテンパリング、香り付け。パチパチしてしばらくしたら取り出します。(パチパチいっているときに香りが移るそう)
玉ねぎを炒め、にんにくしょうがのすりおろしを投入
塩を一振りしてから、強めの中火で、色が変わるまで玉ねぎを炒めます。色が変わりにくくなってきたら差し水します。そうするとまた飴色になりやすくなるとのこと。
色が変わってきたぐらいでにんにくとしょうがをすりおろして入れます。青臭さが消えます。
干しエビとケチャップを入れる
干しエビを入れてから、ケチャップを入れて炒めます。今回はトマトがなかったのでケチャップを使いましたが、トマトがあればトマトを。しっかり炒めて水分を飛ばしましょう。
牛乳を入れる
牛乳を入れます。こちらもヨーグルトがあればヨーグルトの方がおすすめ。
こんな感じ。このまま炒めながら煮詰めて水分を飛ばしていきます。
スパイスを配合し、ブレンダーにかける
各スパイスを計って、ブレンダーに入れます。我が家は通販でおなじみのマジックブレッドを愛用中。小さくて使いやすいです。
|
カレースパイスを作るとプラスチックケースにすごく味や香りが付くので、我が家は1つカレー専用にしています。
粉状になるまでブレンドします。
火を止めてスパイスを入れる
黒くなるまで炒めた玉ねぎに、できたカレースパイスを入れて合わせ炒めます。スパイスは焦げやすいので玉ねぎの上に乗せるのがポイント。
弱火にして混ぜます。これで、カレールーの完成です!
土鍋に入れて、うどんつゆを足す
沸騰させておいた土鍋の水(お湯)に、できたカレーの素を投入します。みりんと酒、うどんつゆ(めんつゆ)で味を整えます。
カレースープになりました!昆布はそのまま最後まで入れっぱなしで一緒に煮込みます。
野菜を入れて煮込む
切った長ネギ、キャベツ、しめじを投入して煮込みます。お野菜はお好みのものを。きのこは旨味が出るので、入れた方がいいかもしれません。
豚こま肉を下茹でしてから鍋に入れる
豚こま肉は別鍋で先に下茹でして、臭みや余分な脂水分を取ります。茹で上がったら鍋に入れます。
けずり粉を入れて味を整える
削り粉を入れて、味を整えます。お好みで量は調整してください。
豆腐を入れて完成!
豆腐を入れて、豆腐が温まったら完成です!味や具材はお好みがあると思うので、おいしいと感じるようにアレンジして作ってみてくださいね。
実食!感想
いざ実食!この記事を書いている私は見ていただけですが(汗)、いただきます。
和風のカレー鍋なので、合わせるお酒は芋焼酎の黒霧島。定番ですが、やはりごはんには絶妙に合います。売れている理由が分かりますね!
お鍋を食べてみると…スパイシーなのに、しっかり和風!干しエビやけずり粉もよく効いている気がします。
だし昆布を最後まで入れて煮込んでいますが、意外にもくさみは出ずに鍋スープに粘りが出て旨味たっぷりのいい感じのお味に。
カレーはさすが、長年スパイス配合を工夫してきただけあってバランスが良く香り高いです。市販のカレースープとは比べ物になりません…。
お肉も下茹でしてあるので、おいしい。ズボラな私は冷凍のまま突っ込むのでいつも食材のおいしさを損なわせてしまっていますが、下処理してあると素材が生きますね!
真似したいと思いつつ、いつも面倒で冷凍のまま使う私。いつまでも料理が上手になりません。(爆)旦那様を少しは見習いたいと思います。
しめはお雑炊で
しめは卵1つを入れて、お雑炊に。卵を2つ入れるとマイルドになりすぎて味がぼやけそうだったので、1つにしました。結果大正解!
もう満腹なはずなのに、おいしいので食べ過ぎてお腹が破裂寸前になりました。(自制できてない)夫に作ってもらうとおいしくて、ついついいつも食べ過ぎて後悔します…。(笑)
まとめ
今回はカレー鍋にしましたが、フライパンで炒めたカレールーの段階で少しアレンジをすれば通常のカレーになると思うので、スパイスカレー作りの参考にもなるかもしれません。
いつも私では到底作れない手間のかかるおいしい料理を作ってくれる夫には感謝しかありません。週末のパパレストランを楽しみに、日常の料理作りは頑張ろうと思います…。