庭や植物

オーニソガラムの球根を植えました。【初挑戦】鉢植えの植え方、育て方など備忘録

ご近所で仲良しのおじいちゃんからオーニソガラムの球根をいただいたので、さっそく植えて育ててみることにしました。恥ずかしながらオーニソガラムという植物を知らなかった私。

別名をベツレヘムの星ともいい、星のように美しい花を春先に咲かすそうです。球根の植え方を調べるついでに、育て方や基本情報も調べてみました。

植物を枯らすのが得意な私ですが、上手に花を咲かせられるように育て方をしっかりと頭に叩き込みたいと思います。

オーニソガラムとは【基本情報】

オーニソガラムの花
オーニソガラム

メモ

種類 ユリ科(ヒアシンス科、キジカクシ科に分類されることも) 多年草、球根植物

原産地 地中海沿岸~西アジア、

開花 3~5月頃

背丈 10センチ~1メートル(品種によって大きな違いあり)

特徴 6枚の花弁を持つ星型の花。品種が多い。

別名 ベツレヘムの花(和名は大甘奈おおあまな)

花色 白色、クリーム、オレンジ、黄色など

花言葉 純粋、才能、潔白、無垢、希望 など

日本ではそこまでメジャーな植物ではないですが、ヨーロッパでは非常に人気のある定番の植物だそうです。ウエディングブーケにもよく使われる植物。

ご存じの方も多いでしょうが、ベツレヘムはイエスキリストが誕生した夜に夜空に光り輝き、3人に賢者をイエスのもとに導いた星

別名の「ベツレヘムの花」は、夜空に輝く星のように美しいオーニソガラムを象徴しての愛称なのですね。

オーニソガラムは品種が豊富なことでも知られています。

南アフリカ原産のオーニソガラム・ジュンシフォリウムという多肉植物も、なんとオーニソガラムの仲間。

いただいた球根は、おそらく一番メジャーなオーニソガラム・ウンベラタムだと思うので、その前提で育て方を調べてみました。

オーニソガラムは毒性があり、猫や犬が花や葉っぱを食べると心臓疾患を起こす可能性があるそうなので、置き場には気を付けましょう!

球根を植えていく【植え方】

オーニソガラムの球根
オーニソガラムの球根。もう芽が出てしまっています。

球根を植える時期としては10月がベストだったようですが、11月に入ってしまいました。11月初旬でもぎりぎりいけそうなので、急いで植えていきます!

植え付ける場所は庭に地植えでも鉢植えでもOKですが、水はけが悪いと球根が腐ってしまうこともあるそうです。球根をくれたおじいちゃんにも鉢植えをすすめられました。

鉢に鉢底ネットも敷く

鉢を用意して、鉢底ネットも敷いておきます。

土を入れていく
土を入れていきます。

土を入れます。土にはずっと前にあらかじめ弛緩性肥料を混ぜ込んでおきました。調べてみると置き肥の方がよいとの情報もありましたが、今回は混ぜてしまってるのでこのままいきます!

オーニソガラムの球根を置いてみたところ

こんな感じかな?置いてみます。いただいたのは、大きい球根が3つと小さい球根がたくさんだったので、この鉢には大きい球根が2つにしてみました。

オーニソガラムの球根を置いてみた

もう1つの大きい球根は、白い小さな鉢にリッチに1つだけ植えました。

オーニソガラムは、球根と球根の間隔は10センチぐらいが良いそうです。

土をかぶせて植え付け終了
覆土したところ。

表面から2~3センチ下の土の中に球根を植えて、覆土します。

水やりをしているところ
水やり中。
無事植え終わったオーニソガラムの球根の鉢
すぐ名前を忘れるので、名前札を刺しておきました。

水やりをして植え付け完了です。できるだけ日当たりの良いところに置きます。ズボラなので地植え派なのですが、鉢だと成長具合によって気軽に移動できるので良いですよね。

庭へ地植えしたオーニソガラムの球根
大きい草(アガパンサス)の後ろ側に植えました。

2つ小さめの球根が余ったので、試しに地植えスペースにも植えてみました。あまり日当たりが良くない場所なのですが…。どうなるか楽しみです。

作業中、アゲハ蝶の蛹を発見

落下したアゲハチョウの蛹
ビニールにくっついて蛹になったアゲハ。落ちたので、とりあえず拾っておきました。

余談ですが、鉢底ネットを鉢に敷こうと思って屋外に立てかけておいてあった袋から出そうとしたら、何かがポロっと落ちてきました。アゲハ蝶の蛹でした。

すぐ近くのレモンの木からやってきて、ビニールにくっついて蛹になったようです。もうかなり黒くなってました。低い位置ですが落としてしまったので、命に別状がないか心配です…。

アゲハの幼虫は食草のレモンの木から降りて数メートル先の屋根の上で蛹になる子もいれば、すぐ近くの下の方で蛹になる子もいます。

性格なんでしょうか?蛹になるために、それぞれ全く違うところに行くのが面白いですね。

オーニソガラムの育て方

オーニソガラムの芽が出たところ
10月に植えたご近所さんのオーニソガラム。もう芽が出て立派に成長中です。

日常のお世話(水やり、肥料)

水はけが悪くなるのを防ぐためにも、土の表面が完全に乾いてから水やりをします。特に冬場はあげすぎないように注意

肥料は植え付け時にあげておけば、その後は必要ないのだそう。心配なら3月と花後の6月に多少弛緩性肥料をあげてもいいそうです。たくましい植物ですね!

置き場

日当たりのよいところに置くこと。特に開花前は日当たりに注意。日当たりが悪いと、花がつぼみができていても花が咲かないことがあるそうです。

花後はどうする?

花が終わったらすぐに花がらを摘んでしまいましょう。球根に栄養を回すためです。

葉が枯れてきたら球根を掘り下げます。このとき子株がついてるそうですが、それは切り離し一緒にネットにいれて次の植え付け(10月)まで風通しのよい日陰で保管します。

かかりやすい病気と害虫

かかりやすい病気

白絹病(水はけが悪い地表に白い菌糸のようなものが現れ、植物が枯れる、他にも伝染する)

水はけや風通しが悪いとかかりやすくなるので、鉢を密集させたり水をあげすぎたりしないように気を付けましょう。

害虫

センチュウ

終わりに

可憐な花を早春に咲かせるオーニソガラム。我が家の庭は日当たりがあまりよくなく乾燥しにくいので、水のあげすぎに気を付けながら育てていきたいと思います

夜空に輝く星のように美しいというオーニソガラムの花を見るのが、今から楽しみです!

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